1,800円以上の注文で送料無料

QED 源氏の神霊 の商品レビュー

4.2

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/02/17

源平の話とその結末は頼朝や義経、清盛の話ばかりになるが、事の真相は、今回のストーリーのように違うのかも知れない。義の頼政、情の義仲、真の源氏、ここにあり。

Posted byブクログ

2022/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今更ながら感じているけれども、 この作品のラストの文章はそのすべてを知った後に 読める展開なのですごくきついものがあるのですよ… (これはシリーズと別登場人物作品通してね) 今回はその場所を毀損した場合には 祟りをもたらす場所でそのものが壊された状態で 殺人事件が発生します。 なぜそこには事件が起きてしまったのか… それは源平合戦と深く… 貴重なタタルの笑顔があるけれども やっぱりは彼は非常に恐れを知らないね!! それが権威の人であろうがお構いなしでね… 今回はそんなには胸糞ではないけれども 犯行事由に胸糞なものがあります。 ご注意を。

Posted byブクログ

2022/08/17

今旬の源氏と平家。 何故源家と言わないのかも書かれてあり、別冊の源平の怨霊と被るけど復習にもなるし、別視点で書いてあるので驚きもあり楽しく読めた。 図書館本なので文庫になったら購入しなくていけない

Posted byブクログ

2022/07/27

小余綾先生のシリーズと絡めて読むと面白いですね。頼政の謎に絡めて安徳天皇の秘密と平家滅亡とか。さて主役二人ですがタタルと奈々はすでに結婚してた訳ですが高田先生はあくまで桑原、棚旗で通しますね。二人はまるで昭和の夫婦、奈々は三歩下がって?QED異聞中「木曽殿最後」で橘樹雅側から描か...

小余綾先生のシリーズと絡めて読むと面白いですね。頼政の謎に絡めて安徳天皇の秘密と平家滅亡とか。さて主役二人ですがタタルと奈々はすでに結婚してた訳ですが高田先生はあくまで桑原、棚旗で通しますね。二人はまるで昭和の夫婦、奈々は三歩下がって?QED異聞中「木曽殿最後」で橘樹雅側から描かれたシーンが本作品でタタル、奈々側から描かれたり面白シーンも。2005年と実年がわかると複雑な気もします。

Posted byブクログ

2022/05/24

日本史に関する新説を披露するのが主眼で、殺人事件は添え物という感じかな。源平合戦の新説が目白押しで驚く。毎回毎回、新しい解釈を打ち出してくるのが凄いなあ。うーむ、本当にそうなのだろうか。読んでいると、凄く説得力を感じるのだが。 ・摂津源氏の源頼政は、清盛に引き立てられて従三位にま...

日本史に関する新説を披露するのが主眼で、殺人事件は添え物という感じかな。源平合戦の新説が目白押しで驚く。毎回毎回、新しい解釈を打ち出してくるのが凄いなあ。うーむ、本当にそうなのだろうか。読んでいると、凄く説得力を感じるのだが。 ・摂津源氏の源頼政は、清盛に引き立てられて従三位にまで上がったが、最後は清盛に逆らって、77歳で平家討伐ののろしを上げた。一族郎党や近くのものが皆喜んで従ったのは、頼政が変節の輩ではなく、一貫して帝を尊んでたてた人物だったからである。 ・義経、頼朝は平氏の北条氏の傀儡で、実は源平の争いではなく、平平の争いだった。 ・安徳天皇は女だった。数々の証拠がある。清盛は、安徳天皇に平家の血を受け継ぐ皇子を生ませて、皇室を乗っ取ろうとした。頼政はそれが許せなかった。 ・「徳」の字がつく天皇は、怨霊になる可能性があった天皇で、7歳以下は神様と言われていた時代に、安徳天皇の死は人々から恐れられたのだ。 ・壇ノ浦の戦いで源氏が逆転勝利をしたのは、漕ぎ手を狙ったわけでもなく、潮目が変わったわけでもなく、阿波民部重能の裏切りによる。 ・頼政も木曾義仲も悪評があるが、本当は信義と情の人だった。芭蕉は義仲と巴御前が異常に好きで、芭蕉の字も巴に焦がれるだし、義仲の墓の隣に葬られた。 ・佐々木小次郎は巌流という流派で、巌流島という名前も、卑怯な手段で命を奪われた小次郎を怨霊慰撫するためであった。 ・安徳天皇は、清盛が厳島神社の八大龍王の娘の明神に願を掛け生まれ、その明神・宗像三女神の化身であったと言われた。蛇の象徴である鏡を蛇の好む水に返すために、時子は三種の神器を抱えて海に飛び込んだ。 今は、こういうことが定説になりつつある?それとも高田崇史の新説なのか。

