医師・医学生のための人類学・社会学 の商品レビュー
医療人類学の視点で27の症例が綴られ、臨床で考えるべき視点・ヒントが続けて示されるという構成。医療者教育のテキストとして書かれたものでありつつ、個々の症例はそれぞれがストーリーとして想像しやすいものになっています。医療現場を題材とした小説・漫画を読んでいるような感覚でした。 そん...
医療人類学の視点で27の症例が綴られ、臨床で考えるべき視点・ヒントが続けて示されるという構成。医療者教育のテキストとして書かれたものでありつつ、個々の症例はそれぞれがストーリーとして想像しやすいものになっています。医療現場を題材とした小説・漫画を読んでいるような感覚でした。 そんなに気軽でいられたのは私が医療者ではないからでしょうが、とはいえ、一市民としての自分の価値観・常識を振り返りながら読むことになりました。
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今まで社会学、人類学は家庭医療学の中で大きく取り入れられているなと感じていましたが、改めて症例ベースのこの本を読んでみると、スッと入ってきますね。コアカリにも入ってくるのですね。医師がこういう視点があることを知ることは非常に大切ですね。
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