これが鳥獣戯画でござる の商品レビュー
鳥獣戯画展で販売していたらしい、鳥獣戯画の本は見たことがあったけど、これは子供向けだから分かりやすい説明も付いていて楽しい。 鳥獣戯画つていうと、このウサギさんとカエルさんのイメージだけど、鳥獣戯画ってそれだけじゃないんだよね。
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甲乙丙丁…こんなにあったのね!全部一括りに考えてたから、動物だけじゃない。変だな〜と思ってた。2021年の一般公開、行きたかったな!
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鳥獣戯画に触れる最初の1冊としてとても良く、子どもにも読ませたい。 「小学館あーとぶっく」他の本も読んでみようと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
鳥獣戯画のかわいらしい絵が好きなので、図書館で見かけてすぐに手に取った。 そして知る。 わたしの知ってた「鳥獣戯画」は、甲乙丙丁にわかれた4巻本の「甲」の部分だけであったと。 有名なうさぎとカエルの相撲対決のほか、水遊びや弓対決、カエル殺人事件(?)、動物たちの仏事・宮廷行事などが描かれているのが「甲」 のびのびと動き回る動物たちは、あくまでも人間の戯画化。 当時の人たちの生活が描かれていると言っていい。 「乙」にはストーリー性はなく、動物たちの姿が絵が描かれるのみ。 ただし中国からの伝承としてのみ知っている、空想のキリンやリュウ、見たことないから想像しましたサイやバク。 鼻の上だけじゃなく頭の上にも角があり、なぜか甲羅もあるサイ。 やけに攻撃的なポーズで凶暴な顔つきのバク。 笑える。 「丙」は遊びの解説書。 双六や将棋などで遊ぶ人間が前半に、蹴鞠やお祭りなどを楽しむ動物たちが後半に描かれる。 前半と後半は別の絵巻だったものが、ひとつに繋がれたのではないかと考えられている。 「丁」は黙って見せられたら戦前のマンガ家が描いたイラストなんじゃないかと思ってしまう。 丸っこいフォルムで大口を開けて笑う人々。 これはもう全く「鳥獣」ではないではないか。 見どころをアップにしたり、丁寧な解説があったりと、とても分かりやすく面白い。 そして、私が好きなのは「鳥獣戯画」の「甲」巻だ。 それがはっきりと分かった。
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感覚で見たいと思った本。京都まで直接見に行ったことを思い出しました‼️子ども向けが、解りやすかった。
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