Posted byブクログ

2022/05/05

大好きなQEDシリーズの最新作。奈々さんや小松崎、祟さんなどお馴染みの名前を見るとあっという間にQEDの世界にワープする。長いシリーズで形作られてきた世界観がとても好きなので今回も楽しく、そして読み終えてしまうのが惜しい気持ちで読んだ。訪れたことのある京都や宇治、瀬田は景色が目に...

大好きなQEDシリーズの最新作。奈々さんや小松崎、祟さんなどお馴染みの名前を見るとあっという間にQEDの世界にワープする。長いシリーズで形作られてきた世界観がとても好きなので今回も楽しく、そして読み終えてしまうのが惜しい気持ちで読んだ。訪れたことのある京都や宇治、瀬田は景色が目に浮かぶようだったし、電車や新幹線に乗って移動する様子も一緒に旅をしているようでとても楽しい。コロナ禍があけたら壇ノ浦も旅行に行ってみたいと思った。

Posted byブクログ

2022/04/02

今ちょうど源氏絡みの大河ドラマをやってて、そこでちょっと出てきたあの人!って感じだったんだがなかなか興味深く読めました てか、いつのまにかタタルと奈々は結婚してたんだ! 2022.4.2 51

Posted byブクログ

2022/03/21

QEDシリーズ、長編。 番外編じゃなくてちゃんとシリーズ作品が読めるのが嬉しい。小松崎と奈々ちゃんの妹が先にくっついちゃうというまさかの展開も嬉しいやら、ビックリするやら(笑)事件は事件であるとしても、歴史ミステリの蘊蓄はやっぱりQEDシリーズが余計な茶々が入ることなく一方的な(...

QEDシリーズ、長編。 番外編じゃなくてちゃんとシリーズ作品が読めるのが嬉しい。小松崎と奈々ちゃんの妹が先にくっついちゃうというまさかの展開も嬉しいやら、ビックリするやら(笑)事件は事件であるとしても、歴史ミステリの蘊蓄はやっぱりQEDシリーズが余計な茶々が入ることなく一方的な(!)タタルの説明で進められていくので一番読みやすいワ。 今作は源頼政と木曽義仲について。教科書の中の彼らの印象とは全く違っていて面白かった。なかなか納得のいく人物評でした。 高田作品でまだ読んでいないシリーズがあるのだけれど、そのシリーズのキャラなのかな?チョコチョコと出てきたので気になる。また読まねば。

Posted byブクログ

2022/02/27

審神者としては、獅子王のじっちゃんが忠義心に溢れた方だったことがよく解って、獅子王を撫で繰り回して褒めたい気分になりました。 主として誇らしいです。 作中で奈々さんがタタルさんに、事件によく遭遇するのは彼女のせいだって言われて、小松崎さんに肯定されてるけど、奈々さんはあまり堪え...

審神者としては、獅子王のじっちゃんが忠義心に溢れた方だったことがよく解って、獅子王を撫で繰り回して褒めたい気分になりました。 主として誇らしいです。 作中で奈々さんがタタルさんに、事件によく遭遇するのは彼女のせいだって言われて、小松崎さんに肯定されてるけど、奈々さんはあまり堪えた様子が見られない。 自分なら落ち込むし傷つくし、なんなら暫くタタルさんと出掛けない。 これくらいで凹んでたらやってけねえぜってこと?と思った。

Posted byブクログ

2022/02/20

#源頼政 挙兵の理由、#木曽義仲 との共通点(義仲がますます好きになる!)、#源頼朝 #源義経 とは異なる背景について、タタル君の怒涛のレクチャーに酔いしれました。ただ、頼政が怨霊になった理由はよくわかりませんでした。壇ノ浦へ #安徳天皇 謎解きの旅がしたくなります。

Posted byブクログ