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私はスカーレット(Ⅳ) の商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2025/01/14

戦火からは一旦逃れられたものの、食料や人手不足に悩むスカーレット。自分で綿花を摘んだり侵入者から家族を守ったりと結婚前では考えられなかったことばかり。アシュレへの想いだけは変わらないがアシュレの方も変わらない様子。この後の展開を舞台版で知ってるだけにどういう形で変わっていくのかと...

戦火からは一旦逃れられたものの、食料や人手不足に悩むスカーレット。自分で綿花を摘んだり侵入者から家族を守ったりと結婚前では考えられなかったことばかり。アシュレへの想いだけは変わらないがアシュレの方も変わらない様子。この後の展開を舞台版で知ってるだけにどういう形で変わっていくのかとても楽しみ。

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2024/04/30

戦争により敵に怯え、 厳しい飢えにも耐えることになったスカーレット。 あまりにも空腹のあまり、 泥だらけの傷んだ大根を嚙じるシーンは悲しくてたまらない··· お嬢様育ちのスカーレット。 見た目の美しさもプライドもかなぐり捨てて、 驚異のたくましさをみせる! 息が詰まるような苦...

戦争により敵に怯え、 厳しい飢えにも耐えることになったスカーレット。 あまりにも空腹のあまり、 泥だらけの傷んだ大根を嚙じるシーンは悲しくてたまらない··· お嬢様育ちのスカーレット。 見た目の美しさもプライドもかなぐり捨てて、 驚異のたくましさをみせる! 息が詰まるような苦しさの中、 なりふり構わず行動を起こす姿に、 この先どうなっちゃうの〜?! ってな感じで、 このあとの展開も楽しみです♡

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2023/08/30

軍隊に入ると言うレットに置き去りにされながら、這う這うの体でアトランタを脱出し、タラにたどり着いたスカーレット達だったが、母親のエレンは、前日に命を落としていた。 二人の妹も病床に伏せっていて、頼りになる筈の父親も、うわ言を言うばかり。 長男のウェイドと、出産を終えたばかりのメラ...

軍隊に入ると言うレットに置き去りにされながら、這う這うの体でアトランタを脱出し、タラにたどり着いたスカーレット達だったが、母親のエレンは、前日に命を落としていた。 二人の妹も病床に伏せっていて、頼りになる筈の父親も、うわ言を言うばかり。 長男のウェイドと、出産を終えたばかりのメラニーとその息子。使用人のプリシーを連れて帰ったスカーレットは、暗澹たる思いに沈んでいった。 それでも「いつまでも悲嘆に暮れている訳には行かない。この人達を食べさせるのは、自分しかいない」と食べ物を探しに菜園に行くスカーレット。 そこで、彼女は、過去の自分に訣別し、目の前の現実をちゃんと受け止める覚悟をした。 「私は北軍なんかに負けません。必ず生き抜いてみせます。そしてこの戦いが終わったら、私はもう二度と飢えはしません。そのために盗みや殺しを犯すことになっても。私はもう二度と飢えません」と神に誓うのだった。 腐った土付き大根を齧って、天に誓うあの感動的な映画のシーンが目に浮かぶ。

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2023/07/25

タラで誰も頼れず悪戦苦闘する日々。そして、とうとうアシュレが帰ってくるが、何と情けない男だろう。スカーレットがどうしてこんな男に惹かれるのか全く分からない。

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2023/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2巻まではほんとにバカなパリピの女の子だったスカーレットが戦争体験によって勇敢で行動力のある女性に変貌を遂げたのが3巻。この4巻では南北戦争が終わっての話がメイン。 ついにアシュレが帰ってくる。あんなに素敵なアシュレだったのに、貴族ののほほんとした生活が出来なくなるとほんとにダメ男である。 それでもスカーレットはアシュレに夢中。 スカーレットのストーカー気質は凄まじい。 4巻はほとんどレットバトラーが登場しなかったけど、次に2人が再会するのはいつなんだろう

Posted byブクログ

2023/04/18

スカーレットの人間性がいきいきと書かれていて、たくましさの中に本当の優しさを知った。本当に魅力的な女性で私はだいすき。第5巻は出ているのですか?図書館にない! 早く読みたいです

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2023/02/16

4巻も波瀾万丈。 スカーレットの個性を思う存分楽しめる。 戦火のアトランタから命からがら脱出し、故郷タラに帰ったスカーレットを待っていたのは、北軍に全てを奪われた屋敷と母の死、変わり果てた父の姿、病に苦しむ妹達。 普通はめげる。 しかし、そこはスカーレット。転んでもただでは起...

