ある日の入管 マンガ の商品レビュー

織田朝日(著者)

2024/06/25

某アーティストが本著を読んだというのを見て気になっていた一冊。
入管における事実を知れて良かった。とても残酷だなと改めて思った。改善する事はいっぱいあるなと感じたが、やはり日本は鎖国的に難しいのだろうか。
また、途中の一部の四コマは過激に反応しすぎなのではとも感じた。人対人なのでどうしても好き嫌いが出てちょっとしたことでも大きく突っかかるという事はあるよなとも感じた。

2023/12/14

大学図書館に置いてありました。
プロの漫画家ではなく、十年以上入管収容者に寄り添う活動をされている方が書かれています。画力は無くセリフも手書きですが、とても読みやすいです。

日本の機関が非人道的な虐待を日々行っていること、無知で声を上げず行動に移さなかったこと、日本の主権者として恥じています。

微力ながら著者の活動の助けになればと、Amazonでポチりました。
また漫画で読みやすいので、家に置いておけば子どもも読んで問題意識を持つきっかけになることも期待しています。

2023/10/04

漫画なので、読みやすかった。
そして辛かった。入管で行われていること、人権はどこへ？って感じ。自分が何年も収容されたら…と思うと気が遠くなる。知らないことがまだまだある。

2021/11/24

名古屋の入管でスリランカ人女性が亡くなった事件で、入管の実態を人々が注視するようになってきたが、以前から国連機関に改善を求められていた。

著者の織田朝日さんは、15年以上東京入管に通い続け、この問題をsnsで伝えてきたそうだ。
元々漫画家ではないため、絵は下手です、とおっしゃっているけれど、であるからこその迫力がこの本にはある。
これが全て事実ならば(きっと間違いなくそうなんだろうけれど)、今の日本に、いまだにこんな施設があるなんて俄には信じがたい。
日本人として信じたくないからこそ、情け無いが、「これが全て事実ならば」なんて往生際の悪いことを書いてしまうのだな…。

こんな収容施設がある限り、日本は他国の人権問題をとやかく言える立場にはない、と本当に恥ずかしく思う。

2021.11.15

2021/07/22

織田朝日さんが入管の実態を四コマ漫画でわかりやすく伝えてくれている本。
入管の状況は様々なところから情報収集していたが、やはり知らないことがまだまだ沢山あった。
入管の実態を変えるにはどうしたら良いのだろうか…。いろいろ考えさせられた。

2021/05/21

入管施設をあまり知らなかったが、これを読んでなんて酷い施設なんだと思った。これは日本の問題だから日本人である私たちが何とかしなければならない問題だと思った。

2021/03/15

日本の入管というところが、外国人をどんな風に扱っているのか。
職員による外国人への暴行や嫌がらせ、「嫌なら国へ帰れ」などの暴言、日本で生まれ育っても大人になれば強制収容、家族と引き離され、長期収容で精神を病む人、自殺未遂者も続出……。
マスコミが報道しない、非人道的な入国管理局の現状を織田朝日さんがマンガで解説してくれる。必読。