ライオンごうのたび の商品レビュー
ライオン号で宇宙から地球まで「ライオン」探しの旅をする。 色合いが鮮やかで独特な絵に、詩のような丁寧な文。 【ママ評価】★★★★★ 個性的な絵。 登場人物たちが不思議な生き物で描き方も独特で、ザ・絵本という感じがした。 絵本って自由でいいんだと思わされるような絵本の良さを感じる...
ライオン号で宇宙から地球まで「ライオン」探しの旅をする。 色合いが鮮やかで独特な絵に、詩のような丁寧な文。 【ママ評価】★★★★★ 個性的な絵。 登場人物たちが不思議な生き物で描き方も独特で、ザ・絵本という感じがした。 絵本って自由でいいんだと思わされるような絵本の良さを感じる。 文は旅行の添乗員さんのような丁寧な口調が続く。 斜めの文もあって配置にも工夫を感じる。 エジプトのスッキリとした空など、鮮やかな色合いが本物に近いようで綺麗。 特に好みなのは宇宙。 惑星や星が素敵だった。 話の内容がわかるかと言われるとよくわからないタイプの絵本だけど、そのよくわからなさも絵と合っていて良い感じ。 母はけっこう好み。 【息子評価】★★★ 話の内容はよくわかっていないながらも「らいおんさん?」と何度か尋ねてきたので、ライオンに関する話しということはわかったらしい。 そのくらい「ライオン」という言葉がひたすら出てくるけれど。 繰り返し読みたがることはなかったので、息子の好みではなかったらしい。 基本的によくわからない系・不思議系の絵本は息子にヒットすることが少ないので予想通りかな。 2歳9ヶ月
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読み聞かせ時間 3分50秒 対象 小学生全学年 この本の言わんとしていることがピンとくるようなこないような感じがして、あとがきを見た。作者が少年の頃学校の勉強をすることの意味が分からず、大人になって世界に溢れている不思議な事の謎を探るうちに算数や理科、歴史ができたんじゃないかと思...
読み聞かせ時間 3分50秒 対象 小学生全学年 この本の言わんとしていることがピンとくるようなこないような感じがして、あとがきを見た。作者が少年の頃学校の勉強をすることの意味が分からず、大人になって世界に溢れている不思議な事の謎を探るうちに算数や理科、歴史ができたんじゃないかと思ったのだそう。 子供達に不思議なことを不思議に思う気持ちを大切にしてほしい、そして、この本から地球の環境問題にも興味を持ってほしいと作者は願っているそうだ。 かなり抽象的な感じはするが、ほんのり香る、そんな本だ。
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不思議なことを不思議だと思う気持ち 本で調べること この先ライオンは絶滅していない 今地球環境にでわたしたちが行動するきっかけ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ライオンごうに乗ってライオンをさがす旅に出発。宇宙に飛び出して獅子座を見学。 ドリルやスクリューも備えているライオンごうは、ホラアナライオンの化石を見つけに地球の地中に潜ったり、海の中でシーライオンのアシカに会ったりと様々な場所でライオンの名残を辿るが肝心のライオンがなかなか出てこない。 最後のページでハッとなり、あとがきで腑に落ちた。 どんどん発展していく文明の裏で失われていくものがある。 地球の青い部分は海だと教えてくれた5歳6ヶ月の息子。種の命も本も息子の目に記憶された青い地球も、未来へ引き継げますように。
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