「違和感」の日本史 の商品レビュー
タイトルにある「違和感」とは、この日本史の各年代における様々な通説に対する「違和感」と、学会そのものに対する自分の立ち位置に関する「モヤモヤ」=「違和感」なのだろう。この二つは不可分な筈はなく、それを踏まえて本郷先生がこの書物の中で時折吐かれるボヤキは、なかなかに興味深い。 側...
タイトルにある「違和感」とは、この日本史の各年代における様々な通説に対する「違和感」と、学会そのものに対する自分の立ち位置に関する「モヤモヤ」=「違和感」なのだろう。この二つは不可分な筈はなく、それを踏まえて本郷先生がこの書物の中で時折吐かれるボヤキは、なかなかに興味深い。 側からはトップスターに見える先生も、色々とお悩みがあるのですね。しかし、先生が展開する科学的手法に基づいた日本史実証、素人から見ても本当に分かりやすく、いつも面白いと思います。
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歴史の勉強って記憶力の皆無の(弱いのではなく)私には無理。なのに何故か買ってしまった本。内容は分からないところも多々あったけど、世の定説に疑問を持つ先生は好きかも。
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読んでると学説というか時流というか歴史は一つの様でそうでもない気になる。自分の中ではけっこう有名な先生だと思うけれどそれでも葛藤とみたいなのがあるところをみるに学問の世界は大変なんだなぁという月並みな感想が出る。
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先生もご苦労されてるんですね…。 いろいろとご意見もあると思いますが、先生の話はわかりやすいです。 先生がテレビでお話されることによって、歴史に興味を持ってくれる人が増えたらと思います。
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一般的な日本史が書かれているわけではなく、一般説に対して違う見解を唱えている点はおもしろい。そもそも日本史あんまり詳しくないので途中で話がよく入ってこないところもあったが、それは読者の知識次第かなと
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2021年末の大掃除で発掘した本です、この本は2021年の間に読む本の様ですね。読みかけになっていたために、評価は「★一つ」にしております。内容が不満足だったわけではありません。 2021年12月29日作成
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内容はいつもながらなのですが、新聞紙上のエッセイとの性格からか、ときおりお人柄や鬱屈が伝わるエピソードがあり、興味深かったです。
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