アンナの土星 の商品レビュー
自分の周りに宇宙の話をしてくれる人はいない。 こんなお兄さんがいたら素敵だと思う。 中学生のアンナの日常的にある問題をお兄ちゃんは宇宙というスケールの大きな話で包んでくれる。 自分の日々の細々とした感情も海や空や宇宙を考えて一旦どうでもいいことって思えたら、少し息がしやすくなる様...
自分の周りに宇宙の話をしてくれる人はいない。 こんなお兄さんがいたら素敵だと思う。 中学生のアンナの日常的にある問題をお兄ちゃんは宇宙というスケールの大きな話で包んでくれる。 自分の日々の細々とした感情も海や空や宇宙を考えて一旦どうでもいいことって思えたら、少し息がしやすくなる様に思える。そんな事を思える一冊でした
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14歳のアンナのみずみずしい日々。いろんなことがあるけれど、宇宙が何よりも好きなお兄ちゃんの話を聞くと読んでるこっちまで、悩みがすーっと軽くなる。こんなお兄ちゃんがいたらいいなって思う読者も多いはず。 「今夜見た星の美しさを誰かに伝えたい気持ちのほうが、大きいんじゃないかって。...
14歳のアンナのみずみずしい日々。いろんなことがあるけれど、宇宙が何よりも好きなお兄ちゃんの話を聞くと読んでるこっちまで、悩みがすーっと軽くなる。こんなお兄ちゃんがいたらいいなって思う読者も多いはず。 「今夜見た星の美しさを誰かに伝えたい気持ちのほうが、大きいんじゃないかって。」というお兄ちゃんの言葉がすごく印象的でした。
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14歳のアンナちゃん。 お兄ちゃんは宇宙好きの大学生。 学校には仲良しのみずほちゃんがいる。 ちょっとした親とのケンカ。 友達との心のつながり。 そして優しいお兄ちゃん。 そこを歩いてる普通の中学生の日常。 益田さんのほんわかした文章。
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読んでいて楽しかった。 母親に対するモヤモヤした気持ちにハッとして、 「自分はアンナよりも 母親に近いゾーンに入ったんだな」と思った。 子どもの頃の気持ち、覚えていたい。 お兄さんに救われてよかった。 兄妹だから分かること気がつくことってあるよね、 わかる。
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ただ今夜の星空の話をしよう。 私にもこんな日々があったな。同じ中学生だった日々。違う、ひとりとひとりだけど、確かに同じ気持ちを持っていたよ。 アンナに見えない幸せと、私に見える幸せと、アンナに見える幸せと、私に見えない幸せがあるよね。 大事に、今日の星空を抱えて、いこう。
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本の薄さとあらすじ的に久しぶりの小説復帰のため優しいのをえらんだ! その割にじんっと響いてかわいいお話
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
星★3 14歳の女の子のリアルさに比べて、お兄ちゃんの何とも言えぬ違和感。自分に兄がいないのでわからないけど、兄ってあんなに優しい??歳が離れているから?いちいち「アン」って呼ぶのとかちょっとキモチワルイ… 宇宙の話はへーってなりましたし、女子のリアル感はさすが益田ミリさん!です。
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定期便の益田ミリさんですが、エッセイと漫画以外の小説を初めて読みました。 14歳、中学生のアンナちゃんと宇宙が大好きな大学生のお兄ちゃん、家族や学校のお話ですが、思っていることや出来事が中々辛辣でした。 でも、よく考えたら漫画でも結構辛口な事をいっている姉ちゃんとかもいて、あの...
定期便の益田ミリさんですが、エッセイと漫画以外の小説を初めて読みました。 14歳、中学生のアンナちゃんと宇宙が大好きな大学生のお兄ちゃん、家族や学校のお話ですが、思っていることや出来事が中々辛辣でした。 でも、よく考えたら漫画でも結構辛口な事をいっている姉ちゃんとかもいて、あの絵によって柔らかい印象を受けていたんだなぁと実感。 でも、益田ミリさんは本当に年頃の女の人の気持ちも、中学生の多感な時のちょっとした不安だったり、将来のモヤモヤだったり何とも言い難い気持ちを表現してくれているなぁと感じました。 死について漠然と怖いと思っていたのは、私もやっぱり中学生くらいだったのかも。 そこにお兄ちゃんの宇宙のお話が、とても和やかに穏やかにすーっと入ってくる感じ。 エッセイや漫画とはまたちょっと違う感じで、私は好きでした。
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とにかく宇宙オタクなお兄ちゃんがとても素敵…!妹のアンナちゃんを見てないようで見守ってくれている感じが… うちの兄貴に爪の垢をせんじて飲ませたい… 勝手に大学生の加瀬亮くんをイメージしながら読みました
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14歳中学生のアンナは、ルールに縛られた学校生活にいらだったり、交友や恋で悩むとき、大学生のお兄ちゃんから宇宙の話を聞くと何故だか心が穏やかになるのを感じるのだった。 宇宙マニアなお兄ちゃんがとても暖かい誠実な性格なのが感じられてアンナがちょっと羨ましくなりました。こんなお兄ちゃ...
14歳中学生のアンナは、ルールに縛られた学校生活にいらだったり、交友や恋で悩むとき、大学生のお兄ちゃんから宇宙の話を聞くと何故だか心が穏やかになるのを感じるのだった。 宇宙マニアなお兄ちゃんがとても暖かい誠実な性格なのが感じられてアンナがちょっと羨ましくなりました。こんなお兄ちゃんが私にもいたら良かったなぁ。(笑) 遥かな宇宙に思いを馳せることで、この地球上の狭い社会の中で生きていくことの意味が見えてくる感覚がとても心地よかった。お兄ちゃんのアンに語りかける言葉に、とげとげした心が丸くなって素直になっていくような温かさが感じられてほのぼのしました。 益田ミリさんらしい小説ですね。本当に癒されます。
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