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なおりはしないが、ましになる(1) の商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2024/04/02

自分以外の人間は自分と同じ人間ではない できることできないこと、気づくこと気づかないことは人それぞれ 当たり前は自分にしか通じない

Posted byブクログ

2023/06/05

「発達障害をポップに笑おう」 こんなものを描ける人とは出会わなかった。 仮にそうしたくたって、微妙な深刻さがどうしたって出る。借金しちゃった、とかクビになった、休んだ、周りから距離置かれてます、的な発言をしようものなら、それ自体もう引かれる。 この本は、通院先で一緒になった対面...

「発達障害をポップに笑おう」 こんなものを描ける人とは出会わなかった。 仮にそうしたくたって、微妙な深刻さがどうしたって出る。借金しちゃった、とかクビになった、休んだ、周りから距離置かれてます、的な発言をしようものなら、それ自体もう引かれる。 この本は、通院先で一緒になった対面恐怖症の男性が勧めてくれた。その人はKindle7000冊の読書家で、僕は半信半疑というより9信1疑くらいで手に取った。 かくして、神妙な話はもう全部カレー沢先生におまかせとあいなった。鋭い切れ味の自虐ネタで、みんなのため最前線で体を張ってくれてる。自己犠牲心のカタマリ、僕らのメシア。だって、読んでいると溜飲が涙のごとく流れて落ちる。 1ページでオチが作れて、なおかつきちんとメッセージが込められているところが凄い。真顔になりすぎない、さっぱり感はここに潜むのかもしれない。きみのレビューもさっぱりしなさい、と誰かがつっこんでくれないかな。 まじめな話(さっぱりする気なし)発達障害の大変さは究極のところ本人にしか分からない。だとしても、一体全体どこをどう通って、で、どうしてその困った発言が出てくるんですか?という電気回路ははっきり説明されている。つまるところ、めんどくさい。とか興味ない。それに尽きる。最低限そこには悪意がない。(もちろんそれで傷つけてしまう人もいるけれど) この作品では、当事者と夫と編集者のかけあいの中で、双方向の「???」が明るみになっていく。たとえ理解が至らなくても、とりあえずお互い納得できればそれでいい、というスタンス。変に治そうとか、分類しようとかしない。うまく言えないが「関係」がましになる、ということじゃないかなと思う。 LOVEバフソ

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2023/02/18

3.5 ADHDや発達障害について、本人側の対処法などを大分ファニーに漫画で描いている。 内容は一応セミノンフィクション?らしい。 特性の種類や薬での対処、タイトル通りなおりはしないがマシになる方法などが具体的に書かれていて、当人か否か問わず知っておいた方が良い内容。

Posted byブクログ

2022/10/16

漫画家・エッセイストである作者が発達障害の傾向(発達障害グレーゾーン)の結果が出てから、自らの生活を良くしようと試行錯誤し、七転八倒をしていく姿を描いた漫画。 いわゆる「大人の発達障害」をテーマにしたエッセイ漫画。 生きづらさや生活のしんどさ、例えばADHDの服薬をしてみての前...

漫画家・エッセイストである作者が発達障害の傾向(発達障害グレーゾーン)の結果が出てから、自らの生活を良くしようと試行錯誤し、七転八倒をしていく姿を描いた漫画。 いわゆる「大人の発達障害」をテーマにしたエッセイ漫画。 生きづらさや生活のしんどさ、例えばADHDの服薬をしてみての前後の生活の変化など、ハードだと思われるところも、作者のユーモアと自虐的な視点で描いてくれるため、深刻にならずに楽しみながら、かつうんうんと頷きながら読み進めた。 自分の生活が破綻しているのは自分の努力不足や怠けのせいであるからと責めてしまいがちというのは非常によく分かる。 グループミーティングで「人間関係の構築に難がある」と言っても一人ひとりの事情は違い。しかし、みな生きづらさを感じているところは共通していて、仲間意識をもてるというのは励まされる。 しかし、ミーティング終了後に、つるまずに一斉に帰るというとこは笑ってしまった。 生活をより良くしようとしているものの「劇的」な変化はなく小さな進歩がある程度なのは、現実的だが他の人もそうなのだなと勇気をもらう。 もしかして自分は……?と思う人や、診察結果が出てこれからどうしようと思っている人にも読んでほしい一冊。 2巻もぜひ購入したい。

Posted byブクログ

2022/09/25

カレー沢薫氏の「発達障害に向き合う」コミックエッセイ。 発達障害当事者(でも病院には行っていない)にとって、お役立ち情報満載、という感じ。 そして、やっぱ自分も発達障害グレーではないか???という疑惑を新たにする。 特に生活に支障がないので病院には行ってないが。 ここで出てきた「...

カレー沢薫氏の「発達障害に向き合う」コミックエッセイ。 発達障害当事者(でも病院には行っていない)にとって、お役立ち情報満載、という感じ。 そして、やっぱ自分も発達障害グレーではないか???という疑惑を新たにする。 特に生活に支障がないので病院には行ってないが。 ここで出てきた「工夫」について、すでに自分で取り入れているものがあったりする。

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2021/10/22

「これがカレー沢さんの漫画か」っと思った。 面白いけど、文章の方がもっと面白いかも。 『ブスの本懐』しか読んだことないのですけどね。

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2021/07/23

なかなか理解できない人々。 でも世の中で一緒に生きていくためには理解はできずとも共感する努力は必要かもしれないなあ。

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2021/05/07

全部ではないけど、部分的にあるあるがちらちらしています。誰もが多かれ少なかれなのかな。 掃除が割と好きな夫、素敵ですな。それとも環境によりそうなったのでしょうか。

Posted byブクログ

2021/03/30

作中の障害とは別の病で生活に支障をきたしている身としてはKUFUの姿がとても励みになった。続きも楽しみ!

Posted byブクログ