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専門医が教える新型コロナ・感染症の本当の話 の商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2021/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感染症の現場で働いている著者が、さまざまな感染症から丁寧に解説している。その上で新型コロナウィルスとそのワクチン、免疫について語られており、新型コロナウィルスが保護のウイルスと比べてどうなのか?感染症の中でどう言った位置付けとなるのか?等が丁寧にまとめられている。免疫力が長く続かない感染症では、ワクチンの集団接種いがいでは集団免疫を獲得するのは難し位だろうと言うこと、一般的にワクチンの免疫は自然感染に比べて弱いと言うことなどが語られており、新型コロナウィルスとワクチンの事を知る上では、読んでおいた方が良い一冊のうちの一つだと思う。

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2021/06/05

前半、コロナはあんまり出てこない。そもそも感染症とは、とか、感染症とはどういうものがあるかというあたり三章くらいまで書かれていて、俺なんでこの本読んでんだっけ?という印象もあった。面白くないわけじゃなく、いろいろ参考になる話もあったとは思うんだけどね。ややカタイなぁ、まじめな人だ...

前半、コロナはあんまり出てこない。そもそも感染症とは、とか、感染症とはどういうものがあるかというあたり三章くらいまで書かれていて、俺なんでこの本読んでんだっけ?という印象もあった。面白くないわけじゃなく、いろいろ参考になる話もあったとは思うんだけどね。ややカタイなぁ、まじめな人だなぁという印象をもったという感じで。コロナの話題になってくると、今、進んでいる話だからね。前半のカタさは一転、引き込まれて読んだ。医療現場の方々は、本当にたいへんな思いをして仕事をされていると思う。いたずらに不安になるのではなく、かといって極端に楽観的になるのでもなく、ある程度腹はくくりつつも、冷静に考え、行動するためには冷静な情報が必要だ。そのためにも、数字をあげてくれるのは、わかりやすくて良いな。

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2021/05/18

twitterでお薦めされたので読んでみた本。現在進行形のことを本にすると内容がすぐに陳腐化してしまう可能性があるのですが、この本は半分くらいは感染症一般についての説明で、ここが知らないことが多くて勉強になりました。新型ウィルスの話も今までに分かったことを整理して書かれているので...

twitterでお薦めされたので読んでみた本。現在進行形のことを本にすると内容がすぐに陳腐化してしまう可能性があるのですが、この本は半分くらいは感染症一般についての説明で、ここが知らないことが多くて勉強になりました。新型ウィルスの話も今までに分かったことを整理して書かれているので、復習にもってこいです。本業の合間にこれだけわかりやすくまとめる先生の能力は相当に高いですね。

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2021/05/08

そもそものウィルスとは何か、から新型コロナウィルスに関することまで、専門的でありながら、わかりやすい解説してくれている。 以下メモ コロナの怖いところは無症状疾患者から感染が拡大していくこと 今までのワクチンと違い、コロナのワクチンではRNAワクチンという新しい技術が試され...

そもそものウィルスとは何か、から新型コロナウィルスに関することまで、専門的でありながら、わかりやすい解説してくれている。 以下メモ コロナの怖いところは無症状疾患者から感染が拡大していくこと 今までのワクチンと違い、コロナのワクチンではRNAワクチンという新しい技術が試されている これは、m RNAというタンパク質を生成するために使用する情報細胞を運ぶ設計図が、進学コロナウィルスのスパイクタンパク、つまりウィルス表面のトゲトゲした突起の部分を作る指示を伝える役割を果たしています。 これが、マクロファージ細胞に取り込まれ、スパイクタンパクを作るように指示します。 その後、マクロファージの表面に出て、スパイクタンパクへの抗体が作られたり、T細胞を介した免疫が誘導することで、新型コロナウィルスに対する免疫を持つことが出来ます

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2021/04/21

色々な専門家が「ぼくのかんがえた、さいきょうのコロナりろん」をSNSで拡散していく中、事実に基づいて現実的に書かれていることに好感を持った。 結局は基本対策が1番。 目新しいことを言ってバズる人より信頼できると感じた。 本文中の図はほぼ、いらすとやを使った作者作成したのものだ...

色々な専門家が「ぼくのかんがえた、さいきょうのコロナりろん」をSNSで拡散していく中、事実に基づいて現実的に書かれていることに好感を持った。 結局は基本対策が1番。 目新しいことを言ってバズる人より信頼できると感じた。 本文中の図はほぼ、いらすとやを使った作者作成したのものだが、一部羽海野チカ先生作のがあった。それはいらすとやのタッチに寄せてあるので、見つけた時は嬉しかった(笑) この手の本にしてはとても読みやすくて内容が頭に入ってくるので、みんな読んでほしいとおもった。 2021/04/21読了

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2021/04/07

最前線で新型コロナウイルスの治療に当たっている感染症専門医である忽那賢志さんによる一冊。新型コロナに関して現在(本の発売が2021年3月なので2021年2月くらいまでの最新情報)までにどのようなことが判明して、どんな治療が行われているかが最新の科学データを交えて解説される。コロナ...

最前線で新型コロナウイルスの治療に当たっている感染症専門医である忽那賢志さんによる一冊。新型コロナに関して現在(本の発売が2021年3月なので2021年2月くらいまでの最新情報)までにどのようなことが判明して、どんな治療が行われているかが最新の科学データを交えて解説される。コロナ以外にもインフルエンザからマラリア、ペストまでの感染症の歴史や、不確かな情報が拡散されている現代SNS社会への警鐘から、次のパンデミックへの備えた知識も収録されていて非常に勉強になった。

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2021/03/29

感染症に関するイロハから丁寧にまとめられた一冊.新型コロナウィルスに関するデータを用いた分析までは扱わず,入口情報が必要十分にまとまっているので,日々の新型コロナに関する情報を自分で解釈する際に役立つ.ただでさえお忙しい中,御執筆下さったことに感謝.

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2021/03/18

なんとなく”忽那節”みたいなのを期待していた分、ちょっと肩透かしの感あり。そんなに氏の著した文章をたくさん読んだことがある訳じゃないから、勝手な思い込みなだけかもしらんけど。内容は、一般向け新書としての役割は十分に果たしていそう。

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