ボールパークでつかまえて!(2) の商品レビュー
第1巻と比べると小粒な話が目立つものの、変わらずに球場あるあるが展開されているね。いや、まあ球場とか行ったこと無いから実際の所はよく判らなかったりするのだけど それでも選手コラボ弁当やマスコットプロレス、ウグイス嬢によるイジりの下りには微笑ましさと同時に心が温かくなるような感覚を...
第1巻と比べると小粒な話が目立つものの、変わらずに球場あるあるが展開されているね。いや、まあ球場とか行ったこと無いから実際の所はよく判らなかったりするのだけど それでも選手コラボ弁当やマスコットプロレス、ウグイス嬢によるイジりの下りには微笑ましさと同時に心が温かくなるような感覚を味わってしまったよ 今回、好きなエピソードは21話と22話かな 選手と審判、そしてその他の人々。同じ球場で自分の職責を果たしているのは変わりなくても、食べる場所や食べる物が異なれば仲間意識を感じにくい。一宮が食べる時間が異なる獅子尾に強いライバル意識を持ってしまったように でも、まりえが示したように同じ釜の飯を食っているのだと思えば、その意識も変わってくる。一宮の獅子尾への絡み方が変わったのが良い兆候かな 一方で審判の渡辺は公平に食事することで自分のジャッジも公平なものに繋げようというプロ意識を感じさせるね。公平の為に大の苦手な牛乳に手を出す辺りはやりすぎな気がしないでもなかったけど(笑) 球場あるあるとは別の角度からの話として、村田とルリコの仲がどこまで進展するかも気になってしまうね 現時点では客と売り子でしかない二人。だからこそ、村田が同僚と客同士で会話を楽しんでいた際にはつい余計な茶々を入れてしまった だからこそ24話で売り子と客の立場ではなく、客同士で会ったのに村田がすぐに気付いてくれなかったのはショックだったんだろうなぁ。イジケて他の売り子と違う目印を付けてしまったルリコを今度こそ気付いてやれた村田には良くやったと言いたくなる また、チームで何かをした経験を持たなかったルリコが球場売り子の仕事や村田と同じ帰宅部であった点への喜びを大仰なポーズで示すシーンはなんか好き。プロ野球の選手をヒーローと喩えられた後にあの変身ポーズを天然でするのだから罪な人ですよ……
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