アジャイル開発とスクラム 第2版 の商品レビュー
アジャイル・サムライを読んだ後だったので、「ふーん」という感じだった。 開発現場に深く入ってない人が「アジャイルってどんなもんじゃい?」というときに読むと非常にいいかも。
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スクラムというタイトルが付いているけど、この本を読んだからスクラムが出来るという訳ではない。 スクラムが対象としている根っこの課題は何なのかを語ろうとしている本。 なので、1部にスクラムの表面的な話が載っているが、知らない人向けだろうし、知っている人からすると退屈。 後半の対談と...
スクラムというタイトルが付いているけど、この本を読んだからスクラムが出来るという訳ではない。 スクラムが対象としている根っこの課題は何なのかを語ろうとしている本。 なので、1部にスクラムの表面的な話が載っているが、知らない人向けだろうし、知っている人からすると退屈。 後半の対談とかは面白いが、これも示唆くらいな話なので、そこから自分で考える事が必要だろう。
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たしかにスクラムの概要や導入のための具体的な手法を求めて読むには物足りない内容かも知れないが、スクラムのスケーリングのための手法 LeSS, SAFe, Nexus, Scrum@Scale の各手法の解説は、スクラムの全社的な展開の選択肢を広げる際の参考になる。関連して、終盤の...
たしかにスクラムの概要や導入のための具体的な手法を求めて読むには物足りない内容かも知れないが、スクラムのスケーリングのための手法 LeSS, SAFe, Nexus, Scrum@Scale の各手法の解説は、スクラムの全社的な展開の選択肢を広げる際の参考になる。関連して、終盤の自己相似的な組織の拡大の話も新鮮で刺激になった。
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スクラムをフレームワークとしてだけではなくて、人々の活動と捉えているところに著者たちの熱い気持ちを感じました。
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2022/4/3 アジャイルは原則でありそれに沿った具体的な手法としてスクラムやエクストリームプログラミング、カンバンなどがある。ドキュメントより対話、仕様書より動くソフトウェア、交渉より協調、予定より変更を重視するのがアジャイルの原則。リリースをスプリントという単位で分割し高速...
2022/4/3 アジャイルは原則でありそれに沿った具体的な手法としてスクラムやエクストリームプログラミング、カンバンなどがある。ドキュメントより対話、仕様書より動くソフトウェア、交渉より協調、予定より変更を重視するのがアジャイルの原則。リリースをスプリントという単位で分割し高速でデリバリーするための各種プラクティスを定義した方法論がスクラム 野中氏のオリジナルの新製品開発についてのスクラム論とアジャイルスクラムの共通点は不確かな状況の中で大胆な目標を達成するために①柔らかなマネジメントによる自律的チーム、②学習、③フェーズを横断してプロダクトオーナーが責任を持つ人による伝達。 ウォーターフォールには学習を経ていない洞察のない計画、変更への柔軟性がなく、下流工程が情報処理要員となりモチベーションが下がるという問題がある。 身体的な暗黙知と言語化された形式知を行き来してスパイラル上に知的生産をするseciモデル。形式化された知識は内面化されないといけないし、内面化された知識はまずF2Fで共有され、それが言語化されて、議論や交流を経て洗練される。スクラムでの朝会、ペアプログラミング、レトロプロスペクティブ 暗黙知と形式知だけでなく、それらを統合して実際の文脈に合わせて何をすべきかを共通善に沿って判断する実践知が必要。 継続的なイノベーションのためには、ビジョンと学習、各ファンクション、各スキルを一通り持った小さな相似形のチームが集まって全体を構成するフラクタルな組織が必要。
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Scrum; 適応型ソリューション(adaptive solutions)をチームで開発するために従うべき少数の規則・軽量フレームワークがスクラムである。 1986年に野中郁次郎と竹内弘高が「新製品開発のプロセス」について日本の組織とNASAといったアメリカの組織との比較、分析...
