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冬でも薄着の彼が風邪を引いた の商品レビュー

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2021/04/27

> 自由律俳句とは、定型に縛られずに作られる俳句を言う。 季題にとらわれず、感情の自由な律動を表現することに重きが置かれる。口語で作られることが多いのも特徴。 - wikipedia 私は俳句をプレバトというTV番組にて毎週”見ている”が、自分自身では作らないし、また、俳...

> 自由律俳句とは、定型に縛られずに作られる俳句を言う。 季題にとらわれず、感情の自由な律動を表現することに重きが置かれる。口語で作られることが多いのも特徴。 - wikipedia 私は俳句をプレバトというTV番組にて毎週”見ている”が、自分自身では作らないし、また、俳句の知識も持っていないため、番組に講師として出演する夏井いつきさんのように理論を重ねた評価などできない。そのため感覚による感想しか言えないが、どうもこの本にあるような俳句、自由律俳句は、ただの一言メモやつぶやきのように感じられて好きになれなかった。 例えば、 > もう再放送してる など、ただの感想のようにしか感じられなかった。 自分はきちんと季語がある17音で書かれた俳句の方が好みなのだと思う。 タイトルにある俳句はとても良く感じて、他の俳句も楽しみだったのに残念だった。 3編のエッセイの方は、 グルメレポートは"グルメのレポート"ではなく"グルメに至るレポート"または"グルメ後のレポート"がほとんどだったため、好きになれず、 卒業旅行記は、創作にあるような出会い経験感動そのようなものではなく、一般人の普通の旅行というものがそのまま書かれていてそこが良かった。 四国遍路ひとり歩き旅行記も同様で > お遍路は、自分を見つめ直す修行の場である 作者がいっているように、その点を踏まえて読んでいけば、途中で口が悪くなることがあっても、それはお遍路を歩き続けて疲れた作者の本音がつい出てしまったのだと感じて面白く読めた。 最後にちょっと気になった点として、作中に > 女将さんは「お遍路をしたことがある人しか、政治家になれないようにしたらいい」と言う。その言わんとすることは何となく分かるが、それは、この僕も政治家の候補になるということを意味する。 とあるが、候補になる"資格"は得ることはできるが、その資格を使わない限り候補になるということを意味しないのでは。

Posted byブクログ