養生の思想 の商品レビュー
内容にもう少し興味を持って読んだら楽しめたのかもしれない。 筆者も書いているが、中国の養生についての複雑なところは、かなり集中して読まないと頭に入ってこなかった。
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養生のありようを古代中国から現代までひょいひょいと拾ってくる。類似概念との違いを比べて浮き上がらせる。貝原益軒読んでみよう。私が追ってきた養生は戦後のものだったんだな。神仙思想から荘子がむしろ西洋医学的な不死への視線があるというのは言われてみるまで気がついてなかった。最終章が一番面白かった。ホリスティック医学と養生。死後を視程に入れた養生。私のハウスキーピングの軸がようやく見えてきた気がする。
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