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小説 火の鳥 大地編(上) の商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2021/04/19

上下一括感想下巻にて 3章までは 「昭和の手塚治虫ワールド」全開 4章からは 「平成の桜庭ワールド」が始動

Posted byブクログ

2021/04/07

まず、装丁がとても素晴らしい。 小説は電子書籍で読むことが多いが、物理的に「所有したい」と思わせるデザインが素敵。 桜庭一樹っぽさをあまり感じず、手塚治虫漫画の印象が強く残るのは、やはり桜庭さんの技量がすごすぎるってことだと思う。 手塚治虫ファン、火の鳥ファンなら、漫画と小説の...

まず、装丁がとても素晴らしい。 小説は電子書籍で読むことが多いが、物理的に「所有したい」と思わせるデザインが素敵。 桜庭一樹っぽさをあまり感じず、手塚治虫漫画の印象が強く残るのは、やはり桜庭さんの技量がすごすぎるってことだと思う。 手塚治虫ファン、火の鳥ファンなら、漫画と小説の違いを意識しないでいいくらいに、完全に手塚ワールドだった。 内容は、「史実との差異」が重要なので、日本の近代史についてのある程度の前提知識は必要。

Posted byブクログ

2021/04/10

(下巻でまとめ感想予定) これこれこれ!たまらない!もう一気読みだ! スターシステムのある手塚世界が今ここに! 下巻も一気に読んでしまわないと! フェニックス、フライ。

Posted byブクログ

2021/04/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初読。図書館。『火の鳥』も「手塚治虫」も企画の意図も知らない前提で純粋に小説として読んだつもりだが、キャラや展開や表現がマンガ風に感じられ、一気に上下巻を読み終えた。まずは手塚治虫さんの遺稿をもとにして小説を書くその勇気に感服でしょう。感想は下巻で。

Posted byブクログ

2021/03/27

久しぶりの桜庭さんの新刊でめちゃくちゃ嬉しい。歴史の話がわからないとつらいかなと思ったらそんなことなくて、エンタメとしてどんどん先を読みたくなる気持ちと、時代や命や信念は重くて味わいたい気持ちと、ところどころにぴりっと効く、複雑じゃなく誰かが誰かを想うのを見ていてしんみりとなる気...

久しぶりの桜庭さんの新刊でめちゃくちゃ嬉しい。歴史の話がわからないとつらいかなと思ったらそんなことなくて、エンタメとしてどんどん先を読みたくなる気持ちと、時代や命や信念は重くて味わいたい気持ちと、ところどころにぴりっと効く、複雑じゃなく誰かが誰かを想うのを見ていてしんみりとなる気持ち、全部を味わわせてくれる桜庭さんはやっぱりすごい……緑郎ひどいけど創作だとこういうキャラこそ好きです。

Posted byブクログ

2021/03/29

20210320-0322図 上巻読了。 読むきっかけは手塚治虫の漫画『火の鳥』が大好きで 漫画の火の鳥の小説化かと手に取りました。 実際は手塚治虫の他作品に出ている登場人物達と歴史上の実在の人物の名前が入り混じる、手塚治虫の火の鳥を原案を元にした桜庭一樹さんが書く『火の鳥』...

20210320-0322図 上巻読了。 読むきっかけは手塚治虫の漫画『火の鳥』が大好きで 漫画の火の鳥の小説化かと手に取りました。 実際は手塚治虫の他作品に出ている登場人物達と歴史上の実在の人物の名前が入り混じる、手塚治虫の火の鳥を原案を元にした桜庭一樹さんが書く『火の鳥』 巻頭に登場人物のイラストが出ているので手塚漫画を読む様に読めました。個人的にはブラックジャック演じる田辺保はブラックジャックのイメージが強すぎてなんだか違う気もしましたが… 時代背景が昭和初期頃で戦争の色が濃く、支那事変とか満州事変とか関東軍とか出て来て歴史に明るくない私は少し気構える感じで読み始めたけれど 文章に手塚漫画を感じられて漫画を読む感じで抵抗なく読めます(登場人物達がワチャワチャ、ドタバタした感じ笑) これでもか、これでもかと繰り返す時間とその度に微妙に変わる歴史に少々混乱もするけど、王女の自白あたりから面白くなって来て一気に読めました。下巻が楽しみ。

Posted byブクログ