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ショートショートでひらめく文章教室 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/08/07

いろいろな発想術としてはよい。 のだが、そこから文章を作るという部分がすっとばされている。いやいやその発想やアイデアからどうやって物語(文章)を創ったんだよ!その過程が一切書かれていないとツッコミたくなる

Posted byブクログ

2023/09/02

自分の頭の固さが明らかになった一冊。柔軟さを得るために、ひとまず積んであるショートショートの本を読んでみようか。

Posted byブクログ

2023/08/06

ショートショートは好きでよく読んでいた。 それが自分で書けたら楽しいかも、と思って読む。 田丸さんの頭の中が覗けたようで嬉しい。 言葉や事柄の掛け算は、ビジネス書にも出てくるような発想方法。子供の頃から身につけたら、将来にも役立ちそう!

Posted byブクログ

2023/07/27

ショートショートの書き方を解説した本ではあるものの、タイトルにある通り、ショートショートをきっかけにした、アイデアの閃き方を解説した発想法の本だった。実際、小説に限らず、文章を書くときに一番困るのが、何を書くのか、内容を閃くところでつまづくことは多い。 筆者は、ショートショート...

ショートショートの書き方を解説した本ではあるものの、タイトルにある通り、ショートショートをきっかけにした、アイデアの閃き方を解説した発想法の本だった。実際、小説に限らず、文章を書くときに一番困るのが、何を書くのか、内容を閃くところでつまづくことは多い。 筆者は、ショートショートのことを「短くて不思議な物語」「アイデアがあり、それを活かした印象的な結末のある物語」としている。そのため、それぞれの章では、身の回りにあるものを「不思議」にするために、言葉や物の見方を変えるテクニックを紹介している。 「尻尾のあるバスケ」のように、普通はくっつけない二つの言葉をくっつけてみる。「霊蔵庫」のように、わざと漢字の変換ミスをしてみる。「割り箸」と「ワニ」をくっつけて「ワニばし」にしてみるなど、ちょっと似ているものを組み合わせてみる。こういった言葉遊びや、物の組み合わせから、「不思議」のアイデアを生み出していく。 個人的に、一番好きだったのは、第4章「当たり前のことから考える」だった。 ここでは、身近な物の特徴や「あるある」をたくさん出して、三つの技を使って、アイデアを作る。 一つ目が、逆にする 二つ目が、誇張する 三つ目が、別のものと取り換える だ。 「自転車の二人乗りは禁止」というルールを見て、逆に「二人乗りでなければならない」とする。誇張して「二人で乗ったら爆発する」としてみる。あるいは、自転車を入れ替えて「車の二人乗りは禁止」にしてみる。 こうすることで、当たり前だと思っていたものを別の見方に変えてみるのだ。 こうして閃いたアイデアを、「いつ」「どこで」「誰が」「何をして」「どうなる」という5つの項目で整理して、物語の雛形を作り、ショートショートを執筆する。 ただ、この最後の「どうなる」を考えるところが難しいと感じた。ショートショートが「印象的な結末のある物語」である以上、一番重要なところになるが、筆者の田丸さんが書くお手本は、うまくオチをつける。ここの部分を考えるのにも、何かコツがあるのだろうか。 全体として、ショートショートに限らず、「アイデアを閃く」のための方法としてとても参考になり、面白い本だった。何かの表現をしようとして、アイデアに行き詰まった人に、読んでもらいたい一冊。

Posted byブクログ

2023/06/26

 ショートショートの現代の旗手である田丸雅智による、ショートショートを中心に据えた文章創作方法。  文章を書くとなると、なかなかハードルが高く感じられ、一部の天賦を持つ者に許されたものと考えがちだが、本書は首尾一貫して、誰でも物語を書くことができるという立場に立ち、自身のショート...

 ショートショートの現代の旗手である田丸雅智による、ショートショートを中心に据えた文章創作方法。  文章を書くとなると、なかなかハードルが高く感じられ、一部の天賦を持つ者に許されたものと考えがちだが、本書は首尾一貫して、誰でも物語を書くことができるという立場に立ち、自身のショートショートでも引用している発想法を紹介する。  まず思ったことは、何事にも通じることだが、既に存在している言葉を利用しようということであろう。  ゼロからの発想というのは、何よりも難しく、ありえないことなので、遠慮することなく存在している言葉を利用し、さらにそこから言葉を分解や、ありえない言葉の組み合わせしたり、またそれぞれから想像できる言葉から派生させ、またことわざや慣用句や誤変換までも利用していく。そうこうすることで確かに何らかの文章は書けてきそうな気がする。  この発想法は文章を作るだけでなく、凝り固まった常識やルールにも疑問を呈することができるという効能も出てきそうである。

Posted byブクログ

2022/06/13

話の組み立て方のいろんなパターンを学べ、具体例も載っていてわかりやすい。 ショートショートを作ってみたい人がすぐに書けるようになるいい本だと思う。

Posted byブクログ

2022/04/05

発想法がいろいろなパターンで書かれていて、文章を書かなければならない時に活用できそうだなと感じた。 「文章を書く」というのは、天賦の才能を持っている人。というイメージがあったが、この本を読むと「文章を書く技術」を身につけることが大切なのだと感じた。磨けば上手くなっていくのかなと...

発想法がいろいろなパターンで書かれていて、文章を書かなければならない時に活用できそうだなと感じた。 「文章を書く」というのは、天賦の才能を持っている人。というイメージがあったが、この本を読むと「文章を書く技術」を身につけることが大切なのだと感じた。磨けば上手くなっていくのかなと可能性を感じた。 小学4年生の国語の教科書にも取り入れられたと紹介があって、とても納得。

Posted byブクログ