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Liquid 液体 の商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2024/04/30

飛行機での空の旅を通していろいろな液体について語られるという形式で面白い。液体関係なくストーリーが面白かった。オチもちゃんと付いていてよい笑

Posted byブクログ

2023/11/09

「液体」の科学知識を得れる本。「ピーナッツバターは液体」との文に対して、固体......じゃないかそういえば。と思う程度の知識でも読み切れました。 飛行機の着陸から離陸までの話を通して液体を説明しており、物語×科学の組み合わせがハードルを下げてくれています。液晶テレビの「液晶」っ...

「液体」の科学知識を得れる本。「ピーナッツバターは液体」との文に対して、固体......じゃないかそういえば。と思う程度の知識でも読み切れました。 飛行機の着陸から離陸までの話を通して液体を説明しており、物語×科学の組み合わせがハードルを下げてくれています。液晶テレビの「液晶」って何かなんて考えたことありませんでした。 ただひとつ。主人公、物語上必要だとは言え、寝ながら寄りかかってきて涎垂らしてくるので好感度低めです。

Posted byブクログ

2021/08/21

液体を科学の視点で理解する物語仕立てのすこぶるおもしろい内容。 優しい化学式なども織り交ぜて理解させてくれる。 日常生活で出会うが意識していなかった多くの「液体」について分からせてくれる。 中高生が読むと大いに科学への関心が高まるだろう。 われわれ老人もこの本の内容は是非とも知っ...

液体を科学の視点で理解する物語仕立てのすこぶるおもしろい内容。 優しい化学式なども織り交ぜて理解させてくれる。 日常生活で出会うが意識していなかった多くの「液体」について分からせてくれる。 中高生が読むと大いに科学への関心が高まるだろう。 われわれ老人もこの本の内容は是非とも知っておきたいことばかり。

Posted byブクログ

2021/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

〇飛行機に乗って移動中の著者が、機内でのストーリーに沿って液体について語る。 〇様々な歴史・人物・文学・自然科学・工学から液体を考察する。 〇科学・化学と物語が合わさって、液体のように流動的。 液体は圧縮されない。流れる。爆発する。 液体の分子は互いに結合を作ったり切ったりしながら泳ぎ回る 液体は善でも悪でもない。その液体を利用出来るほど理解しているか。 ・爆発 …錬金術師の見つけた液体ケロシンが飛行機やロケットを空に飛ばす。 ・陶酔 …ぶどうジュースを大人が屈する毒の飲物にする …エタノール。香水。 ・深淵 …水。浮く。熱容量。振動(温度)。津波(水の重さ、速さ)。 ・粘着 …液体は粘つく。石器時代の接着剤、顔料。→洞窟壁画。 …5000年前のミイラ・エッツィ。斧の刃が柄にカバノキの樹脂で固定されていた。分子フェノール。 …樹脂は昆虫を捕らえるために粘着質に進化した。ゴムの文化への貢献。 …膠が樹脂に取って代わる。 ・幻想 …オスカー・ワイルドの夢。変化するキャンバス。 …液晶ディスプレイ。発見から約80年。 ・本能 …唾液は味蕾に風味分子を届ける溶媒。 …鼻水。その粘性が体を異物や毒素や病原体から守る。 ・一服 …紅茶への考察。 …コーヒーへの考察。 ・洗浄 …石鹸と液体石鹸、洗剤。 …ラウレス硫酸ナトリウム。→泡立つ力。→パーム油かココナッツの油。→環境。 …中世ヨーロッパでは体を洗うことが、健康リスクだと思われていた。水→瘴気。 ・冷却 …アインシュタインと冷蔵庫 …液体冷媒と乱流 …液体呼吸 ・不滅 …古代エジプトのペン。紀元前3000年。 …没食子インク。万年筆 …新聞印刷のインク。→インクではなくペンを作る。非ニュートン流動。 …コーンフラワー液:ウーブレック(ドクタースースの“バルトロメオとウーブレック”『ふしぎなウーベタベタ』より) …ボールペン ・曇天 …雲の種 …スモッグ ・溶融 …流動する液体の星。液体金属の海。 …海面上昇。 …噴火。 ・持続 …アスファルトのピッチドロップ実験。 →アスファルトの3Dプリンティング  →ミツバチの巣 …持続可能なプラスチック液化に取り組む …都市を自己修復するエネルギー ・人類の未来と液体

Posted byブクログ

2021/06/07

我々の身の回りには「液体」があふれている。 インク、石鹸、石油、紅茶、血液… 様々な液体について解説しているのが面白いのが内容がとても文学的なんです。 実際物語は飛行機に乗るところから始まり、その道中のなかで起こる出来事のひとつひとつに結び付けて液体について語っていきます。 ...

我々の身の回りには「液体」があふれている。 インク、石鹸、石油、紅茶、血液… 様々な液体について解説しているのが面白いのが内容がとても文学的なんです。 実際物語は飛行機に乗るところから始まり、その道中のなかで起こる出来事のひとつひとつに結び付けて液体について語っていきます。 小説のようなエッセイのようななんとも不思議な本ですが、内容は興味深いです。 専門的な用語などもあるので理解出来ていない所も多いですが、面白かったです。

Posted byブクログ

2021/05/26

身近にありふれた「液体」にまつわる科学本。 読みながら改めて指摘されるとあんなものやこんなものまで液体であることに気付かされました。 液体がないと生きていないし快適な生活も成り立たないなと改めて思わされた一冊でした。 人口血液の候補などいくつか自分の知らなかった未来に希望が...

身近にありふれた「液体」にまつわる科学本。 読みながら改めて指摘されるとあんなものやこんなものまで液体であることに気付かされました。 液体がないと生きていないし快適な生活も成り立たないなと改めて思わされた一冊でした。 人口血液の候補などいくつか自分の知らなかった未来に希望がもてるような科学技術について知ることができたのも良かったです。

Posted byブクログ