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沈黙の終わり(下) の商品レビュー

4.1

25件のお客様レビュー

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2021/06/18

06月-19。3.0点。 黒幕が見え、各方面から妨害も。主人公も体調に変化が。。。 いくら何でも、黒幕はそんなに大それたことをするかね。 大きな風呂敷を広げるが、結末は尻すぼみ感。

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2021/06/11

圧力に負けなく最後まで戦った新聞記者定年前の記者は胃がんの手術を終え後半では他の所へ転移した癌の手術をし最後まで記者で後輩の書いた記事の合格、結果として犯人は代議士の息子今まで守ってきた子供であったが最後は自殺をするように代議士が仕向けた。

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2021/05/13

後半になってさて犯人は誰なのか?事件ごとにそれぞれ犯人は違うのか俄然面白くなってきた。架空の世界だから面白い。上下巻合わせて一週間楽しめた。

Posted byブクログ

2021/04/27

コロナ禍で起きた女子児童の殺人事件。新聞記者が追っていくうちに過去の未解決事件と類似している事がわかる。その裏では、上からの圧力があったのではと疑惑が浮上する。そういった記事を載せた矢先、ある署長が自殺をする。殺人事件に隠された政治や警察の闇とは? 下巻では、新たなキャラクタ...

コロナ禍で起きた女子児童の殺人事件。新聞記者が追っていくうちに過去の未解決事件と類似している事がわかる。その裏では、上からの圧力があったのではと疑惑が浮上する。そういった記事を載せた矢先、ある署長が自殺をする。殺人事件に隠された政治や警察の闇とは? 下巻では、新たなキャラクターが登場します。元警察官僚であった作家で、過去にどんな事が起きていたのか、なぜ辞めることになったのか、殺人事件と絡めながら、物語の鍵を握ります。 その他にも、二人の新聞記者それぞれの人脈を駆使して、真実へと導いていきます。上巻では、色々な事件を紹介したり、二人それぞれが抱える心境や苦悩が描かれたりと基礎部分をしっかりとしてから、下巻へと誘うような感じがしました。 二人の視点が交互に進行するのですが、リズム良く変わるわけではなかったので、じわじわと固めていっている印象でした。 その点、下巻ではリズムよく切り替わる印象がありました。一人が掴んだネタ。しかし、その先は自分の範囲では出来ないことなので、相手に委ねる。相手はそのネタを基に新たなネタをつかむが、範囲外なので、また相手に委ねる。はまらないピースを相手が交互に補っていきます。そういった二人のバディ感を楽しむことができました。そのあたりがトントン拍子で、リズム良く展開していくので、どんどんその世界観に惹き込まれました。 ネタを掴むために己の記者で培った「人」のネットワークを駆使していきます。真実へと導き出す過程は、やっぱり人脈って大切だと感じました。無理だと思っても、「人」を使うことによって、困難だったことが実現するかもしれません。 そういった過程が交互に見られるので、清々しく感じました。 そして掴んだ真実。公表しようにも大きな「壁」が立ちはだかるのですが、そういったところが、現実味を帯びていて、歯痒さを感じました。 組織や大物だからこそできる圧力や卑劣さで、世間に晒すことはできないまま終わりかと思いきや・・・最後の最後まで目が離せませんでした。 圧力に負けずに突き進む新聞記者としての熱量に胸が熱くなりました。週刊誌やゴシップ記者とは違った新聞記者ならではの志や真面目さが、二人の人物が放つ言葉から感じられました。 真っ当に生きている人たちが、最後には勝つような展開を現実でもあり続けてほしいなと切に願いたいです。

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2021/04/18

上下二巻の大作。 舞台は新聞社。主人公は定年間近ガン闘病中のベテラン記者。 彼のもとに舞い込んだ4年目新人記者からのとあるネタ。 単体の事件のように見えた女児誘拐殺人事件が、実は30年に及ぶ連続誘拐殺人未解決事件につながるのではないか、という疑惑。なぜそんな大きな事件が今までまっ...

上下二巻の大作。 舞台は新聞社。主人公は定年間近ガン闘病中のベテラン記者。 彼のもとに舞い込んだ4年目新人記者からのとあるネタ。 単体の事件のように見えた女児誘拐殺人事件が、実は30年に及ぶ連続誘拐殺人未解決事件につながるのではないか、という疑惑。なぜそんな大きな事件が今までまったく表に出てこなかったのか。 二人の記者にかけられる圧力。そこにある真実に手は届くのか。 って、あらすじだけでもぞくぞくする。いやほんと、ぞくぞくしながら一気読み。このボリュームなのに一気読み。 新聞って雑誌よりも信用度が高い。けれど、私たちが知らないだけで新聞社の中にもいろんな「忖度」や「癒着」や「隠ぺい」がうずまいていたんだ。それが当たり前になっている、そんな中で戦い続ける二人の姿に胸が熱くなる。 「真実」はどこにあるんだ。「正義」はどこにあるんだ。このままあきらめるのか… いやぁ、最後の最後までぞくぞくとどきどきがきっちりと続く。しっぽの先までぎっしりあんこのつまった焼きたて熱々タイ焼きのようだ。

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