終末のワルキューレ(10) の商品レビュー
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【あらすじ】 無類力士・雷電為右衛門VS最強破壊神・シヴァの第五回戦堂々決着!!自身の悲哀な過去を超え、最強の一撃を放つ雷電。対するシヴァも己の限界を超え、未到の領域へと足を踏み入れる!人類と神、命を燃やし闘う二人の漢が迎えた壮絶な結末とはーー? ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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衝撃的な結末。 正直この流れなら雷電の勝利、あるいは相討ちを予想していたけれども、そういう勝敗抜きにしてラストは衝撃的。 随所に挟まれる回想シーンが実に効果的だったと思う。 また、出場選手登録外のヘルメスは相変わらず不気味で、登録外だからといって到底勝負に関与しないとも思えず、今後どうラグナロクに絡んでくるのかが気になる。 そして、次はいよいよ神側?は半グレ釈迦登場。いったいどうなるのか!?
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雷電vsシヴァの喧嘩、ここに決着!! ただ、一言、凄かった、としか言えない内容と結果でしたね。 ただただ、とんでもなかったです。 この『終末のワルキューレ』は、バトル漫画の中でも、相当にハイレベルな作品であるのは、(1)の時点から、読み手の全てが理解していました、本能的に。 ただ、その理解が、まだまだ、浅かったことを私は、この(10)で思い知らされました。 当然と言えば当然なんでしょうが、全く、限界なんて迎えていなかったんですね、この『終末のワルキューレ』 何が怖いって、この時点で、相当に熱いのに、まだ、上がるな、と予感、いえ、確信させるところですよ。 けど、「怖い」よりも「楽しみ」が勝ってしまうあたり、私も、やっぱり、漫画読みなんでしょう。 これほど、面白さが止まらない漫画を、心の底から「大好き」と言えるなら、私は赤の他人に、いくら、バカにされても、全く気になりませんね。 さぁ、次の戦いは、どんな組み合わせになるんだろう。もっと、私をワクワクさせてください!! 心の筋肉をバンプアップさせ、心を炭化するまで燃やさせてください!! この台詞を引用に選んだのは、雷電が、誰しもが認める最強の力士である、と証明している、と感じたからです。 大雑把に纏めてしまうと失礼に当たるのでしょうけど、これは、やはり、「愛」と呼ぶべきものです。 カッコいいものですよね、自分が愛するものの為に全力を出せる事が何よりも嬉しい、と笑う男は。 スルーズが惚れこむのも納得です。 なれそうにない、と判っていても、憧れちゃいます、男として。 「やっと・・・やっとなんだよ・・・裏切り続けてきた大好きな“相撲”を・・・本気“ガチンコ”で取れるんだ・・・・・・・・・頼む・・・ワシの体を・・・いや、命も全部、この一番に懸けたい・・・なにせよ、ワシぁ、力士だからな」(by雷電為右衛門)
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