Dr.ヤンデルの病理トレイル の商品レビュー
URL:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000102576 *学外からは「VPN」または「学認」をご利用ください(「学認」利用方法↓) https://www.shiga-med.ac.jp/library...
URL:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000102576 *学外からは「VPN」または「学認」をご利用ください(「学認」利用方法↓) https://www.shiga-med.ac.jp/library/support/manual/maruzenebook_gakugai.pdf *利用マニュアル https://www.shiga-med.ac.jp/library/support/manual/maruzenebook.pdf
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ソーシャルワーカーの立場で読んでも得るものが多い一冊でした。 経験に頼るのではなく、言語化していくこと。 俯瞰したり、高倍率にしたりしながら対象をみていくこと。 背景、ストーリーに耳を傾け、現場にいる人の力になるように伝えること。 なぜ自分につながったのか、そこにいたる思考や意...
ソーシャルワーカーの立場で読んでも得るものが多い一冊でした。 経験に頼るのではなく、言語化していくこと。 俯瞰したり、高倍率にしたりしながら対象をみていくこと。 背景、ストーリーに耳を傾け、現場にいる人の力になるように伝えること。 なぜ自分につながったのか、そこにいたる思考や意図を汲んで対応していくこと。 病理医という仕事の「内側」が丁寧に言語化されていて、だからこそ、ソーシャルワーカーである私の仕事との共通点も驚くほど鮮明に浮かび上がってくるという、不思議な読書体験となりました。 読みながら、医療事務をしていた母の姿も浮かびました。手書きの時代だったので、人の手と頭で、請求の過不足がないかを判断するしかなかったとのこと。症状と検査、投薬や処置が診療報酬と合致しているか確認するために、わが家には専門的な医学書がたくさんありました。医療費の請求をするということは、制度や手続きを理解し事務作業を行うだけではなく、その判断をした人の思考や判断を理解することも含むのだということを、母を通して学びました。 それは今の私のソーシャルワークのベースの一つにもなっていて、そのことをこの本を読んで思い出しました。
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