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時代を撃つノンフィクション100 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2022/02/27

ちょっと話が飛ぶことがあって読みづらかったです。ノンフィクションという言葉にはこういう意味を含むこともあるのだなと。 思ってた内容とは違いましたがこれも出会いなのでここに出てきた本は読んでみようと思いました。図書館で。

Posted byブクログ

2022/01/15

どうしても書かずにいられない、ローアングルで人間や社会をとらやた作品、70〜00年代。格差社会、アウトロー、宗教、現代アジアと日本、科学と市民、格闘するメディア、メディアのなかの個性、戦争、朝鮮・中国の歴史と日本社会、近代史。 戦前・戦中・戦後、すごい変化の時代が、すぐ近くにあ...

どうしても書かずにいられない、ローアングルで人間や社会をとらやた作品、70〜00年代。格差社会、アウトロー、宗教、現代アジアと日本、科学と市民、格闘するメディア、メディアのなかの個性、戦争、朝鮮・中国の歴史と日本社会、近代史。 戦前・戦中・戦後、すごい変化の時代が、すぐ近くにあったのだと再認識しました。

Posted byブクログ

2022/01/07

ノンフィクション100冊を紹介するのだが、各一冊に割かれたページは見開き2頁なので、なかなか深いところまで触れられないもどかしさがあり、なんとなく雰囲気しかないような感じがしてしまった。もう少し、内容にも触れて、作者のスタンスにも触れられれば、その「雰囲気」にも納得がいったのかな...

ノンフィクション100冊を紹介するのだが、各一冊に割かれたページは見開き2頁なので、なかなか深いところまで触れられないもどかしさがあり、なんとなく雰囲気しかないような感じがしてしまった。もう少し、内容にも触れて、作者のスタンスにも触れられれば、その「雰囲気」にも納得がいったのかなと思う。とはいえ、いくつか興味を惹かれる本もあった。それで十分かもしれない。

Posted byブクログ

2021/07/13

現代社会を厳しく批判する著者の目は、そのような視点で選んだ本を多く並べている。著者はここではいつものように雄弁ではなく、それぞれの本の主張に委ねているといってよい。安田浩一「ネットと愛国」は安倍晋三氏の言葉が、ネトウヨに似ていることを主張。魚住昭「メディアと権力」での渡辺恒雄の恐...

現代社会を厳しく批判する著者の目は、そのような視点で選んだ本を多く並べている。著者はここではいつものように雄弁ではなく、それぞれの本の主張に委ねているといってよい。安田浩一「ネットと愛国」は安倍晋三氏の言葉が、ネトウヨに似ていることを主張。魚住昭「メディアと権力」での渡辺恒雄の恐怖政治ぶりで「俺の言うことに従う谷やつだけが優秀な社員だ」と語ったという紹介はさもありなむ、と思った。後藤正治「天人」では深代惇郎が批判記事を書いたことを謝る産経の馬見塚達雄に「相互批判がないとジャーナリストはダメになっていく」と泰然と言い放ったというエピソードが印象的。今はそのような関係は残っているのだろうか。辺見庸が記者会見で戦争責任を問われた昭和天皇の「そういう言葉のアヤについては、良く分かりません」と答えたという昭和天皇の姿勢を批判していることは、納得する。私自身もあの言葉がTVなどで流れるたびに違和感を持つ。

Posted byブクログ

2021/07/13

ここに取り上げられたノンフィクション小説(一部事実に基づいた内容)は概ね、政治家と金・権力、そこに貪る利権企業群、メディアとの利害関係からくる権力と私物化、それと、戦争とその背景に携わる政治家・軍部関係者、損得の利害関係である。 昭和の初期から指摘しているのは近代も腐敗した政治と...

ここに取り上げられたノンフィクション小説(一部事実に基づいた内容)は概ね、政治家と金・権力、そこに貪る利権企業群、メディアとの利害関係からくる権力と私物化、それと、戦争とその背景に携わる政治家・軍部関係者、損得の利害関係である。 昭和の初期から指摘しているのは近代も腐敗した政治とその利害関係が存続していることだ。今の菅政権もそうだが、それ以前から政治は政治家の為(権力と金)だけのものであって決して国民を守ることでは無いことがはっきりしていることだ。その理由は文中にもある「政治家が非能力であっても国民が優秀であれば経済は動く」ということだ。これはコロナ禍で確証していると思う。

Posted byブクログ

2021/07/10

紹介されている100冊+文中で言及されている本のどれもが興味深い。読みたい本がますます増えて困るが、生きている間に網羅するのが不可能だとわかっているなら、割り切ってこの一冊を読んでおくのもあり!

Posted byブクログ

2021/06/27

週刊東洋経済での書評・著者インタビュー欄から興味を持って購入。ここで取り上げられたものから読んでいきたい。

Posted byブクログ

2021/06/25

ノンフィクションの魅力は、著者の綿密な調査と事実の掘り起こしの積み重ねによって、隠れていた真相に迫る迫真の説得力で、読者自身がさも現場に居合わせているような臨場感を得られることにあります。他人の不幸は蜜の味などの例えは不謹慎極まりないことですが、、本書で取り上げられた100篇のノ...

ノンフィクションの魅力は、著者の綿密な調査と事実の掘り起こしの積み重ねによって、隠れていた真相に迫る迫真の説得力で、読者自身がさも現場に居合わせているような臨場感を得られることにあります。他人の不幸は蜜の味などの例えは不謹慎極まりないことですが、、本書で取り上げられた100篇のノンフィクションは、不幸な時代の歴史的事件や疲弊した現代社会が背景となって、タブ-の領域に踏み込んだ作品が多く紹介されており、真実の重圧におし潰されそうな息詰まるものばかりです。

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2021/05/10

ノンフィクション本を開拓したくて購入。 メディア・歴史・現代社会にカテゴライズされて紹介される100冊はほとんどが知らない本。 それぞれ興味を惹かれるような紹介文になってるかと言えばそうでもない気もするんだけど、この本片手に一日中本屋を遊びまわることができそう。 岩波新書なので...

ノンフィクション本を開拓したくて購入。 メディア・歴史・現代社会にカテゴライズされて紹介される100冊はほとんどが知らない本。 それぞれ興味を惹かれるような紹介文になってるかと言えばそうでもない気もするんだけど、この本片手に一日中本屋を遊びまわることができそう。 岩波新書なので、紹介されている本も全て岩波から出てる本なのかなと思っていたら全然そんなこともなく、大小問わない出版社の本が分け隔てなく紹介されており懐が深い。さすが岩波パイセンです。 これ持って本屋行って自分で本を選んで買ってその本を読むまでがこの本の読書です。本屋に行こう。

Posted byブクログ

2021/05/09

この本を読まなければ出会わなかった本もあったと思う。さっそく、何冊かネットで注文した。 ただ、一つ一つの文章が、内容の紹介、読ませたくする仕掛け、どちらも改善の余地があるような気がした。

Posted byブクログ