食の商品開発 の商品レビュー
序章 商品開発とは 第1章 消費者ニーズを把握しよう 第2章 アイデア発想から商品コンセプトを創造しよう 第3章 食品開発の基本プロセス 第4章 ラボから飛びだしスケールアップ、そして製造へ 第5章 品質保証に万全を期す 第6章 環境保全に万全を期す 第7章 消費者からの市場評価...
序章 商品開発とは 第1章 消費者ニーズを把握しよう 第2章 アイデア発想から商品コンセプトを創造しよう 第3章 食品開発の基本プロセス 第4章 ラボから飛びだしスケールアップ、そして製造へ 第5章 品質保証に万全を期す 第6章 環境保全に万全を期す 第7章 消費者からの市場評価をフィードバックし顧客創造へ 第8章 ロングセラー商品の開発 終章 こころを豊かにする商品開発に向けて
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1.食品の開発についてもう少し深く知りたいと思ったので読みました。 2.本書の目的は、著者の経験を通し、人の心を動かし、喜びや楽しさ、満足感を与えることができる全貌について述べることです。サントリーに勤務していた著者は、商品開発に携わりながら多くの工場を回っております。商品開発...
1.食品の開発についてもう少し深く知りたいと思ったので読みました。 2.本書の目的は、著者の経験を通し、人の心を動かし、喜びや楽しさ、満足感を与えることができる全貌について述べることです。サントリーに勤務していた著者は、商品開発に携わりながら多くの工場を回っております。商品開発には発想力が問われがちですが、そのための下準備が非常に重要となっております。例えば、市場調査1つとってみても、どのターゲットを絞っていくのか、どの対象で区分けするのか等を考えると違った答えが出てきます。本書ではこれらの一連の流れを概略的に説明されており、現代の商品開発では何が重要かという結論まで書いております。 3.「開発すること=思いつくこと」がイメージとしてしみついていますが、そのためには人という生き物について深く理解していかなくてはならないと思いました。 そして、人間って面白いと思ったのは、いつもは消費者側でいられるのに、仕事になると急にその気持ちがわからなくなるという現象に陥ることです。おそらく、自社で売りたいのはこれ、自分が手をかけて作ったからという感情が強すぎることで消費者側の気持ちが理解できなくなると思いました。これを防ぐためには、消費者側でいるときに記録を残すことです。普段から実践しているので、新しいことではありませんが、これからも実践していかなくてはならないと改めて感じました。 成果を上げることに近道はなく、地道な努力でしか辿り着くことはできません。近道を求めがちですが、この気持ちをなくせるかどうかが今後の私の成長のカギだとも思いました。
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