Scrum; 適応型ソリューション(adaptive solutions)をチームで開発するために従うべき少数の規則・軽量フレームワークがスクラムである。 1986年に野中郁次郎と竹内弘高が「新製品開発のプロセス」について日本の組織とNASAといったアメリカの組織との比較、分析を行った研究論文「The New New Product Development Game」が『ハーバード・ビジネス・レビュー』に掲載された。その中で柔軟で自由度の高い日本発の開発手法をラグビーのスクラムに喩えて「Scrum」として紹介した。 スクラムの定義と解説はスクラムの創設者Ken SchwaberとJeff Sutherlandによる「The Scrum Guide」にまとめられており、スクラムの改良に伴ってこのガイドも更新されている。(Wikipedia) Agile; アジャイルソフトウェア開発宣言(Manifesto for Agile Software Development)は「アジャイルソフトウェア開発」という概念を提唱した文書である。 2001年に、軽量ソフトウェア開発手法(と当時呼ばれてた)分野で名声のある17人がアメリカ合衆国のユタ州のスノーバードというスキーリゾートに会し、彼らがそれぞれ別個に提唱していた開発手法が共有する価値観を議論した。彼らはその結果を 「アジャイルソフトウェア開発宣言」という文書にまとめた。アジャイルソフトウェア開発宣言はアジャイルソフトウェア開発とその諸原則を公式に定義した文書であると、広く認められている。 この宣言は以下の4つの価値観を示し、これらの価値観を有するソフトウェア開発を「アジャイルソフトウェア開発」と名付けた。 ・プロセスやツールよりも個人と対話を Individuals and interactions over processes and tools ・包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを Working software over comprehensive documentation ・契約交渉よりも顧客との協調を Customer collaboration over contract negotiation ・計画に従うことよりも変化への対応を Responding to change over following a plan (Wikipedia)
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第1版は読んでなくて、実はそれが長い間のひっかかりだったのだけど、第2版が出たということで同僚と読書会を開催し、それをトリガーに読んだのでした。 読書会はまだ続いているけど、先に読了。 読んで良かった。特に第3部はグッと来た。決して長い文章じゃないんだけど、シンプルな言葉で本...
第1版は読んでなくて、実はそれが長い間のひっかかりだったのだけど、第2版が出たということで同僚と読書会を開催し、それをトリガーに読んだのでした。 読書会はまだ続いているけど、先に読了。 読んで良かった。特に第3部はグッと来た。決して長い文章じゃないんだけど、シンプルな言葉で本質を伝えてくれている感あった。 そして実践知リーダーシップについてもっと理解を深めるために『ワイズカンパニー』も読んでみたくなった。(そして読むだけでなくきっと自分の課題として実践も必要だと思われる)
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アジャイル開発とスクラム 企業内でもアジャイル開発が広まって来たと思う一方で、まだまだウォータフォール開発がなくならない現実。 アジャイル開発を知識創造型と呼びますが、人との繋がりによって臨機応変に動くことで、より良い、より市場に特化した製品やサービスを生み出す。 私達と顧客と...
アジャイル開発とスクラム 企業内でもアジャイル開発が広まって来たと思う一方で、まだまだウォータフォール開発がなくならない現実。 アジャイル開発を知識創造型と呼びますが、人との繋がりによって臨機応変に動くことで、より良い、より市場に特化した製品やサービスを生み出す。 私達と顧客と見ることで、一体感を生み出す。 ソフト開発に限らず、ビジネスやマーケティングなどでもスクラムは取り入れられてきた。アメリカの海兵隊の陸海空が連動して動くシステムもまた、然りとのこと。 よりコミュニケーションを必要とすると考えれば、必ずしも万人に、良いものとは思えない。コミュニケーション高荷になりかねないのでは。 それでも、情が先にくるかっての日本企業が当時、この方法を取り入れることができたら、日本の歴史も少しは変わっていたかもしれませんね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アジャイル開発やスクラムをソフトウェアの開発手法だけにとどまらず、組織構造や文化といった観点で記載している 一部はアジャイルとはスクラムとはと言った基本的な話から始まり、二部では実際の事例と、三部は組織論。 SECIモデルの理解とアジャイルとの親和性について深く理解できる。
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