再建の神様 の商品レビュー
ビジネス小説。 初めのところは、かぼちゃの馬車事件をベース。 本編の部分は、再建の神様と言われた早川種三の話を小説に仕立てたもの。 再建のノウハウを学ぶにはわかりやすいが、純粋な小説として楽しむには種三のエピソードが多少うるさく感じる気もするが。 現実として、団体から個人へと客...
ビジネス小説。 初めのところは、かぼちゃの馬車事件をベース。 本編の部分は、再建の神様と言われた早川種三の話を小説に仕立てたもの。 再建のノウハウを学ぶにはわかりやすいが、純粋な小説として楽しむには種三のエピソードが多少うるさく感じる気もするが。 現実として、団体から個人へと客層が変化した事で寂れた温泉街が多々見られるが、この話のように再建してくれる人が出現してくれるとよいと思わずにはいられない。
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当時、史上最大の倒産と言われた興人の再建を行なうなど、「再建の神様」と言われた早川種三を尊敬し、世のため人のために働くことを志していた若手地方銀行員・春木種生。 しかし、投資物件をセールスした男性が自殺、銀行員として生きていくことに挫折してしまう。 逃げるように東北新幹線に乗り込んだ彼は、再建請負人・渋沢栄二と偶然出会い、共に会津へ向かうことに。 渋沢とともに、倒産しかけた温泉宿を再建することになったのだが……。 (アマゾンより引用)
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この本読むなら早川種三さんのドキュメンタリー小説読んだほうがいい。嘘くさい、説教臭い、親父臭いの三拍子で作者が一人盛り上がって書いたんだろうなと思う。早川種三さんの事が書きたいならそのまま書けばいいのになんでこんな三文芝居みたいな物語を通して解説しようとしたのか意図不明。 子供が書いたんだろうかと思いながらもやたらと横文字が出てくるからおっさんだろうなと思ったらやっぱりおっさん(昭和初期世代)の人で納得した。
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大好きな作家、江上剛さんの描く、人と企業の再建物語。 銀行員だった主人公は、自らが起こしてしまったトラブルから、銀行を辞め放浪の旅に出る。 道中で偶然出会った人に誘われ、旅館の再生に乗り出す。旅館は、人事の軋轢や感情などのもつれを乗り越え、再生を果たす。さらにその熱は、温泉街...
大好きな作家、江上剛さんの描く、人と企業の再建物語。 銀行員だった主人公は、自らが起こしてしまったトラブルから、銀行を辞め放浪の旅に出る。 道中で偶然出会った人に誘われ、旅館の再生に乗り出す。旅館は、人事の軋轢や感情などのもつれを乗り越え、再生を果たす。さらにその熱は、温泉街全体の復興にすら繋がっていく。 それはまさに、主人公が銀行でやろうとしていた、仕事であった。 詳しくは書けないけど、一気に読み終わった。
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2024.02.08 涙なくしては読めなかった。良い本に出会えた。 「希望を見つけようとする能力がある」という言葉を新鮮に感じた。リーダーの資質も勉強になるわ。
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再建の神様、早川種三の金言を基にした旅館再生劇。再建に対する考え方も良いが震災の際の熱い想いがめちゃよかった。
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ホテルの再建は、こんなに簡単ではないと思うけど、、、エンタメ小説としては、楽しめたかな。 早川種三さんの凄さがいまいちピンとこないため、所々で偉業や例え話が差し込まれるけど、少しクドかったかも??
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この物語は会津若松の旅館の再建に携わる若者の奮闘、そして東日本大震災を題材にしており、その後のコロナ禍に至るまでの物語です。 「再建の神様」と言われた早川種三の生き様とリーダーの心得なるものに力点を置いた物語になってて、勤め人としては心に刺さる言葉が沢山出てきて嬉しかったです...
この物語は会津若松の旅館の再建に携わる若者の奮闘、そして東日本大震災を題材にしており、その後のコロナ禍に至るまでの物語です。 「再建の神様」と言われた早川種三の生き様とリーダーの心得なるものに力点を置いた物語になってて、勤め人としては心に刺さる言葉が沢山出てきて嬉しかったです。参考になりました。 とても面白かったです。 さらに、震災の被害者を中心としてホテル従業員との絆の深さにも感銘をしました。 物語の途中では、主人公が学生時代にアルバイトしていた群馬の小林リンゴ園が出てきて「蕎麦、食べていけ!」にも登場してたなと・・・嬉しくなりました。 最後の場面では心が熱くなりました。
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物語として面白かったが、再建に至る取引先や金融機関とのやりとりや何がそれぞれの課題でどのような突破口があるのかといった細部がそれほど描写されなかったのが残念。 リーダーのあり方心構えについては参考になった。
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誰にとっての再建の神様か? タイトルに惹かれて読む。 会津の旅館を復活させる神様。 そこで、働く従業員を蘇らせる神様。 前職でつらいことがあった主人公に、 働くとはどういうことかを伝える神様。 すごく良いことが書かれているのだけど、 良いことすぎて、 道徳の教科書を読んでる...
誰にとっての再建の神様か? タイトルに惹かれて読む。 会津の旅館を復活させる神様。 そこで、働く従業員を蘇らせる神様。 前職でつらいことがあった主人公に、 働くとはどういうことかを伝える神様。 すごく良いことが書かれているのだけど、 良いことすぎて、 道徳の教科書を読んでる気分。
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