放課後ひとり同盟 の商品レビュー
読んでいてわっ、こういうことだったんだ…!ってなる切り口が斬新で面白い。 感情が明確に書かれているわけではないのに、登場人物たちの思いが汲み取れる描写があってステキだなあと思った
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思春期の頃の悩みが気持ち良く描かれている。短編に出てくる人同士が少しずつ絡み合いながら。個人的には、もう少しそれぞれの物語が影響し合うのかと思っていたので、そこは少し残念。登場人物としては出てくるが、それぞれの物語となっていた。
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「誰かのこと好きになると、ちゃんと女になりたくなるんだって気づいた」 「いまのおれは、男でも女でも、林以外の人は好きにならないよ」 ストーリーテラーもよかったし、なにより最後の「僕とじょうぎとぐるぐると」がめちゃくちゃ好きなやつでした
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一人でも大丈夫。皆一人なんだから。と、現役の高校生に読んでもらいたいです。同調圧力の強いこの日本で、一人一人が自立していく過程で助けになる著書だと思います。
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色々抱えている10代の子たちのお話。登場人物が少しずつリンクしていて、短編集だけどゆるいつながりを感じます。 不安感や、性別に対する違和感、家族との関係、恋愛…。ままならない状況でもがいている子たちにちょっとだけ希望の光がさすような物語。読んでいて心がヒリヒリして時々泣きそうにな...
色々抱えている10代の子たちのお話。登場人物が少しずつリンクしていて、短編集だけどゆるいつながりを感じます。 不安感や、性別に対する違和感、家族との関係、恋愛…。ままならない状況でもがいている子たちにちょっとだけ希望の光がさすような物語。読んでいて心がヒリヒリして時々泣きそうになっちゃった。 最後の話が特に好き。最年少10歳の男の子のお話で優しいお兄ちゃんや同級生のぐるぐる(心の闇みたいなものかな)に気づいちゃう。この子も優しい子で… 繊細で敏感で危うくて優しい、思春期特有の感覚がつまった一冊。
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