4巻も波瀾万丈。 スカーレットの個性を思う存分楽しめる。 戦火のアトランタから命からがら脱出し、故郷タラに帰ったスカーレットを待っていたのは、北軍に全てを奪われた屋敷と母の死、変わり果てた父の姿、病に苦しむ妹達。 普通はめげる。 しかし、そこはスカーレット。転んでもただでは起きないどころか、逆境をバネにし、どんどん逞しく変貌して行く。 盗み、殺人、何のその。生きる為に、ただただ前を向きひた走る姿に驚愕を通り越し、畏怖の念さえ抱いてしまう。 スカーレットが恋焦がれるアシュレも帰還し、メラニーとの三角関係も気になる所だ。

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2021/11/06

アトランタで、戦争の真っただ中を潜り抜けてきたスカーレットは、レットには置き去りにされながらも、出産したばかりのメラニーと赤やんを連れて、故郷へと、向かうのだが、・・・・ 故郷のタラにやっとたどり着いた時には、抱きしめてくれる母が、死亡していて、妹たちも病気になっていた。 父親...

アトランタで、戦争の真っただ中を潜り抜けてきたスカーレットは、レットには置き去りにされながらも、出産したばかりのメラニーと赤やんを連れて、故郷へと、向かうのだが、・・・・ 故郷のタラにやっとたどり着いた時には、抱きしめてくれる母が、死亡していて、妹たちも病気になっていた。 父親は、無気力で、自己判断も逸している。 食べる物から、衣類迄なく、何もかも荒れ果てた家の中には、使用人の殆どが、居なくなっており、呆然とする。 しかし、スカーレットは、生きるために、北軍の兵士が、盗みに入って来た時も、勇敢に立ち向かう。 生きるか死ぬかの戦争の悲惨さが、ここに描かれている。 身を護るために、どうすればいいのか? 今まで、優雅な生活をしてきて、手の荒れるのもこだわった女性が、家族をまもるために、身を粉にして奮闘していく。 汗水流して、綿花も摘んだけど、またもや北軍が、やって来て、何もかも燃やされたのには、心が、折れてしまいそうになっただろう。 ただ、黒人奴隷の解放で、今まで虐げられた黒人たちは、喜んだ南北戦争であるが、やはり、戦争というものは、被害が、大きい。 スカーレットのへこたれない活力は、アシュレが、ボロボロになって帰還しても、自分だけに愛情が向いている物だと、未だに思っている愚かしさも、他の者から見ても滑稽に映る。 アシュレは、物事を深く読み取れる見識者であるが、力仕事も出来ないおぼっちゃまである。 だけど、スカーレットの荒れた手を、「とても美しい」と、言っている。 家族の為に自分の妻、赤ん坊、使用人たちの為に使ってくれたために荒れた手は、勇気と強さの証だと・・・・ スカーレットの妄想が、暴走する所で、Ⅳが、終わっている。 続きを又 読まなくては・・・

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2021/09/27

シリーズ4作目 南北戦争後の飢えに苦しむ辛い時期。 10代の頃、映画を見てすごく感動した台詞がやっと出てきた。 「神様に誓います。二度と飢えません」(As God is my witness, I’ll never be hungry again) 家族にも飢えさせません。 その...

シリーズ4作目 南北戦争後の飢えに苦しむ辛い時期。 10代の頃、映画を見てすごく感動した台詞がやっと出てきた。 「神様に誓います。二度と飢えません」(As God is my witness, I’ll never be hungry again) 家族にも飢えさせません。 そのためには、騙し、盗み、人を殺すでしょう。 (図書館)

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2021/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スカーレット、友だちにはしたくなきけどいざという時はほんとに頼れる。 好きでもない、むしろ嫌いな恋敵のメラニーの赤子を取り上げ、北軍が迫る中アトランタをあとにし、産後間もないメラニーと赤子をを連れてタラに無事にたどり着くとは。 レットバトラーは途中で彼女を見放して行っちゃうし。 這々の体で辿り着いたタラはには、最愛の母エレンが病死しており、気が抜けた(呆けた?)父ジェラルドと病に伏してるふたりの妹と黒人の使用人の数人がいるのみ。 そしてあの緊迫感あふれる北軍の兵士を射殺する場面も。 映画では、馬小屋かどっかだと思ってたけど、タラの屋敷の中(キッチン)だったのね。 この長い小説の中ではこの4巻はある意味、クライマックスといってもいい。 アシュレは、帰ってくるけど、およそ使えない男だし、 それでもスカーレットはまだ目が冷めない。 メキシコへふたりで逃げましょうなんていってるよ。 失念してたけど、”ウィル・ベンティン”というタラに辿り着いた義足の兵士、この男性がアシュレと違って、実質的な仕事は何でもできてスカーレットたちを助ける、こんな素晴らしい人出てきたっけ? まぁ、ともかくスカーレットがアシュレを「私があなたを幸せにする」と誘ったとこで5巻へ続く。 一気に読みたくなるわ。

Posted byブクログ