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僕と彼女の左手 の商品レビュー

3.9

13件のお客様レビュー

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2024/10/04

何となくだけど、映画化したらとても良さそうな内容。 でも、左手だけでピアノを弾くという演技は中々難しいかな… ストーリー自体は割とシンプルで、ミステリーという感じまでは無かったけど、後半にかけて段々謎解き要素が出てきて引き込まれ、一気読みしてしまいました。

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2024/06/05

さやこ、グイグイくる子だなあ(=あまり好きになれないかも)と思ったら。 さやこの演奏聞いてみたい。

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2024/02/26

恋愛小説と思いきや、散りばめられた伏線を回収して、恋愛ミステリーに仕上げられている。 左手だけで弾くさやこのピアノの音色が聴こえてくるような描写、繊細な心の動き、ゆめさんらしい光が満ちてくる物語。

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2023/01/24

綺麗なお話でした。青空の色をベースに、エメラルドグリーンとイエローが爽やかに霧がかるようなイメージの青春物語。

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2022/05/18

今回はイヤミスではなく。 爽やかな青春ラブストーリーかと思いきや、登場人物には影があって... 唐突だなと思った序盤部分も真相がわかれば、納得。

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2022/05/14

ミステリーという感じはしなかった。(正直もしかして?と想像できたこともあったので) たださやこが右手を使えないことを左手を残してくれたとハンディに感じないような考え方ってなかなかできないから尊敬した。 また私もピアノを弾いていたからだろうか。どんな音色なんだろうと想像しながら読み...

ミステリーという感じはしなかった。(正直もしかして?と想像できたこともあったので) たださやこが右手を使えないことを左手を残してくれたとハンディに感じないような考え方ってなかなかできないから尊敬した。 また私もピアノを弾いていたからだろうか。どんな音色なんだろうと想像しながら読み、習を引きつけてしまう演奏って相当人間性が音楽に現れていたのかなと思った。

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2021/09/09

はじめは恋愛小説かなと思いながら読み進めていたが(それでも描写の表現の仕方は面白かった)、途中から急展開。読み応えのあるもので一気に読み進めた。 ハンディを負ったヒロインの優しすぎる性格と並々ならぬ努力で夢を追い続ける姿は心打たれるものがあった。この組み合わせは正直ずるいと思う...

はじめは恋愛小説かなと思いながら読み進めていたが(それでも描写の表現の仕方は面白かった)、途中から急展開。読み応えのあるもので一気に読み進めた。 ハンディを負ったヒロインの優しすぎる性格と並々ならぬ努力で夢を追い続ける姿は心打たれるものがあった。この組み合わせは正直ずるいと思う。 いやな人間は全くなく、読み終えた後は気持ちが良かった。

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2021/08/10

ミステリーというより恋愛小説に近いかな でも恋愛小説ではない やはりミステリーなのかな? ついつい一気読み 描写方法がうまいのか、音楽や感情、情景がすんなりとイメージでき、とても読みやすかった そして久々にどストレートに感動させられた 特に『この左手は、神様は残してくれた』と...

ミステリーというより恋愛小説に近いかな でも恋愛小説ではない やはりミステリーなのかな? ついつい一気読み 描写方法がうまいのか、音楽や感情、情景がすんなりとイメージでき、とても読みやすかった そして久々にどストレートに感動させられた 特に『この左手は、神様は残してくれた』というさやこの発言はズシンとくるものがあった (セリフ多少違うかもしれないがご愛嬌) 音楽やクラシックの知識とかあったら、もっと楽しく読めたかも 映画化してほしいけど、繊細なシーンが表現しきれなそうなので映画化してほしくない なかなかの葛藤案件

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2021/04/28

プレリュード ~前奏曲~ 第一曲 出会い 第二曲 僕の左手 インターリュード ~間奏曲~ 第三曲 光と影 第四曲 彼女の左手 ポストリュード ~後奏曲~ ちょっと変わった出会い。少し不思議な彼女の挙動。 彼の苦しみと彼女の思い、彼の思いと彼女の苦しみ。 様...

プレリュード ~前奏曲~ 第一曲 出会い 第二曲 僕の左手 インターリュード ~間奏曲~ 第三曲 光と影 第四曲 彼女の左手 ポストリュード ~後奏曲~ ちょっと変わった出会い。少し不思議な彼女の挙動。 彼の苦しみと彼女の思い、彼の思いと彼女の苦しみ。 様々なことが明らかになって新しい時間が始まる。 そして彼女の奏でる音楽が私の耳にも聞こえる。

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2021/04/26

ピアノを弾くような、繊細な文章を目で追いながら、いつまでも読んでいたいと思えるような心地になりました。 冒頭に描かれた、電車の脱線事故。大きく人生を変えられてしまった主人公の元に現れるのは、生まれた時から右手が動かない、片手でピアノを弾く、女の子でした。 帯に書いてあった、「...

ピアノを弾くような、繊細な文章を目で追いながら、いつまでも読んでいたいと思えるような心地になりました。 冒頭に描かれた、電車の脱線事故。大きく人生を変えられてしまった主人公の元に現れるのは、生まれた時から右手が動かない、片手でピアノを弾く、女の子でした。 帯に書いてあった、「ミステリー」という言葉から、ミステリー要素を探していましたが、なかなか見つからず、気がつけば本の中に吸い込まれている自分。 読み終えて、ちゃんとミステリーだったことを知り、2度目を読むと、全ての行動の意味がはっきりと見えてきます。この描写力、すごすぎます。 物語の中で取り上げられる、数々のクラシックは、インターネットで調べながら、聴きながら本を読み進めました。 片手で弾くピアノとは全く違うものであるかもしれませんが、それでも、聴く価値はあるとおもいます。 人は与えられたものから、自分なりの解釈をします。 左手しか使えないさやこを、最初は可哀想だと思っていたけれど、必ずしも本人が同じように思っているわけではないのです。 右手を失ったのではなく、神様から左手を与えられた、というさやこの一言は、なんだかじんわりと、心に響いてくるのでした。

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