東京藝大ものがたり コミックエッセイ の商品レビュー
私は1浪で大学合格したから、重ねて浪人する人の苦労や心の内にある大変さや怖さを全て分かるわけではないと思うけれど、大学合格した時のあの気持ちは胸にグッとくるものがある。泣きながら両親に電話したこと、もう10年以上前なのに鮮明に思い出す。藝大って本当に難しいんだ。好きだという気持ち...
私は1浪で大学合格したから、重ねて浪人する人の苦労や心の内にある大変さや怖さを全て分かるわけではないと思うけれど、大学合格した時のあの気持ちは胸にグッとくるものがある。泣きながら両親に電話したこと、もう10年以上前なのに鮮明に思い出す。藝大って本当に難しいんだ。好きだという気持ちだけでは行けないけれど、好きという気持ちがなければ頑張れない。諦めずに形にするとこ、その情熱が必要なんだろうな。
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俗に言われる東大より難しい試験とはどんな内容なのか気になり読みました。東京藝大の入試がいかに大変か知ることができた。さらに作者の体験が赤裸々に書かれてるので試験に対する感情がよく伝わってきた。お父さんの思いに胸が締めつけられた。
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美術という、教科書通りにやればいいわけではない世界で、合格か不合格かに振り分けられる切迫感。 美術ゆえの難しさと、自分が受験生だった頃の気持ちを思い出して、主人公の合格を祈る気持ちが大きくなっていった。 自信のなさや疑心暗鬼に捕らわれても、それを越えて美大に入りたい強い気持ち。 ...
美術という、教科書通りにやればいいわけではない世界で、合格か不合格かに振り分けられる切迫感。 美術ゆえの難しさと、自分が受験生だった頃の気持ちを思い出して、主人公の合格を祈る気持ちが大きくなっていった。 自信のなさや疑心暗鬼に捕らわれても、それを越えて美大に入りたい強い気持ち。 主人公のひたむきさに、美しいものをみたときのような気持ちで励まされた。
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漫画なのですぐ読める。 ラボルトがどんな像なのかや、自然光の美しさを理解する事で絵が良くなっていて、ただ見たものを描くだけでは駄目で、理解が絵の魅力になるのだと思った。
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泣けた。 自分の美大受験の辛かった事を思い出して。 キラキラしていない美大受験の真実があった。 みんな頑張って美大・藝大に合格します。 一般大学とは違った苦労や努力が必要なのを この漫画を通して少しでも伝わるといいなー。
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『最後の秘境・・・』の方の東京藝大のお話は割と才能に溢れた人にスポットが当たってたけど、やっぱりこっちの作品みたいに受験に落ちてそれでも諦めきれなくて、、みたいな人も多くいるんだろうなあと。 自分も浪人時代の2回目の受験のときの不安とか受かったときの周りの反応とか思い出して感情移...
『最後の秘境・・・』の方の東京藝大のお話は割と才能に溢れた人にスポットが当たってたけど、やっぱりこっちの作品みたいに受験に落ちてそれでも諦めきれなくて、、みたいな人も多くいるんだろうなあと。 自分も浪人時代の2回目の受験のときの不安とか受かったときの周りの反応とか思い出して感情移入してしまった。絵の素人でも読みやすくて面白かったです。
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著者のあららぎさんが、東京藝大に三浪して合格するまでの葛藤を描いた漫画。 藝大には3浪くらいの人はざらにいると思っていたが、やはり、受験の時は緊張もするし、落ち込みもするんだとわかり、少し親近感がわいた気がする。 面白かった~。
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改めて芸術に向き合うのは難しく、でもすごく格好いいなと思いました。 日常の何気ないものにも美しさを感じるようになるまでのその過程にも暗闇と光があり、本当に光がさしたという感じで、泣けました。。 理論的なところもあるけれど、やはり感性や気持ちをのせることが、どれだけ難しいことなのか...
改めて芸術に向き合うのは難しく、でもすごく格好いいなと思いました。 日常の何気ないものにも美しさを感じるようになるまでのその過程にも暗闇と光があり、本当に光がさしたという感じで、泣けました。。 理論的なところもあるけれど、やはり感性や気持ちをのせることが、どれだけ難しいことなのか。。そして、日々の中に美しさを感じ取れるようになったら、世界がどう見えるのか。。 芸術家の方々には世界がどう見えているのか? わたしも日々、身の回りのものに気を配って、綺麗だなと思う気持ちを持てたらいいなと思いました。
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しばしば「東京大学」と入学の難易度で比較される「東京藝術大学」を受験する話です。 難易度にこだわるなら、求められる才能が異なるので、何を比較すればいいのか分からないですが、 正解がないものと、正解があるものであれば、ないものの方が難しいと思うので、 私の判定では迷いなく「東京藝術...
しばしば「東京大学」と入学の難易度で比較される「東京藝術大学」を受験する話です。 難易度にこだわるなら、求められる才能が異なるので、何を比較すればいいのか分からないですが、 正解がないものと、正解があるものであれば、ないものの方が難しいと思うので、 私の判定では迷いなく「東京藝術大学」に軍配が上がります。 あららぎ菜名さんは、美術学部デザイン科を目指し、三浪の末やっと合格します。 3年以上も前に読んだ『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』が面白かったので、藝大を受ける人ってどんな受験勉強(実技訓練)をしているのかな?くらいの興味で読んでみました。 ところが、心が折れてストレスに潰されそうになる程の三浪の苦しさがじわじわ伝わってきて、グッと感情移入してしまい、不覚にも涙腺が緩みました。 あららぎ菜名さん「合格おめでとう!」合格発表の日、どんなに嬉しくてホッとしたことでしょう。 「東京大学」には「東京大学に入る」ことが目的の人もいるみたいですが、あららぎ菜名さんは「東京藝術大学」でもっといい作品を作りたいと思っている。 公開されているWebでは最後が「おわり」となっているが、本書の最終ページは「つづく」と書き換えられている。 近々「東京藝術大学」での様子が読めるにちがいない。出版されるのが待ち遠しい。
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浪人は当たり前と言われる最高峰の芸術大学・東京藝術大学。 予備校も全期間ではなくバイトして資金を貯めて行ける範囲で通う。 勉強も予備校の模試を利用して図書館で学ぶ。 同級生は未来へ進み、予備校仲間も進路を決めていく。 多浪する上でのモチベーションを保つのがどれだけ大変なことなのか。 出てくる人物は皆希望を叶えたが、諦めた人の方がはるかに多いのかもしれない。 「つづく」とあったので、学生生活編もあるのかな。 それにしても、実技は合格点だったのに筆記で落ちたのはもったいなかった。 勉強も実技も鍛え上げなければならない芸術系は大変だな。
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