アンゴルモア 元寇合戦記 博多編(第四巻) の商品レビュー
対馬救援を要請するため、朽井迅三郎は諸将注視の中を身一つで博多湾に上陸した。彼は抜け人として拘束されるが、元軍との戦闘経験を買われ成り行きで悪党連中を率いることとなる。元軍・高麗軍の第一波は博多のみならず筥崎本陣へと向かい、博多の朽井は様子見の諸将を尻目に左軍ウール三兄弟の陣に突...
対馬救援を要請するため、朽井迅三郎は諸将注視の中を身一つで博多湾に上陸した。彼は抜け人として拘束されるが、元軍との戦闘経験を買われ成り行きで悪党連中を率いることとなる。元軍・高麗軍の第一波は博多のみならず筥崎本陣へと向かい、博多の朽井は様子見の諸将を尻目に左軍ウール三兄弟の陣に突入。御家人たちも浮足立った元軍・高麗軍に襲い掛かり、ついにこれを撃退する。少なくとも緒戦において、蒙古を撃退したのは神風でも何でもなく、善戦した御家人たちだったのだ。対馬を脱出していた宗家嫡子郎党との関係も、今後気になるところである
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