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世界のおすもうさん の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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基地問題は無関係なのに

冒頭、沖縄の基地問題にギャアギャア。筋違い過ぎて話にならない。 そもそも米帝が侵攻・居座らなければ基地は無かった。それを日本人のセイにする卑劣っぷり !

翡翠子

2023/08/29

相撲にはほとんど関心がないけど、和田靜香さんと金井真紀さんのお二人の本なんて読まずにはいられない。 今まで全く知らなかった世界の相撲事情、女子相撲事情を知ることができた。相撲といえば日本の大相撲しか知らないというか、知ろうともしなかったが、地道に、世界中で、男性だけでなく女性も真...

相撲にはほとんど関心がないけど、和田靜香さんと金井真紀さんのお二人の本なんて読まずにはいられない。 今まで全く知らなかった世界の相撲事情、女子相撲事情を知ることができた。相撲といえば日本の大相撲しか知らないというか、知ろうともしなかったが、地道に、世界中で、男性だけでなく女性も真剣に取り組んでおられることを知り、自分の興味の外にどれだけの世界が広がっているのか考えてしまう。 「はじめに」で沖縄に連帯するデモから始まった本書は、「金井さんを内モンゴルに連れていって、現地のブフを見てもらいたかったけど、一緒に行くことはできなくなっちゃったなぁ」という中国の内モンゴル締め付けに対するデモを率いる内モンゴル出身者の言葉で、最後の章が終わる。 明るい文章と可愛い絵で和んでばかりはいられない。

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2022/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アジアのおすもうさん、アメリカ大陸とヨーロッパのおすもうさん、がもう少しでアフリカのお相撲さんに行く手前。相撲も広い。すこし緩めるとこんなに広がるんだ。

Posted byブクログ

2022/01/05

大相撲とはぜんぜん別物の生活に根付いている相撲がおもしろい。 ただ金沢の方の伝統だけは、なんだかなという感じ。 沖縄の文化が分かるし、女の子の相撲も応援したい。

Posted byブクログ

2021/10/12

古代アラビアに端を発する「すもう」文化が世界中に伝播して日本では相撲となり独自の発展を遂げるが、近年はSUMOとして「逆輸出」されて愛好家を増やし、国際大会が開催されると世界中から選手が集まるそうだ。横綱白鵬が自ら主催する世界青少年大会という素晴らしい企画が毎年開かれていることも...

古代アラビアに端を発する「すもう」文化が世界中に伝播して日本では相撲となり独自の発展を遂げるが、近年はSUMOとして「逆輸出」されて愛好家を増やし、国際大会が開催されると世界中から選手が集まるそうだ。横綱白鵬が自ら主催する世界青少年大会という素晴らしい企画が毎年開かれていることも冒頭で紹介される。(年に何回も大相撲中継するNHKでこの種の大会を取り上げたりすることはあるのだろうか?) スモウを国技とかローカル・スポーツという狭い視野でしか見ていない我々に対してジェンダーレス且つグローバルな広がりがあることを教えてくれる好著だが、レフト系の著者ゆえの愛嬌みたいなものと思うしかないものの、沖縄やモンゴルの章で嫌日な発言で啓蒙してくるのにはさすがに辟易する。

Posted byブクログ

2021/07/07

「マル農のひと」以来 金井真紀さんの「絵」には反応してしまいます。 「その道」では有名だけれど 知らない人は全く知らない (取材されている)当人は そんな周りの反応などどこ吹く風 わたしゃ 自分のやりたいことを 自分流で やっていくのだ という人たちを 金井さんは実に心憎いまで...

「マル農のひと」以来 金井真紀さんの「絵」には反応してしまいます。 「その道」では有名だけれど 知らない人は全く知らない (取材されている)当人は そんな周りの反応などどこ吹く風 わたしゃ 自分のやりたいことを 自分流で やっていくのだ という人たちを 金井さんは実に心憎いまで 取材して人物像を浮かび上がらせていく (文字通り)絵が浮かび上がっていく プロの「相撲」(?)には全く興味はありませんが 「野見の宿祢」、「当麻蹴速」辺りのことには 大いに興味があります。 日本の(世界の)各地に残っている「相撲」「角力」 には大いに興味があります。 まぁ それはともかく 「こんな人たちが ちゃんと いるぞ」 という意味では稀有な一冊になっている と思います。 2018年の沖縄の辺野古基地問題への反対デモの 中で出会うべくして出遭った和田静香さんと、金井真紀さんお二人のライターの出逢いから始まった企画、 それもまた とても興味深い。 時折り、挿入される「政治」の話もとても興味深い。 中でも「モンゴルブフのおすもうさん」は読み応えありでした。

Posted byブクログ