走れ外科医 の商品レビュー
三者三様の医師、外科医としての葛藤があるのだなー。と、読みながら思った。 その葛藤は、医師になって何年経とうが、なくなることはないのかも。 一つの葛藤を乗り越えたら、また違う葛藤がくる。 それは、真剣に生命と向き合っているからの葛藤なのだと思うし、真剣に人生を歩んでいるからこその...
三者三様の医師、外科医としての葛藤があるのだなー。と、読みながら思った。 その葛藤は、医師になって何年経とうが、なくなることはないのかも。 一つの葛藤を乗り越えたら、また違う葛藤がくる。 それは、真剣に生命と向き合っているからの葛藤なのだと思うし、真剣に人生を歩んでいるからこその葛藤なのだとも思う。 3人とも、良い医師だな。。と思う。 個人的には、ナースの吉川さんも好き。 向日さんは、今を真剣に生きているなと感じた。 諦めずに、不貞腐れずに、真剣に向き合って生きている。 どうにか彼女に奇跡を。。と思うものの、書かれている状態を考えると、厳しいのもわかる。。 今回も、リアルな病気描写だな。。 登場人物全員に、幸あれ。。 と、祈りたくなる。
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若手外科医・雨野隆治のもとに急患で運ばれてきた二十一歳の向日葵(むかい あおい)。 彼女はステージIVの癌患者だった。 自分の病状を知りながらも明るく人懐っこい葵は、雨野に「人生でやっておきたいこと第一位」を打ち明ける。 医者として止めるべきか 友達として叶えてあげるべきか 現役...
若手外科医・雨野隆治のもとに急患で運ばれてきた二十一歳の向日葵(むかい あおい)。 彼女はステージIVの癌患者だった。 自分の病状を知りながらも明るく人懐っこい葵は、雨野に「人生でやっておきたいこと第一位」を打ち明ける。 医者として止めるべきか 友達として叶えてあげるべきか 現役外科医が生と死の現場を圧倒的リアリティで描く、シリーズ第三弾。
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国家資格を取得して5年を経てもまだまだなんだ…と。 つくづく経験値がものを言う世界だと感じる。特に外科医は! 患者は医師の一言で安心したり落ち込んだり、技術や知識だけでなく「寄り添う」と言う事がいかに大切か、そう言う医師に巡り合いたい。隆治先生は技術も人格も揃ったスーパー医師にな...
国家資格を取得して5年を経てもまだまだなんだ…と。 つくづく経験値がものを言う世界だと感じる。特に外科医は! 患者は医師の一言で安心したり落ち込んだり、技術や知識だけでなく「寄り添う」と言う事がいかに大切か、そう言う医師に巡り合いたい。隆治先生は技術も人格も揃ったスーパー医師になるだろうな。楽しみ
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「泣くな、研修医」シリーズ3作目です。 このシリーズは読みやすく、主人公の成長過程を時系列で追えるので好きな作品です。 主人公の今まで頑張ってきた努力や悔しさが この作品では、頼れる先輩に成長しており感激しました。 後輩の凛子からも「いつか雨野先生みたいになれるかな...」と憧...
「泣くな、研修医」シリーズ3作目です。 このシリーズは読みやすく、主人公の成長過程を時系列で追えるので好きな作品です。 主人公の今まで頑張ってきた努力や悔しさが この作品では、頼れる先輩に成長しており感激しました。 後輩の凛子からも「いつか雨野先生みたいになれるかな...」と憧れられる存在に。 辛く苦しいことがあっても逃げずに 継続して努力し続けたからこそどんどん成長していってるんだな、としみじみ感じました。 富士山へ登山するシーンは主人公のリスク管理の高さや頼もしい先輩らしさが全開でとてもカッコよかったです! 4作目も出たらぜひ読みたいと思います。
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後期研修に入り急成長している主人公・雨宮。郷里・鹿児島でも壮絶な過去と父の死。そして、先輩・佐藤女医と後輩・凛子。救急患者で運び込まれた癌ステージⅣの21歳女性との出会い。
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シリーズ第3作。 短期間でシリーズ3冊を読み終えることが出来ました。 それだけステキなシリーズだったということです。 本作は前作から4年後、雨野先生も31歳となり、日々外科医として患者と向き合っています。 そんな時に急患で運ばれてきたのが21歳の向日葵。 葵はその若さにもかかわらずステージⅣの癌に犯されていました。 研修医から外科医を目指して西桜寺さんも加わった3人を中心に本作は進んでいきますが、それ故に前作までのような病院内で患者と共に成長していく雨野の姿が少なく、個人的には少し物足りなさを感じてしまった故の☆4つ。 それでもお釣りが来るほどにのめり込む事が出来た作品でした。 医師としての雨野先生の成長記録。 続編を期待しちゃダメですかね^^; 内容紹介 「治したい。でも治せない。どうすりゃいいんだ、俺」 累計23万部突破のベストセラーシリーズ、感動の第3弾 若手外科医・雨野隆治のもとに急患で運ばれてきた二十一歳の向日葵(むかい あおい)。 彼女はステージIVの癌患者だった。 自分の病状を知りながらも明るく人懐っこい葵は、雨野に「人生でやっておきたいこと第一位」を打ち明ける。 医者として止めるべきか 友達として叶えてあげるべきか 現役外科医が生と死の現場を圧倒的リアリティで描く、シリーズ第三弾。 著者について 一九八〇年神奈川県生まれ。鹿児島大学医学部卒。都立駒込病院大腸外科医、福島県広野町・高野病院院長を経て、郡山市・総合南東北病院外科医長。著書に『泣くな研修医』『逃げるな新人外科医~泣くな研修医2』『医者の本音』『がん外科医の本音』等がある。
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泣くな研修医シリーズ第3作目。 外科医5年目となった主人公・雨野先生の奮闘記。 私は本シリーズが好きで、前2作ともそれぞれのレビューに記した通り良作であった。 本作はシリーズの中でも異色で、泣き虫研修医だった雨宮が、頼れる中堅医師へと急激に成長していたこと、前作までは雨宮視点...
