他者への自由 増補新装版 の商品レビュー
「リベラルな価値」という言葉をぼんやりと使ってしまうことの多いこの頃であるが、リベラリズムとは何かをよく理解していなかったことを思い知らされる著作だった。 正義と自由の関係、対立する価値群をリベラリズムがどのように調停すべきか、共同体論の問題点など学びの多い理論展開であった。 リ...
「リベラルな価値」という言葉をぼんやりと使ってしまうことの多いこの頃であるが、リベラリズムとは何かをよく理解していなかったことを思い知らされる著作だった。 正義と自由の関係、対立する価値群をリベラリズムがどのように調停すべきか、共同体論の問題点など学びの多い理論展開であった。 リベラリズムの理論を本格的に学ぶ入り口としても、理論は難解ながら比較的わかりやすく書かれていると思う
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