がんマラソンのトップランナー の商品レビュー
瀬古利彦氏の息子であるこの著者が、亡くなったというニュースを1年前ぐらいに聞いたときにこの本を知った。 発症した20代前半からの闘病生活について、書かれている。 ホジキンリンパ腫という血液のがんで、かなりの重病で次から次へといろいろな症状に襲われるが、暗い思い感じではない。あ...
瀬古利彦氏の息子であるこの著者が、亡くなったというニュースを1年前ぐらいに聞いたときにこの本を知った。 発症した20代前半からの闘病生活について、書かれている。 ホジキンリンパ腫という血液のがんで、かなりの重病で次から次へといろいろな症状に襲われるが、暗い思い感じではない。あえてそうしていたのか、元々前向きに性格だったのかはわからないが。こんな痛い辛い思いをして、やりたいこともできないならもう死にたいとか、なぜ自分だけこんな目に遭うんだろうとか何度も考えたことだろう。 10年の闘病の結果、34歳の若さで亡くなって、無念だったと思うが、すごく家族に恵まれていて闘病に専念できたことがわかる。そういうことで人生のバランスは取れているのかも知れない。
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日常はもちろん治療や病状についても終始ユーモアを交えた文章で綴られています。 これからやりたいことや将来の夢も沢山書かれていて、表紙に負けないくらい中身も明るさでいっぱいです。 もちろん実際のところはお辛いことも多かったでしょうが、昴さんの「読む人を楽しませたい」という気持ちが文...
日常はもちろん治療や病状についても終始ユーモアを交えた文章で綴られています。 これからやりたいことや将来の夢も沢山書かれていて、表紙に負けないくらい中身も明るさでいっぱいです。 もちろん実際のところはお辛いことも多かったでしょうが、昴さんの「読む人を楽しませたい」という気持ちが文章から滲むどころか溢れている、だから読む方もシリアスな話でも湿っぽい気持ちにならない、そんな風に感じました。 ご家族(特におばあ様とお父様)との会話ネタも笑うと同時に仲の良さを感じてほっこりしました。 お父様はテレビで見慣れているからか画が想像しやすくて余計に面白かったです。 亡くなられる1ヶ月前に発刊されて本当によかったと、あとがきにかえてを読んで思いました。 どうか安らかに…
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瀬古利彦さん(64)の長男、昴(すばる)さんが4月13日、亡くなったとのこと。34歳だった。 著者の年齢でいうと、20代半ばの2012年に、悪性リンパ腫の一種であるホジキンリンパ腫を発症していたそうだ。 瀬古利彦さんのコメントは、 「とても厳しい治療を何度も乗り越えながら、彼...
瀬古利彦さん(64)の長男、昴(すばる)さんが4月13日、亡くなったとのこと。34歳だった。 著者の年齢でいうと、20代半ばの2012年に、悪性リンパ腫の一種であるホジキンリンパ腫を発症していたそうだ。 瀬古利彦さんのコメントは、 「とても厳しい治療を何度も乗り越えながら、彼は常に明るく前向きに生きました。そして自分と同じく病に苦しむ人を励まし、勇気づけようとしていた彼の姿は親の目から見ても尊敬できるものでした。今はただゆっくり休んでほしいと思います」 こちらの本の売上の一部は、病気の子供たちとその家族を支える財団に寄付されるそうだ。
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