ライオンのプライド 探偵になるクマ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
〇集合名詞、ライオンのプライド、探偵になるクマ、何だろう?何だろう?と思いながら本を手にとりました。 〇単語やそれぞれの言葉の語源、取り上げた動物たちの豆知識、世界の国々の文化、エッセイのように軽やかに読めました。 夏目漱石の小説の描写やワーズワースの詩も。 この本からさらに他の本も読みたくなる 〇紹介された集合名詞と動物たちのイラストと添えられた英文。絵本のよう。 …「A Lounge of Lizards Hanging out in the Cool Bar 」←これ、いっちゃんカッコイイ。イラストも素敵。トカゲ、クールかわいい。 〇 「⬜︎⬜︎⬜︎ of △△△s」 の文章にであったら、△△△の群れの意かもしれないと覚えておこう。 〇紹介しきれなかった集合名詞が巻末にも。 集合名詞(Collective Nouns ) …動物や物の集まりを指す独特の言葉。英語。 Group of ~でも間違いないが、使いこなすとかっこいい。 コナン・ドイル『ナイジェル卿の冒険』では、主人公が老騎士から集合名詞を学ぶ場面がある 中世のころ、狩りの獲物や家畜の群れを呼ぶことから生まれたものも。 語源はイギリスだけではない。 鹿:Herd of Deers 狼:Pack of Wolves 猟犬:Kennel of Hounds 猫:Clowder of Cats 雌牛:Flink of Cows 牛:Mob of Cattles 山羊:Tribe of Goats 羊:Drove of Sheep 馬:Harras of Horses 子猫:Kindle of Kittens 子豚:Litter of Piglets 猪:Sounder of Bodrs トナカイ: Team of Reindeers アナグマ:Cete of Badgers 狐:Skulk of Foxes コヨーテ:Band of Coyotes リス:Scurry of Squirrels シマウマ:Dazzle of Zebras フェレット:Business of Ferrets 駱駝:Train of Camels 熊:Sleuth is Bears 鼠:Nest of Mice 兎:Warren of Rabbits ビーバー:Family of Beavers ヘラジカ:Gang of Elks ライオン:Pride of Lions サイ:Crash of Rhinoceroses 虎:Ambush of Tigers ウォンバット:Wisdom of Wambats 鳥:Flock of Birds ガチョウ・雁:Gaggle of Geese カケス:Party of Jays フクロウ: Parliament of Owls カラス:Murder of Crows ナイチンゲール:Watch of Nightingales ハヤブサ:Cast of Falcons ヒバリ:Exaltation of Larks 卵:Clutch of Eggs アリ:Army of Ants ミツバチ:Swarm of Bees ニシン:Shoal of Herrings トカゲ:Lounge of Lizards ワニ:Bask of Crocodiles サソリ:Colony of Scorpions ラッパ水仙:Host of Daffodils 林檎:Bushel of Apples 野ばら・イバラ:Rush of Briars 花:Bouquet of Flowers 牧草・イネ科の草:Tuft of Grass 星:Cluster of Stars
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日本の集合名詞もなかなかのものですが、動物ごとに違う集合名詞があることがある(そして貴族の教養とされていた)英語もなかなかのものですね
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英語がまるで苦手な私でも、楽しく読めてちょっと賢くなれた1冊。 ひとつひとつの集合名詞の由来などが、わかりやすい言葉と可愛いイラストで解説されています。 ほんのちょっとの時間で読み進められるので、忙しいYA世代にもオススメです!(新ひだか町静内)
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