渋沢栄一と岩崎弥太郎 の商品レビュー
今でも残る岩崎家関係の文化施設などで、三菱財閥の財力の凄さに驚嘆し、つくづく創始者岩崎弥太郎はどんな人だったのだろうと興味があったのと、渋沢栄一は今年の大河ドラマでをやっていることもあり、興味を持ったので、同時代に生きた二人の実業家について1冊で読めるなら、と読んでみた。 二人...
今でも残る岩崎家関係の文化施設などで、三菱財閥の財力の凄さに驚嘆し、つくづく創始者岩崎弥太郎はどんな人だったのだろうと興味があったのと、渋沢栄一は今年の大河ドラマでをやっていることもあり、興味を持ったので、同時代に生きた二人の実業家について1冊で読めるなら、と読んでみた。 二人の人生を交互に書いているので、関係は分かりやすいが、時々どっちのことだっけ?と混乱する。 ともに天保年間の農家に生まれ、激動の時代を生き、現代に繋がる数多くの企業に関わっていた二人だが、商売のやり方や思考は全然違う。どっちが正しいということではないけど。 自己の利益だけを追求するのではなく、世の中全体が幸せにならないとビジネスは続かないというのは、今でも変わらない経営者に必要な視点である。 岩崎弥太郎は不摂生がたたって52歳で亡くなっているが、92歳まで生きて、最後まで信念を貫き通した渋沢栄一は本当に幸せな人生だったと思う。PCも新幹線もない、今より不便な時代の方が人間のスピードには合っていたのではないかという気がする。
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渋沢と岩崎の生涯を対比して書かれた本。 渋沢栄一の情報が厚めに書かれている。 二人がどうして合本主義と専制主義を取るようになったのかが、分かる本。
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数々の日本を代表する企業の創立に関わった渋沢栄一の公益主義と三菱を日本を代表する企業に押し上げた岩崎弥太郎の私益主義を事業運営や後継者育成などの理念を比較説明している。才能のある人と言うものはどのような立場においてもその場その場で自分なりの価値を出し輝くと言う点で現代においても学...
数々の日本を代表する企業の創立に関わった渋沢栄一の公益主義と三菱を日本を代表する企業に押し上げた岩崎弥太郎の私益主義を事業運営や後継者育成などの理念を比較説明している。才能のある人と言うものはどのような立場においてもその場その場で自分なりの価値を出し輝くと言う点で現代においても学ぶべきところがあると思う。
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大河に合わせて読んでみた 一人ずつも興味深い人物だが二人の比較によって浮き上がるものもある 面白い本だった
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激動の幕末期に経済官僚として名を成し、維新後に実業家に転身した渋沢栄一と岩崎弥太郎。公益を重視し次々と株式会社を立ち上げた渋沢栄一と、独裁主義を貫き三菱商会を大企業に押し上げた岩崎弥太郎、やがて大激論の末に決別。そんな両雄の波瀾万丈の人生と理念。
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