ワンさぶ子の怠惰な冒険 の商品レビュー
今回のエッセイも,宮下さんのユーモアに何度もくすっと笑わせられました。 欲を言えば,ワンさぶ子ちゃんの写真が掲載されていたら,よりよかったと思います。 最後の方は,突然の悲しい別れも…。 改めて,家族と過ごす日々を1日1日大切にしようと思いました。 今後も,宮下さんのエッセ...
今回のエッセイも,宮下さんのユーモアに何度もくすっと笑わせられました。 欲を言えば,ワンさぶ子ちゃんの写真が掲載されていたら,よりよかったと思います。 最後の方は,突然の悲しい別れも…。 改めて,家族と過ごす日々を1日1日大切にしようと思いました。 今後も,宮下さんのエッセイを読みたいです。
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飼っている犬(ワンさぶ子)からの視点で書かれた日記風とでも言おうか。思いの外、面白かったし感動的でもあった。宮下奈都先生の昔の作品の紹介も何気に入っているが、ウザくない。平和なありきたりな家族が描かれており、止まらず読み進めてしまった。
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『ジーン』と、心に響いてくる話ではなく、『えっ、そこ?!』っと、笑わせてくれる。 「神さまたちの遊ぶ庭」に続き、日記エッセイで、たまに真面目な描写、殆どがツボるくらいウケる。(本当は、逆でなかろうか?と、思ったが、、まあいいか。面白ければ…) ワンさぶ子目線で書かれているかと思っ...
『ジーン』と、心に響いてくる話ではなく、『えっ、そこ?!』っと、笑わせてくれる。 「神さまたちの遊ぶ庭」に続き、日記エッセイで、たまに真面目な描写、殆どがツボるくらいウケる。(本当は、逆でなかろうか?と、思ったが、、まあいいか。面白ければ…) ワンさぶ子目線で書かれているかと思ったら、それも違う…あくまでも、日記は宮下奈都さん目線、ワンさぶ子のこともあれば、お子さんのこともあり。でも、でも、毎月の最後には、必ず「ワンさぶ子のおやつタイム」があり、ここで、ワンさぶ子が語る。 ただ、『え?ここだけなのに、タイトルがまさかの犬の名前。おかしくない?』と、呟きながらも、『いや、やっぱりこのタイトルだからこそ受けるのではないか?』なんて独り言を…(ぶつぶつ) 私の宮下奈都さんのイメージは、初めて読んだ「森と鋼の森」のイメージで、とてもピュアで繊細で、美しいイメージだ。読んでいるとピアノの旋律が聞こえてくる感じだったのだが、今回もそのイメージを感じるところはなかった。 今回もと書いたのは、「神さまたちの遊ぶ庭」も同じノリであったからだ。 しあわせな家族の記録として、ほのぼのとした会話に心が和む。 最後にお父様がお亡くなりになられたが、流石にここは、人の命について考えてしまった。人間の命なんてあっという間に終わってしまうんだと思った。お父様が幸せだったのは、想像ができるが、お母様が「あたしたち、しあわせだったわね」に何故か救われた気がした。 2月某日お会いされた方に「ああ、お父さまだったんですね。あたたかくてやさしいエネルギーで宮下さんを守ってくださっています。」と言うところで、ホッとする。 追伸: 私の大好きなワンさぶ子と同じ柴犬のAちゃんとかぶり、きっと彼女もこんな感じで過ごしているのかなぁと思い、ほのぼのした。それから、この表紙のワンさぶ子がとても可愛い。
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時には大笑い、そして時にはしみじみと考えさせられる、そして最後はほっこりと温かい気持ちになれる。時々読み返して元気をもらいたい一冊です。
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やっぱりエッセイから抜けられない。結局ま1冊も小説を読んでいない。 そして文庫本まで待てるわけがない。 神さまたちの遊ぶ庭のその後ということでとっても楽しみに、大事に読んだ。でも1日ですぐに読み終わってしまった。 宮下家はそれぞれが最高に素敵な人たちで、やっぱり好きだなあと...
