アウトサイダー(上) の商品レビュー

スティーヴン・キング(著者),白石朗(訳者)

2021/08/06

2021.8 上巻半分読むのに1週間、そこから下巻まで一気読みで2日。うまくまとめた映像的な作品ですね。ホリーがイキイキしてる。

2021/08/03

モーレツに久しぶりのキングの作品。5年くらい開けただろうか・・というのも圧倒的に「私にとっては」映像の迫力からくる楽しさと背後に忍び寄る雰囲気が愉しく、ストレス解消にもってのほかに異ならぬ理由。最後に読んだのは「IT]長く疲れてしまったいおくと、圧倒される彼の迫力に満ちたパワーだった。歳のせいだろう、この作品も「上」だけで長さに倦んでしまった。

心情、情景、背後の状況説明、薬が悪いわけではないが、余りもの饒舌さに辟易しなかったと言えば嘘。
一人の人間が異なる現場には「存在しえぬ」という至極当然の条理を突き破るには・・でたぁ！やはりね、キングだもの。
こうなってくるとサスペンスと思って読んで行ったのが、あっちの方向へ。嫌いじゃないだけに、読むスピードも倍増。藁のような眼・・って同有南って笑ってしまいつつ、ゾクゾクするままに下巻へ。

2021/07/09

キングの小説を読むのは久しぶりだ。
執拗に書き込まれた描写はキングならではだと思う。殺人犯として逮捕された教師が本当に犯人かどうかを明らかにしようとする刑事、弁護士。
容疑者の娘が見る夢、テレビカメラに映らない男、メキシコに伝わる人喰いの伝承…超自然的な展開になって、下巻へ。

2021/07/06

少年猟奇殺人の犯人と目されたのは、ハイスクール教師で少年野球指導者だった。目撃者、指紋など証拠は間違いないと思われ、衆人環境の中で逮捕される。しかし、彼にはアリバイがあった。同人物が同時に２か所に存在していたとしか考えられないのだ。刑事のラルフ・アンダーソンはその矛盾に翻弄される。
キングなので、もちろん常識は通用しない。超常現象なのかと恐れと期待がむくむくと湧き上がってくる。しかしなあ、この上巻はえらく長く感じたよ。とにかく登場人物たちの会話、心理描写、情景描写、どれもみな饒舌なのだ。じっくりつき合えずに長く感じるのは、私の歳のせいなのかなあ。しかし、上巻も終わりに近づくにつれ、充実感を感じてくる。なんだって、顔が焼けただれ、目が藁の男だって！！？

2021/07/03

　キングマニアにはさすがの展開だが、普通の小説と思っていると読みにくい内容である。上巻終盤での展開にはいい意味でのサービス精神を感じた。

2021/07/01

フランク・ピータースンを殺害した男を逮捕しに市警察の警官三人がエステル・バーガ記念公園の駐車場にやってきた。これから少年野球の試合中に、コーチであるテリー・メイトランドを逮捕するのだ。すべての証拠が彼が犯人であると示していた。たとえ彼が否定したとしても…。しかし事態はラルフ・アンダースン刑事の考えてもいなかった方向に進んで行く。

2021/06/24

この先どのような展開になっていくのか、全く読めない。
始めは登場人物の名前を覚えるのが大変だったが、敢えて覚えなくても、なんとなく区別できるようになってきた。
これまでまでは想像を遥かに超えた展開だった。下巻のラストに期待したい。

2021/06/08

快調。
「〈トミーとタペンス〉というカフェ」でちょっとニンマリする。こういう小ネタがキングの楽しみの1つ。
下へ。

2021/05/16

　キングを読んでてなんだが俺はホラーが嫌い。良い具合にホリーが出てきたから読めたわい。
　俺も言いたい「ホリー愛してるよ」心から言いたい。
　あの3部作が懐かしいよ。

2021/05/01

キングの最新長編。上下巻で、上巻は2段組340ページある。夜の公園で少年の惨殺死体が発見され、警察はすぐに容疑者を逮捕する。だが、彼には完璧なアリバイが……。ホラーだと思っていたが、展開はホッジズ三部作のようなミステリー仕立てだった。が、さすがはキング、途中から予想もしない展開をし、上巻最後はニヤニヤしながら終わった。そう来るかあ……。下巻が超楽しみ。