イカ先生のアオリイカ学 改訂増補版 の商品レビュー
イカは色覚を持っていないからカラーを判別できない。そう言われても。。。やっぱカラーで釣果に差がでると思ってしまいます(笑)
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アオリイカの世界をひもとくといろいろ興味深いことがある。著者は生物学者ではなく、整形外科医でイカ釣りのスペシャリストだ。イカにかける情熱でアオリイカに関する世界を追い求めている。 アオリイカについて初めて知ったことがたくさんある。イカは貝の仲間だった。まさかのイカがカイの...
アオリイカの世界をひもとくといろいろ興味深いことがある。著者は生物学者ではなく、整形外科医でイカ釣りのスペシャリストだ。イカにかける情熱でアオリイカに関する世界を追い求めている。 アオリイカについて初めて知ったことがたくさんある。イカは貝の仲間だった。まさかのイカがカイの仲間とは思いもよらなかった。 アオリイカにも種類があった。日本で最も人気のあるのがシロイカ型だ。北海道から沖縄まで幅広く生息している。 アカイカ型は、一番大きくなり、オスで6kgを超えるサイズに成長する。沖縄などの南西諸島と和歌山県が主な生息場所だ。 クアイカ(クワイカ)型は、最大で100~300gまでしか成長しない。クアとは黒を意味する。小笠原諸島と南西諸島に生息する。 そんなアオリイカはどれだけ生きるのか。わずか1年のはかない寿命だった。この事実も驚きだが、行動パターンが春と秋では違う、日本海側と太平洋側では違うなど、アオリイカの生態は興味深い。 「小さなことからコツコツ」のあの師匠並みに目がビッグなアオリイカ。アオリイカの視力は0.64と海の生物の中ではいい視力だった。 アオリイカの世界にとりつかれた著者によるイカ本は楽しいなあ。
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