ソヴィエト連邦の超兵器 戦略兵器編 の商品レビュー
超兵器というが、別段気を衒ったやばいものではなく、弾道ミサイルとか原潜とか。 もっとも、その巨大さというか、数というか、ある意味気を衒ったといえなくもないソヴィエトの兵器群。 国の崩壊とか予算とかで実現しなかったものもあり、著者の多田先生は、もったいない、残念だというが、完成して...
超兵器というが、別段気を衒ったやばいものではなく、弾道ミサイルとか原潜とか。 もっとも、その巨大さというか、数というか、ある意味気を衒ったといえなくもないソヴィエトの兵器群。 国の崩壊とか予算とかで実現しなかったものもあり、著者の多田先生は、もったいない、残念だというが、完成していれば当然、日本も含めた西側への脅威が増すものではあるのだが、全くそういうことを気にしない兵器マニアの魂が溢れている。 安全、という言葉のないロシアの、疑心暗鬼というか、我々からしたら、相当歪んだ、だけど、否定のできないドクトリンの凄まじさも感じるもので。 イラストが、兵器のイラストが可愛くていいのだった。
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これ以上なく物騒なテーマを、これ以上なく丁寧且つ読みやすく解説してくれている。また、資料集としての価値もある。続編も楽しみである。
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