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百人一首うたものがたり の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/10/24

一首ごとに歌が詠んでいる光景・情景とともに、詠み人の背景や、他の和歌も紹介されており、その一首に深み、奥深さが増している。 その詠み人の会心の一首というわけでもなく、定家の人間臭い思惑も入っていたのかと、純粋な珠玉集ではないのが、ちょっと悲しかったりもする。 でも、それを含め...

一首ごとに歌が詠んでいる光景・情景とともに、詠み人の背景や、他の和歌も紹介されており、その一首に深み、奥深さが増している。 その詠み人の会心の一首というわけでもなく、定家の人間臭い思惑も入っていたのかと、純粋な珠玉集ではないのが、ちょっと悲しかったりもする。 でも、それを含めて、この百人一首は面白いのだと、教えてくれる本である。

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2024/05/12

それぞれの歌人の他の歌も掲載していて、とても勉強になった。その歌人にとって1番の歌が掲載されているのではないということも知ったし、それは選者である藤原定家の美意識であったり、嫉妬であったり、政治的なものであったりすると言うのが、とても興味深く、歴史も勉強しないといけないと思った。

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2023/09/26

これも,古文の副読本にして良いくらいおすすめ 文法はおろか教科書や参考書読んでも理解し辛い掛詞を文法アレルギー人間ですら(要は私(笑))理解出来るくらい丁寧に解説。おまけに歌が詠まれた背景も簡潔に説明しているから奈良〜院政期の学習にもなるという一石二鳥。有名な小町や業平、和泉式部...

これも,古文の副読本にして良いくらいおすすめ 文法はおろか教科書や参考書読んでも理解し辛い掛詞を文法アレルギー人間ですら(要は私(笑))理解出来るくらい丁寧に解説。おまけに歌が詠まれた背景も簡潔に説明しているから奈良〜院政期の学習にもなるという一石二鳥。有名な小町や業平、和泉式部の歌は当然優れているけど、改めて読むとあちこちに韻の響きが素晴らしく良いなあと思える和歌が沢山。中学の時殆ど説明も無くひたすら覚えろ と強制されたので何となく苦手意識があったがこれを読んで大分緩和されました

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2022/05/28

読み終わるのが勿体なくて、ちびちびと読んできた。うたの背後にある物語を知っていくのは楽しい。 文末に添えられた水原さんのひとことがなんともよい。

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2021/10/23

 講談社のpodcastで紹介されていたので手に取ってみました。歌人水原紫苑さんによる「百人一首入門書」です。  私も高校時代には百人一首をすべて暗記させられましたが、今、それから40年以上経ると本当に誰でも知っているような有名な数首しか憶えていません。  それではいかにも情けな...

 講談社のpodcastで紹介されていたので手に取ってみました。歌人水原紫苑さんによる「百人一首入門書」です。  私も高校時代には百人一首をすべて暗記させられましたが、今、それから40年以上経ると本当に誰でも知っているような有名な数首しか憶えていません。  それではいかにも情けないので、ちょっとおさらいをしてみようと手に取ってみまたのですが、やはり歌を味わうのは難しいですね。現代語に訳して頭で理解しようとしてもまったく楽しくありません・・・。

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2021/05/18

百人一首関連本 いったい何冊目だろう笑 ちはやふるの影響で百人一首に興味を持ち始めて、いろいろと読みあさってます! 百首の解説が分かりやすく書いてあります。 書いてある内容も難しくなく、読みやすい一冊だと思います。 現代の短歌も載せてあり、そこは今まで読んだ本にはなかったから新...

百人一首関連本 いったい何冊目だろう笑 ちはやふるの影響で百人一首に興味を持ち始めて、いろいろと読みあさってます! 百首の解説が分かりやすく書いてあります。 書いてある内容も難しくなく、読みやすい一冊だと思います。 現代の短歌も載せてあり、そこは今まで読んだ本にはなかったから新鮮でした!

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2021/03/28

講談社のPR誌『本』の連載に加筆したもの。見開き2頁に1首ずつ、コンパクトに紹介されていて、どこからでも目を通すことができる。歌の鑑賞だけではなく、定家がその歌を採った理由(場合によっては、もっと優れた作品があるのになぜをそれを採らなかったのか?)とかにも話が及んでいて、楽しく読...

講談社のPR誌『本』の連載に加筆したもの。見開き2頁に1首ずつ、コンパクトに紹介されていて、どこからでも目を通すことができる。歌の鑑賞だけではなく、定家がその歌を採った理由(場合によっては、もっと優れた作品があるのになぜをそれを採らなかったのか?)とかにも話が及んでいて、楽しく読めた。 ちなみに、各首の左下にはかるたの「決まり字」が書かれている。「むらさめの露もまだひぬまきの葉に」であれば「む」、「わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと」であれば「わたのはらや」。こういった趣向も面白い。

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