泣くな研修医シリーズ第3作目。 外科医5年目となった主人公・雨野先生の奮闘記。 私は本シリーズが好きで、前2作ともそれぞれのレビューに記した通り良作であった。 本作はシリーズの中でも異色で、泣き虫研修医だった雨宮が、頼れる中堅医師へと急激に成長していたこと、前作までは雨宮視点の1人称だったのが、後輩の西桜寺凛子先生、先輩の佐藤先生の3人称の視点で描かれている。 特筆すべきはやはり、雨宮の成長だ。 後輩の西桜寺に診療において指南するシーンなど、今まで間違いを繰り返し、その度に落ち込みながらも学んでいく主人公の姿を見てきただけに、とても微笑ましかった。 ただ本作は患者の症状や事情に加え、医師側の公私における状態や考え、バックストーリーなどにフォーカスされていて、前作よりもエンタメ要素が高い印象を受けた。 個人的には、本シリーズに求める医療ドキュメンタリーの要素が薄く、前2作の方が圧倒的に読み応えがあった。 本作のエンディングから察するに、続編の予感。 ファンとしては期待して待ちたいと思う。 雨宮の成長に因んでわたくしごとの余談。 先週末、2年ぶりに職場の後輩と再会し食事をした。 出向先で出会った当事の彼は、20代中盤のアルバイター。本人のキャリアアップ思考、ガッツ、マインド、強み弱み、家庭の事情、本人の覚悟を確認後に徹底的な鬼コーチングを開始。 彼の努力と地頭の良さも相まってみるみる成長し、契約社員を経て正社員になり、私が帰任した後は結婚し一児の父となった。今はユニット長補佐として活躍している。 彼から『あれから何度も失敗した。その度に先輩だったらどう対応したか、どんな発言、行動したかを常に想像しながらリカバリーをしてきた』と聞き、微笑ましく、逆に当時の自分を振り返り鋭気を貰った。 私も雨宮も、まだまだ絶賛奮闘中。 感極まるとすぐ泣く虫になるところも時々同類中。 まったくもう。おじさんの私もまだまだ成長途中だな。
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雨ちゃん先生がとっても頼もしくなってる!1作目から読んでいたから、その成長ぶりに感動しました。笑 あんなに患者さんの前でわたわたしていた雨ちゃん先生が、今度は後輩からあんな先生になれるのだろうかと思われる存在になっていました。 きっと病院に泊まり込みながら、たくさん努力したからだな、私も努力してちゃんと勉強しようと思わされました。そして何となく佐藤先生に似てきているなと思いました。言葉少ない感じとか、だけど実はすごく優しくていざという時に頼もしいところとか。佐藤先生好きな私としては、雨ちゃん先生かっこいいってなりました。 そして佐藤先生のプライベートも知れて、良かったです。絶対先生は医師を辞めないだろうなと思いました。いや、やめて欲しくないです。笑 あと佐藤先生視点で、雨ちゃん先生のことちゃんと信頼してて嬉しくなりました! 富士山登山に挑戦したところは、急な展開だなと少しなりましたが、医師としてではなく友達として夢を一緒に叶えたいと思っての行動だったのかなと思いました。 でも富士山登山で非常食がブドウ糖だけはやばい!本当に低血糖になるよって思った。笑
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シリーズを通して隆治の成長が感じられ、非常に感動した。 1で研修医だった隆治が感じていた感情を、3では後輩の凛子は感じていた。 また、隆治のようになれるのだろうか?と心配してるいる凛子。隆治は上司の佐藤のような存在になっている。 こうやって人は成長していくのだなと思いつつ、隆治の努力がこのように実を結んでいるというのにも感動を覚えた。 最後の章では癌患者の富士山登頂を描いている。 書かれている通り、やれないことなんてないのでは?世界は変えることができるのだと、勇気づけられた内容だった。 結末が闇に包まれているシーンがいくつかあったので3は★4をつけたが、全シリーズを通して医療現場のリアル、人々の成長や仕事への葛藤、勇気を感じられ、非常にオススメできる作品だと思う。
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目指せる人が近くにいて、成長していける。大変な職場だけれど、理想でもある。 以下、本文より いつか、雨野先生みたいになれるんだろうか。(凛子先生のつぶやき) それでも、少しずつ新しいことを覚えていくのは楽しかった。病院の外は連日雨が降っていたが、隆治は構わず作業に集中した。
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