命とられるわけじゃない の商品レビュー
とても癒されました。猫ちゃんたちの可愛さに思わずニヤニヤしてしまいました。 本作を読んだきっかけは、ナツイチ2024のパンフレットに載っていて気になったからです 。ページを開いてみると、冒頭に3年続けて、父→もみじ(猫)→母を亡くしたと書かれていて、大切な存在を失ってどのように気...
とても癒されました。猫ちゃんたちの可愛さに思わずニヤニヤしてしまいました。 本作を読んだきっかけは、ナツイチ2024のパンフレットに載っていて気になったからです 。ページを開いてみると、冒頭に3年続けて、父→もみじ(猫)→母を亡くしたと書かれていて、大切な存在を失ってどのように気持ちを保ったり、乗り越えていったのだろうと疑問に思い、そのまま一心に読みました。 村山さんについてきたお絹ちゃんが、もみじちゃんの生まれ変わりのように思えてなりませんでした。 ずっとそばにいてくれる、パートナーと猫ちゃんたちがいてくれるからこそ、悲しいことを乗り越えてられたんだと思いました。 村山さんがこのようなことを言っていました。「自分の愛情を注げる存在がいることが、どれだけ幸せなことか」と。とてもハッとしました。人はいずれ死を迎えます。自分の場合、もし母親が亡くなったら、とても一人で乗り越えられる気がしません。 それまでに、僕も愛情を注げる存在をみつけておきたいです。
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愛猫〈もみじ〉を看取ってから1年後の春。確執の深かった母を亡くした著者は、母の葬儀で1匹のネコと出会う。その小さな猫が、止まっていた時間をふたたび動かして…。
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猫エッセイ。 もみじちゃんが居なくなった後の村山家の様子。 うちの猫ももみちゃん、お絹ちゃん系の甘えた猫なので、ついてきたり頭を押し付けてきたりする描写がすごく良くわかった。 猫愛の詰まった本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
猫を飼っている人。 飼ってはいないけど猫が好きな人。 心身ともに老いていく自分と向き合っている人。 親との関係に葛藤を抱えている人。 人の子どもを動物ほど可愛いと思えず、そんな自分に罪悪感がある人。 一つでも当てはまる人にお勧めしたくなるエッセイだった。 本書に収録されている村山さんの可愛らしい愛猫の写真や、村山さんの直筆で添えられたメッセージに癒された。 巻末の「銀次の言いぶん」も面白いのでお勧めです。
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犬や猫と暮らすことは、「縁あって」だと思う。 が、それにしても、猫が飼い主を選ぶ そんなことがあるんだ⁉︎ 一緒に暮らす犬や猫を、 幸せに出来ているかどうかは、わからない、、 でも、 飼い主である自分が幸せになることは、間違いない。
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いきなりこの巻から読みましたが、運命的な猫ちゃんとの出会いについて引き込まれるように読みました。もみじちゃんのうまれ代わりなのか、惹かれ合う猫と人。ほんわかと幸せな気持ちになった
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まあ、猫好きにはいろいろと思い当たることがあり、なにより猫に助けられて生きているんだなぁ、と改めて感じさせてくれる一冊。
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『猫がいなけりゃ息もできない』で、愛猫もみじちゃんとの別れを綴った村山さんのその後。冒頭から母親との別れが描かれ、ちょっとブルーになった。が、実家を訪れた際に出会ったシャム系のやたら人懐っこい猫の描写に心が和む。なんだかんだで村山さんに引き取られることになり、絹糸と名付けられた彼...
『猫がいなけりゃ息もできない』で、愛猫もみじちゃんとの別れを綴った村山さんのその後。冒頭から母親との別れが描かれ、ちょっとブルーになった。が、実家を訪れた際に出会ったシャム系のやたら人懐っこい猫の描写に心が和む。なんだかんだで村山さんに引き取られることになり、絹糸と名付けられた彼女は妊娠中で、想像を絶する出産シーンが本書のハイライトだ。猫だけの話ではなく、家族や配偶者とのエピソードなども赤裸々に語られる。
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正真正銘の愛猫家だと感動。村山由佳先生が描く猫達は皆、人間っぽくて好き。関西弁を話すもみじや巻末の銀次の言いぶんも愛らしい。本音で語られる言葉の一つひとつに温かみと共感を覚えた。
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猫ちゃんと暮らすようになったので手に取ってみました。はぁ…もう読んでるだけで幸せになるしほろっとくる。猫ちゃんってすごいなぁ。
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