さよならの言い方なんて知らない。(5) の商品レビュー
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0番目のイドラ、人生を何度もシミュレーションしたあとの絶望と生きる意味、香屋たち虚構の存在が今後どのように生きる意味を見出すのか楽しみ 最後ウロボロスが出てきた、次が読みたい
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最新刊。 ここにきて、世界の形というかあり方が公開されました。 そしてこの状況を踏まえて、カヤ(って読むんだよね、多分)はどう動くのか?そしてアニメ監督との冒頭の会話はどう生かされてくるのか。カエルの役割はそういう事だったのか~とかとか。 それにしても自分が望む世界を構成出来た...
最新刊。 ここにきて、世界の形というかあり方が公開されました。 そしてこの状況を踏まえて、カヤ(って読むんだよね、多分)はどう動くのか?そしてアニメ監督との冒頭の会話はどう生かされてくるのか。カエルの役割はそういう事だったのか~とかとか。 それにしても自分が望む世界を構成出来たら確かに現実は虚しくなるかも… シミュレーションとはいえ、自分が望まない要素を排除して行ったらまさに夢の国だものなぁ… それが手の届く範囲にある世界は確かに、ちょっとコワイ。
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第5巻は二部構成となっている。4巻まで続いた架見崎の勢力争いが1〜3章、第4章から、架見崎の大きな秘密が明かされる。半分は何となく想像していた通りだったけれど、もう半分には素直に驚いた。正直、巻を追うごとに複雑化する架見崎の戦いにはもう付いて行けてなかった。が、ここで色々と根底か...
第5巻は二部構成となっている。4巻まで続いた架見崎の勢力争いが1〜3章、第4章から、架見崎の大きな秘密が明かされる。半分は何となく想像していた通りだったけれど、もう半分には素直に驚いた。正直、巻を追うごとに複雑化する架見崎の戦いにはもう付いて行けてなかった。が、ここで色々と根底から覆されたのでまたワクワクしながら続巻を待とうと思う。 作者は複数のシリーズを手掛けているが、共通するのは、生きること、生きることの意味である気がしてきた。作者なりに現実世界への絶望があって、それでも生きることを肯定的に捉えようとする思考実験の結果が作品なんじゃないかという気がする。そういや構造的に階段島と本シリーズは似ているんだな…
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