深夜残業 の商品レビュー
現場で残業ゼロは無理なのに、残業ゼロを目標にする上の人たち。よくある話だなあと思って読んでたら、どんどん残業禁止の方針が過激になり、面白くて1日で読み終えてしまった。
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「残業はお客さまのためにも宜しくない」と美しく纏めたいんだろうなー、と思いつつ、それほど痛快さを感じなかったのは(そうは言っても現実には・・・)と繰り返し押し寄せるサラリーマンの無力感故でしょうか? エリートコンサルの栗林さんがどー見ても単なるパワハラ能無し男にしか見えないのが...
「残業はお客さまのためにも宜しくない」と美しく纏めたいんだろうなー、と思いつつ、それほど痛快さを感じなかったのは(そうは言っても現実には・・・)と繰り返し押し寄せるサラリーマンの無力感故でしょうか? エリートコンサルの栗林さんがどー見ても単なるパワハラ能無し男にしか見えないのが玉にキズ。
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ビジネスブックマラソンで紹介されていたので購入。 「残業せずに業績を上げろなんて不可能です!」という帯の文句に深く頷く。(しかしビジネス書の多くはそれは間違いだという…) 「パワポで資料を作ると手の込んだものを作ってしまう。ページも増えるし、会議も長引く」はおっしゃる通りですー!...
ビジネスブックマラソンで紹介されていたので購入。 「残業せずに業績を上げろなんて不可能です!」という帯の文句に深く頷く。(しかしビジネス書の多くはそれは間違いだという…) 「パワポで資料を作ると手の込んだものを作ってしまう。ページも増えるし、会議も長引く」はおっしゃる通りですー!だからトヨタはA4で1枚とかいう本が出てるやん。 はー…なんか…うん…無駄…無駄がね…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
働き方改革、特に残業削減をテーマにしたビジネス小説。 埼玉県の中小企業であるお菓子(せんべい)メーカーを舞台に、本社から出向してきた部長級の人物と、社内でお荷物部署と言われているマーケティング部の面々と、国内の大手コンサル会社から派遣されてきた、剛腕コンサルタントが繰り広げる、ドタバタ喜劇です。 ドラマでも使えそうなプロットで、残業をただ強引に無くすという手段だけではダメで、社員自らが顧客のために、やる気・熱意を持ち、全社的に方向性が揃うと、一気に改革が進む、という流れです。 前半は、登場人物がみな、プリプリ起こっていて、話も進まないし、残業禁止、しかも電源が定時に斜断されたからとって、発動機を屋上に持ち込んでパソコンで仕事としたり、地元のカラオケボックスで隠れ残業しようとしていたら、そこに管理職が見回りに来たりと、それはないだろう、というネタが続きページをめくるのが遅くなります。 後半、皆のベクトルがあってきて、ここぞというときに災害が起き、本社の部長も汎発していた部下も、コンサルも急に力を合わせるようになるご都合主義はまあご愛敬ですが、それなりに楽しめます。 働き方改革が実質残業削減策にしかなっていないな、と感じる企業にお勤めの方は、まあ参考というか、楽しめるかもしれません。
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著者初読み。 GWに読む本を… と立ち寄った本屋で、「わたし、定時で帰ります」の新刊が出ていたので、同じ働き方をテーマとした今作をセットで購入。 タイトルとあらすじからは、とてもブラックな話かと思っていたが、意外や意外。テーマは重くても、登場人物はいたって真面目で、残業をする為に...
著者初読み。 GWに読む本を… と立ち寄った本屋で、「わたし、定時で帰ります」の新刊が出ていたので、同じ働き方をテーマとした今作をセットで購入。 タイトルとあらすじからは、とてもブラックな話かと思っていたが、意外や意外。テーマは重くても、登場人物はいたって真面目で、残業をする為にあらゆる手段を使う強者たちで、とても楽しく読めた。 缶詰の会社で働く飯尾は、出世もなかなか望めず、もやもやしている中、子会社である米菓子メーカー「亀岡堂」の業務改善を命じられる。 出向した飯尾は、コンサルタントの栗林と共に残業削減に取り組むが、一癖も二癖もある社員の行動に手こずる。 通常、この手の話だと給料の話が主になるかと思うが、今作はあくまでも「残業をさせたくない会社VS残業をしたい社員」の闘い。しかも、社員はただ単に仕事が終わらないから、残業をしたいの一点張り。 もうその時点で、現場を知らない上の勝手な思い込みな業務改善な訳だけど、対立するはずの飯尾がなかなかいい人で、社員の小さな意見にも耳を傾けるところが何ともいい。 作者の本業はコンサルと言うことで、内容は現場を知らない人が書いていることは一目瞭然だが、抵抗する社員のアイディアがなかなか面白いので、そこは目を瞑ろう。 自分の目の前の仕事は、どこに繋がっていくのか? 私個人もいつもベースにある考え方。 台風の被害でやっと本来の自分たちの仕事の意義が見つけられた亀岡堂の社員と飯尾、そして栗林。 出来過ぎ感は否めないが、お仕事小説をこれくらいの軽いノリで読むのもいいかもしれない。
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