やっぱりエッセイから抜けられない。結局ま1冊も小説を読んでいない。 そして文庫本まで待てるわけがない。 神さまたちの遊ぶ庭のその後ということでとっても楽しみに、大事に読んだ。でも1日ですぐに読み終わってしまった。 宮下家はそれぞれが最高に素敵な人たちで、やっぱり好きだなあと思う。生きることに対する考え方が特に素敵だと思う。 宮下家のお子たちはちょうど私たちきょうだいと年代も同じだし、歳の離れ方も似てるし、構成も似てる。 でも、決定的に違って私がすぐにでも真似しなくてはいけないなと思ったことは互いの人生を否定しないということだ。心配になってあれこれ言っちゃうけど、言わないような心になりたい。 また、続きを出してほしい。ワンさぶ子可愛すぎるし、宮下家がコロナでどう過ごしたのかとか、お子たちがどう大人になっていくのかとか、旦那さんの珍かわエピソードとか色んなことが気になる。 ワンさぶ子は明らかに前世人間の犬だね!可愛すぎた。ワンさぶ子エピソードでいちばん好きなのはベットメイキングかなあ。選びがたい、、! そして、最後は電車の中なのに泣いてしまった。鼻水ずるずるなのにティッシュを持っていなくて困った。 心がほわほわしてしあわせ。 荒んだ気持ちになったら読み直そうと思う。
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『神さまたちの遊ぶ庭』から6年。時が経つのは早い。ヒロト、ボギー、きな子の成長を見守る親戚の気分。笑って泣いて、先を読みたいのにもったいなくてゆっくり読んだり戻ったり幸せな読書時間。私的にはcherry blossomのblossomが『んぼ』?というのがこの本のハイライト。最後...
『神さまたちの遊ぶ庭』から6年。時が経つのは早い。ヒロト、ボギー、きな子の成長を見守る親戚の気分。笑って泣いて、先を読みたいのにもったいなくてゆっくり読んだり戻ったり幸せな読書時間。私的にはcherry blossomのblossomが『んぼ』?というのがこの本のハイライト。最後はびっくり大号泣。今を大切にしなければと強く思った。何度もよみ返すけど、またいつか会えますように...
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
宮下ワンさぶ子ちゃんは真っ白な柴犬の女のコ。 宮下家で飼われているアイドル的存在で、宮下さんのTwitter上の写真を見る限り、かなりの美人ちゃんである。 そんなワンさぶ子ちゃんを中心とした、宮下家の三年間の日々を描いたほのぼのと楽しいエッセイ。 小学生だった三人のお子さん達ももう随分と大きくなっていて感慨深い。宮下さんのエッセイを通してお子さん達の成長を何年も追っているので、もはや私も親戚のオバちゃん気分である。 三者三様のオトボケ具合(冴え具合?)は相変わらずで安定の面白さ。今回も三人の言動に何度も笑かしてもらった。 特に末っ子のきなこちゃんは、今回も期待を裏切らない。 本屋大賞受賞作家・宮下さんに対して「ママ、作文得意だった?」と無邪気に尋ねたり、英単語をおかしな風に間違えて英語の先生に爆笑されたり、ときなこちゃんが出てくるだけで今度は何を言ってくれるのか期待してしまう。 ワンさぶ子ちゃんを中心とした宮下家のエピソードの更なる続編が今からとても待ち遠しい。へへん! 宮下さんご自身のパニック障害の話、息子さんたちの巣立ち、亡くなられたお父さんのことなど、今回はしんみりする話も。母であり娘でもある宮下さんの素顔が垣間見れた。 特にパニック障害については、作家でありながらも、宮下さんの体を心配するご家族を苦しめたくない、という宮下さんのジレンマが痛いほど伝わってきた。 ご家族やワンさぶ子ちゃんと一緒の穏やかな暮らしを選んだ宮下さんの覚悟はとても素敵だと思う。 悩みながらもご自分だけの時間も作り、外への世界を少しずつ広げていく前向きな宮下さん。今後の宮下さんの活動にも期待が高まるばかりである。
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娘の思いがけない発想、微笑ましいし、びっくり。「人は読みたいようにしか読まない」「幸せというのはたいてい小さなところに潜んでいるのだ」わんサブの写真でもイラストでも、もっと見たかった。
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以前から宮下さんのエッセイを読んでいるので、お子さんの成長とワンさぶ子の日々の暮らしが微笑ましかったです。装丁が可愛いらしく、愛情豊かな家族エッセイだなぁ、と。読了後とても和みました。
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