司書が書く 図書館員のおすすめ本 の商品レビュー
本に関して専門的な知識を持つ様々な司書さんのおすすめ本を知ることができる一冊。あとがきや書評がどのように校正されたかなども興味深かった。 自分では選ばないような難しそうな本も、こう面白く書かれるのをみると読みたくなってしまう。
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・読みたく思った本 ※紹介文から読みたく思ったもの、未読のもの、趣味興味を持っているもの 『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』 『桜がなくなる日 生物の絶滅と多様性を考える』 『移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活』 『戦地の図書館 海を超えた一億四千万冊』 『いまモリッシーを聴くということ』 『決してマネしないでください。』 『若者たちの食卓 自己、家族、格差、そして社会』 『民藝の日本 柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する』 『世界のお墓』 『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』 『ビブリオテカ』 『「国境なき医師団」を見に行く』 『偉大なる失敗 天才科学者たちはどう間違えたか』 『描かれたザビエルと戦国日本 西欧画家のアジア認識』 『ふわとろ SIZZLE_WORD 「おいしい」言葉の使い方』 『世界を変えた100の化石』 ・執筆陣の“私はこのように書評を書きました” ・おすすめ本ができるまで。第一稿と委員会からの修正依頼 ←興味深い 〇圧倒的で打ちひしがれる。どしたら文章力がつくのかな。やっぱ考えないといかんのやろな。 届けたい人を思い浮かべる。届けたい本を真っ直ぐに伝えたいな。 〇書評は書いたことがない。簡単な感想と覚え書きを記しているだけ。 書評だと真摯に向き合えるのだなと思いつつ、深く考察を加える自信がない… できることからコツコツと
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図書館司書による書評集です。 JLA図書館実践シリーズは司書養成の専門書ですが、本書は多くの方が楽しめる内容であると思います。 司書としてだけではなく一個人としての見解、経験に基づく十人十色の感想が抄録と大きく異なり素敵です。 巻末にありますが、司書の立ち位置は著者や出版社と一定...
図書館司書による書評集です。 JLA図書館実践シリーズは司書養成の専門書ですが、本書は多くの方が楽しめる内容であると思います。 司書としてだけではなく一個人としての見解、経験に基づく十人十色の感想が抄録と大きく異なり素敵です。 巻末にありますが、司書の立ち位置は著者や出版社と一定の距離があるため利害関係が入り込みません。 書物に携わる職業としては公平な書評を書きやすいのです。 私は備忘録としてブクログに感想文・書評を残していますが、司書も人間らしい意見や個人的な感想を述べて良いのだと安心できた一冊。
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