米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト の商品レビュー
エビデンスに基づいた子育て、エビデンスがない部分の解説、そして、適切なアドバイス。翻訳特有の読みにくさやアメリカ的な解説なので減点。
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出産、育児に関する迷信や先人の知恵を、論文を紐解いて徹底的に検証していく本。うつぶせ寝が推奨されていた恐ろしい時代があったように、そもそも先人の知恵は往々にしてバイアスまみれで、後から科学的に検証され否定されるものも非常に多いです。 私は博士かつエビデンスを重視する精神科医ですが...
出産、育児に関する迷信や先人の知恵を、論文を紐解いて徹底的に検証していく本。うつぶせ寝が推奨されていた恐ろしい時代があったように、そもそも先人の知恵は往々にしてバイアスまみれで、後から科学的に検証され否定されるものも非常に多いです。 私は博士かつエビデンスを重視する精神科医ですが、1章の産後の項などは研修医のアンチョコ読んでんのかと錯覚するくらいエビデンスを元にした議論の質が高かったです。その後もその調子で、過去のデータから検証が困難なことにはきちんと分からないと記載し、弱いエビデンスには推奨のトーンを落とすなど、全体を通して科学者として真摯な姿勢だと言えるでしょう。研究デザイン、手法、結果への詳細な言及は控えめなので、人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが、多岐に渡る内容をこのページ数に収めようと思ったらこのバランスになるのは仕方のないことかと。 経験や直感が大事で論文のようなエビデンスは自分や子どもには当てはまらないかもしれない、というスタンスの人は読んでて面白くないかもしれません。でも定期接種化されている歴史あるワクチンだけは子どものために絶対打ってくださいお願いします。そして、カーネマンのFast&Slowにも書いてある通り経験や直感を強化することができる分野というのは ・再現性が高く ・自身の行動に対して速やかなフィードバックが得られる の2点が担保されている場面だけです。育児がこれにあてはまるとは到底思えないので、可能な限りエビデンスを利用したほうがいいと個人的には考えます。
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子育て中は色んな情報に混乱しがちだから、意思決定の軸を与えてくれる良書に巡り会えてよかった。 タイトルから受ける印象と違い、めちゃくちゃユーモアたっぷりでぐいぐい読める。
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Emily Osterは確かにすごい経済学者なんだけど「米国最強」っていうアホっぽい邦題はなんとかならんのか…という愚痴は置いといて、内容は子育て本の中でも信頼度が高く読める。 友人にエミリー・オスター三部作がある、と聞いて読み始めたのだがら、妊娠中、産後〜乳幼児、子ども期とい...
Emily Osterは確かにすごい経済学者なんだけど「米国最強」っていうアホっぽい邦題はなんとかならんのか…という愚痴は置いといて、内容は子育て本の中でも信頼度が高く読める。 友人にエミリー・オスター三部作がある、と聞いて読み始めたのだがら、妊娠中、産後〜乳幼児、子ども期という3つに大きく分けれていて、本書は2つ目に当たる。 例えば、 - 母乳育児かミルクでよいか(短期的な免疫は母乳により上がるが長期的な効果はない) - 添い寝はしてもよいか?(だめ) - 保育園に行かせるべきか?効果やデメリットは? - テレビやYouTubeを早い時期から見せてもいいか? - ねんねトレーニング(一人寝)はすべきか? - トイレトレーニングはすべきか? といった子育てをしていると発生する疑問に、客観的なデータに基づく研究を元に、自身の経験による小話を入れながら説明するスタイルである。 子育てについての言説のうち、エビデンスがあるもの、とくにRCTが行われた研究があるものを強いエビデンスがあるものとして、議論している。 様々な言説が飛び交ってきた子育て、今でもインスタグラムやTikTokで本当かどうかよくわからん子育てのコツみたいなのが氾濫しているが、子育てを行う上での意思決定にはエビデンスがあるものとないものがあるらしい。 信頼度が高いと考えられるのは、多くの文献を引用し、それぞれの事柄について両面から検討しているからだ。 研究や文献を引用していても、チェリー・ピッキング(都合のいい情報だけ引用する)ような言説は多い。 例えば、前日友人が見せてきた以下の動画では、母乳育児がIQを上げるとして、そのエビデンスとしてベラルーシで行われたRCT試験(PROBIT実験)を引用している。 https://www.youtube.com/watch?v=Bi2eR87NdAg しかし、本書では、近年PROBIT実験結果の再検討が行われた結果、IQが上がったのは言語系だけでありそれも研究者によって評価されたIQにバイアスが含まれている可能性があるとされている、という新しい研究(といっても2008年ごろだが)も言及されている。
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しつけは怒鳴ったり叩いたりしてはいけない。飴と鞭を一貫して使い続ける。 子供に怒っている理由を説明させることはできない。 本の読み聞かせは乳児から効果あり。
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子育ての様々な要素を統計的に正しいのかを検証している本で、第一子とかだと分からないこと、これをやってもいいのか疑心暗鬼になることも多いので、安心材料にはなる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
P224まで読みました。 図書館にリクエストして、かなり待ってきました。 でも、あまりにも今の私のニーズとはかけ離れていて…読み進められない。 出産や子育てに関して、経済学者らしく、データで分析。そのデータの信憑性も加味して、どう判断するかは、読者にゆだねています。 出産直後の話… ・会陰切開の話とか、出産時に産婦にかかる負担の事とか…意外と書かれていないことですね。 ・母乳育児が人口乳か…結論は、どちらでも良いけ。母乳の方が、頭の良い子に育つと言うが、母乳の人の方が、高学歴母の場合が多く、単純に比較はできない。など。 参考になるのかな?
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具体的に数字で、気になることを分析してくれており、答えが分からず不安なことをすぱっとまとめてくれている。内容も、考え方もとてもおもしろかった。
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かんしゃくについて 大人は怒ってはいけない、手を出すなんてもってのほか 幼児のしつけは、実は親のしつけ 親が、「ママは怒ってるから、トイレで気持ちをしずめてくる」と自分をコントロールする練習をする 小さな子供が癇癪を起こしている時、その理由をあれこれ考えるのは時間の無駄 どうして...
かんしゃくについて 大人は怒ってはいけない、手を出すなんてもってのほか 幼児のしつけは、実は親のしつけ 親が、「ママは怒ってるから、トイレで気持ちをしずめてくる」と自分をコントロールする練習をする 小さな子供が癇癪を起こしている時、その理由をあれこれ考えるのは時間の無駄 どうしてこんなに怒っているのか、突き詰めたくなる誘惑は強い しかし、子どもに何が問題なのか話させようとしても、それはほぼ無理 わからないから 癇癪の結果、希望が通る、とはさせない 実行できない脅しはしない 1.2.3マジック法式
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子育てに関する情報をエビデンスを示して与えてくれる。こうしろという記述はなく、こうした研究データがあるので、これらの選択肢がありますよというように示してくれる。一方で、巷で言われているあれこれはデータで否定されているなどの情報もある。子育てに関しては盲目的にSNSなどのデマを信じ...
子育てに関する情報をエビデンスを示して与えてくれる。こうしろという記述はなく、こうした研究データがあるので、これらの選択肢がありますよというように示してくれる。一方で、巷で言われているあれこれはデータで否定されているなどの情報もある。子育てに関しては盲目的にSNSなどのデマを信じる傾向にある。どんな情報に対しても懐疑的にみる私には最適な本であった。
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