30年目の待ち合わせ の商品レビュー
ジャケ買いというか 表紙買いというか、タイトル買いしてしまった。フランス人作家さんのパリが舞台の 恋愛小説…訳文に戸惑ったけど フランス人だから ありでしょう。すれ違う ヴァンサンとアメリに ちょっと どうにかならないの?と思ったり。2人に起こる人生のいろいろは 誰のせいで...
ジャケ買いというか 表紙買いというか、タイトル買いしてしまった。フランス人作家さんのパリが舞台の 恋愛小説…訳文に戸惑ったけど フランス人だから ありでしょう。すれ違う ヴァンサンとアメリに ちょっと どうにかならないの?と思ったり。2人に起こる人生のいろいろは 誰のせいでもなく 全て自分のしたこと!と割り切るというか、自分は自分だという姿勢が フランス的なのかなとか 感じちゃった。通信技術の発展は すれ違いを無くした、というけど 相手を思う気持ちは 万国共通でありますように。
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3.6 まああり得ない現代のお伽話。運命の相手はいると信じたい人には、素敵な話。人としての美しさは、年齢だけでは決まらない。
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ちょっとしたすれ違いで運命の人と言える相手と結ばれることはなく、30年後ようやくお互いの思いが繋がる、サラッと読める恋愛小説。 ロマンチックな感じはあるけど、どうしても30年は遅いと思ってしまう、、。
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平野 啓一郎さんの「マチネの終わりに」のフランス版の様なものを想像していたら、もっと現実的であっけらかんとしていた。これがフランス風なのかも。
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知性を感じる訳語たちは、訳者のセンスなのか、原文から滲み出るものなのか気になった。 コミュニケーションツールがこの恋愛に与える影響もとても興味深い。 こう”すべき”の世界に暮らし始めると、シンプルなことも複雑になっていく。きっと心を置いて吉方へは進めないのだと、この物語を読ん...
知性を感じる訳語たちは、訳者のセンスなのか、原文から滲み出るものなのか気になった。 コミュニケーションツールがこの恋愛に与える影響もとても興味深い。 こう”すべき”の世界に暮らし始めると、シンプルなことも複雑になっていく。きっと心を置いて吉方へは進めないのだと、この物語を読んで感じた。 30年(現代だと10年相当辺りだろうか) も待たずに済むように、私は自分の気持ちに素直であろうと思う!
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こういう、時を超えて何度か、というの、好き。 誰でもこういう、自分の中の普遍的な人というのはいるんだろうなと。
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曇天のパリと重なる肌寒い日に読了。 メランコリックな文調が美しくも物憂さを秘めたパリを彷彿させる。 淡々と、堰を切ったように書かれた描写は内省的な2人の頭の中で駆け巡る思考を除いているようで、一気に30年を読んでしまった。 愛に生きるパリジャンですら 愛に悩むのだな、というの...
曇天のパリと重なる肌寒い日に読了。 メランコリックな文調が美しくも物憂さを秘めたパリを彷彿させる。 淡々と、堰を切ったように書かれた描写は内省的な2人の頭の中で駆け巡る思考を除いているようで、一気に30年を読んでしまった。 愛に生きるパリジャンですら 愛に悩むのだな、というのが大きな発見。 カイロス(チャンスの神さま)は前髪しかない 時の流れに流されずアクションを起こすのが大事 というメッセージを受けとりました。
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『花束みたいな恋をした』のすれ違いバージョンのような。ここ30年で出会いや待ち合わせはが大きく変わった。別れはどうだろう。
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心情が端的に羅列してある文体が面白い。小説なのに説明文のよう。 ストーリーはフランス人らしい恋愛なのかな?自分の気持ちに向き合い、最後は相手と通じ合えるハッピーエンドで良かった。
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なんというか日本人とは感覚が違う…というか…。 結局子供たちがかわいそう。 自分たちは愛を見つけた?のかもしれないが、子供たちの未来はどうなるのって感じ。
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