ブランケット・ブルームの星型乗車券 の商品レビュー
寝る前に少しずつ読み進めるのにちょうど良く、一気に読んでしまうのはむしろもったいない作品。 独特な世界観だけどファンタジー過ぎず、本当にどこかにこの街があるのかもしれないと思えてくる所が絶妙。 ブランケット・シティ行きたくなっちゃうな~。 また、不思議な世界観のコラムたちの中...
寝る前に少しずつ読み進めるのにちょうど良く、一気に読んでしまうのはむしろもったいない作品。 独特な世界観だけどファンタジー過ぎず、本当にどこかにこの街があるのかもしれないと思えてくる所が絶妙。 ブランケット・シティ行きたくなっちゃうな~。 また、不思議な世界観のコラムたちの中に時々我々の世界に共通する、けど考えたこと無かったような気づきもあったりして、吉田篤弘さんの視点好きだなあとなる。 最後のブランケット・ブルームくんとヨシダさんの対談?もなんか遊び心があって素敵。
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吉田篤弘さんのこの世界観が好きです。 今回は巻末に、この作品の世界観と現実が入り混じっていて素敵でした。 行ってみたいですね。
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夜寝る前に木芯のキャンドルを焚きながら読みます 焚き火のようなパチパチ音を聴きながら、少しずつ読み進めます お話とお話の間にある黒いイラストページが好きです でも1番好きなのは、ページをゆっくりめくる動作とか、かすかな紙の音がすごく素敵に感じるところです
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毛布をかぶった街と呼ばれる「ブランケット・シティ」をライターのブルーム君が星型の形に沿って街、人を巡る。 年の瀬のこの時期に読めて良かった。不思議な世界観とゆっくりと穏やかに流れる空気感。 落ち着く。年末の慌ただしさを忘れる。 冬の夜、ゆっくりとコーヒーを啜りながら、読むのに適し...
毛布をかぶった街と呼ばれる「ブランケット・シティ」をライターのブルーム君が星型の形に沿って街、人を巡る。 年の瀬のこの時期に読めて良かった。不思議な世界観とゆっくりと穏やかに流れる空気感。 落ち着く。年末の慌ただしさを忘れる。 冬の夜、ゆっくりとコーヒーを啜りながら、読むのに適した一冊。
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架空の街〈ブランケット・シティ〉へようこそ。 「ブランケット・ブルームの星型乗車券」とは、わずか十駅しかない環状鉄道がぐるりと走る小さな街で発行されているタブロイド新聞〈デイリー・ブランケット〉に連載されているコラムのこと。 書いているのは、〈デイリー・ブランケット〉紙の専属ラ...
架空の街〈ブランケット・シティ〉へようこそ。 「ブランケット・ブルームの星型乗車券」とは、わずか十駅しかない環状鉄道がぐるりと走る小さな街で発行されているタブロイド新聞〈デイリー・ブランケット〉に連載されているコラムのこと。 書いているのは、〈デイリー・ブランケット〉紙の専属ライター、ブランケット・ブルーム君。 ロビーしかない老舗ホテル〈バビロン〉や、消防隊の定期コンサート、影を展示する冬の美術館などなど、ちょっとロマンチックで、くすっと笑えるようなお話ばかり。 虚構と現実のあいだにある曖昧な世界を存分に楽しめます。 寒い夜に毛布にくるまって、温かいコーヒーでも飲みながら読むと、異星を旅した気分になれそうです。 イラストが可愛らしくて、いつまでも眺めていたくなります。
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デザインがいい。 街紹介のコラム、という内容なので大きな何かが起こるわけでもなく、一つの話が数ページであっさり読める。が、先を読み進む楽しみ、のようなものは少ないかもしれない。
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尾道旅行の途中で寄った本屋さんで見つけて購入。 何となくふんわり読み続けることができそうで手に取りました。 想像以上にふんわりしてました(笑) なにか、ちゃんと考えて読んではいけないような、流れるように流れの中でサラサラと読んでしまいたくなるような。 物語の流れ自体がその街での...
尾道旅行の途中で寄った本屋さんで見つけて購入。 何となくふんわり読み続けることができそうで手に取りました。 想像以上にふんわりしてました(笑) なにか、ちゃんと考えて読んではいけないような、流れるように流れの中でサラサラと読んでしまいたくなるような。 物語の流れ自体がその街での生活の営みの一部のような感覚を持ちました。 特に印象に残った部分をピックアップ ◎人の強さを信じるのが「勇気」なら、 人の弱さを信じるのが「臆病」である ◎いや、全部、今思いついたデタラメです 冬の退屈しのぎですよ ◎あなた、このシャツに賭けてみない? …これで買わない方がどうかしている 引き際が肝心だったはずなのだが
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本によっては、 その本を読むのに適した 季節とか時間帯があるような気がします。 この本を読むなら、 季節は秋が深まった頃か冬でしょう。 時間帯は深夜。 ちょっと変わったタイトルですが、 これはデイリー・ブランケットという タブロイド新聞に連載されている コラムのタイトルなのです...
本によっては、 その本を読むのに適した 季節とか時間帯があるような気がします。 この本を読むなら、 季節は秋が深まった頃か冬でしょう。 時間帯は深夜。 ちょっと変わったタイトルですが、 これはデイリー・ブランケットという タブロイド新聞に連載されている コラムのタイトルなのです。 この新聞は、 ブランケット・シティで発行されています。 ブランケット・シティというのは、 どこかにあるであろう 10の駅からなる環状鉄道が走る小さな町。 本にはこの町で起こった 取るに足りない小さな出来事が、 たくさん記されています。 細い線で描かれた抒情的な挿絵もイイですよ。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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要するに、引き際が肝心なの。 賭けに勝ったか負けたかなんてことは、どうでもいい。 引き際を感じとること。そして見極めること。 それが人生の醍醐味。わかる?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
不思議な感じがする本。なんとなく『星の王子さま』に似た雰囲気を持つ。 冊子の白黒具合が更に私を夢の世界に連れてく感じ。 忙しい時間よりも、落ち着いた時間に味わいながら読みたい
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