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恩田陸 白の劇場 の商品レビュー

3.8

22件のお客様レビュー

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2021/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「灰の劇場」出版記念の恩田陸ムック本。 全編、恩田陸尽くしで、「六番目の小夜子」から読み続けていて、「三月は深き紅の淵を」でぞっこんのファンになってしまった自分としては大満足でした。

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2021/06/30

あれも再読したいこれも再読したい、危うく本棚整理始めるところだった どのジャンルの作品だからとか気にしたことないな ただ「恩田陸」だから なのでSFやファンタジー、ミステリに戯曲、わたしの読書の幅は必然的に広がる ああ、楽しい

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2021/06/27

 恩田陸さん、大好きです。自分が結構作品を読んでることが分かって、ちょっと嬉しいです(笑) 作品の繋がりが分かるので、更に読み進めたいと思いました。

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2021/06/22

恩田さんファンならぜひ読んで欲しい一冊。対談ありゆかりの著名人のエッセイあり恩田陸全著作リストあり!! 特に大森望さんとの対談はめちゃくちゃ読み応えあり。ほぼ全作読了済みなんで楽しく読めたー!!

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2021/06/11

対談あり、様々な作家、著名人の恩田陸評あり、本人のベストブック&フィルムリストあり、全著作ガイドありの、完全保存版な一冊。 「恩田陸が大森望と全小説を振り返る」「恩田陸作品を読み解く10のキーワード」が特に興味深く、なるほどなあと思わされた。 単行本未収録作品も、上質な雑...

対談あり、様々な作家、著名人の恩田陸評あり、本人のベストブック&フィルムリストあり、全著作ガイドありの、完全保存版な一冊。 「恩田陸が大森望と全小説を振り返る」「恩田陸作品を読み解く10のキーワード」が特に興味深く、なるほどなあと思わされた。 単行本未収録作品も、上質な雑学と恩田陸ならではの着想、これから始まる何かの予感に満ちていた。自分の中でまた恩田ブームが来る予感がしている。

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2021/04/28

良いタイトルが良い小説を作る。 タイトルはその小説のコンセプト。桐野さんとの対談が印象的。 「光の帝国」実話なの?(笑) 桐野先生の「日没」の疑問が解けた。タイトルのように彼女が没しないと。自分の脳みそを他人に渡さない選択をするという。なるほどスッキリ。 朝井リョウさんの「蜜蜂と...

良いタイトルが良い小説を作る。 タイトルはその小説のコンセプト。桐野さんとの対談が印象的。 「光の帝国」実話なの?(笑) 桐野先生の「日没」の疑問が解けた。タイトルのように彼女が没しないと。自分の脳みそを他人に渡さない選択をするという。なるほどスッキリ。 朝井リョウさんの「蜜蜂と遠雷」の解説も印象深い。天才が登場する作品の書き方。なるほど。 松岡茉優さんの、先生が「亜夜ちゃん」って呼んでくれたという文章も、深い。 これを読むと、恩田作品を制覇したくなる。

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2021/04/26

恩田陸さんのムック本。 恩田陸さんは好きな作家さんだと思っていたのですが、発表されている作品の膨大さに対して、自分の既読作があまりに少なかったのに、自分で驚きました。 全作品の解説もあるので、これから未読作を楽しもうと思いました。 単行本未収録作 「ジョン・ファウルズを探して...

恩田陸さんのムック本。 恩田陸さんは好きな作家さんだと思っていたのですが、発表されている作品の膨大さに対して、自分の既読作があまりに少なかったのに、自分で驚きました。 全作品の解説もあるので、これから未読作を楽しもうと思いました。 単行本未収録作 「ジョン・ファウルズを探して」 「灰の劇場0一」 「灰の劇場0+」が掲載されています。 「恩田陸が選ぶ年間ベストブック&フィルム15年分!」は2006年から2020年の恩田さんが毎年自分のために書きとめてきた本と映画と舞台のリストで、素晴らしいと思いました。映画や舞台は無理としても本は、これも面白そうなものをみつけて読んでみたいです。 普通のブックガイドとは一味違うチョイスで、ミステリー系が多いかなと思いました。 小川洋子さんとの対談で「しょせん自分は「小説ファン作家」だということをものすごく自覚しているので、今いち作家という自覚がないです。(中略)サリンジャーなんか三冊くらいしか書いていないのに、やっぱり作家以外の何物でもないし、作家であり続ける。そういう人ですよね。その辺が「小説ファン作家」と本当の作家の違いだとつくづく思います」と述べられていらっしゃり、杉江松恋さんが「よく知られているように恩田陸は自らが影響を受けた作品について言及することを好み、作品の中でもオマージュを捧げている対象を隠さない作家である」とおっしゃっているのが、恩田陸さんの作家としての個性を端的に表現していると思いました。 とにかく読書量がものすごく多くて、読書から受けられた影響を作品の中に数多く内包していらっしゃる方だと思います。

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2021/04/17

奥多摩の橋から二人の女性が心中。 記事が頭から離れない女性の作家が小説を書く。 現在と小説の中、小説を元にした舞台化、3つの視点から物語は進んでいく。 生きていくことの虚しさが染み出てくる。 哀しいこの物語を読む必要はあるのか。

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2021/03/20

恩田陸ファンとしては見逃せない本。楽しみました。本当に全部読んでるな。我ながらすごい。個人的には最高傑作はチョコレートコスモスだと思います。続編希望。

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2021/05/02

面白かった。 恩田さんの作品はだいたい読んでいたが、オマージュ作品だと知らなかったものもあり、改めて色々読み直したいと思った。 個人的には桐野夏生さんと小川洋子さんの作品も好きなので、お二人と恩田さんとの対談も楽しめた。 これを読んでから灰色の劇場を読んでも楽しめると思う。

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