メダリスト(vol.2) の商品レビュー
演技の描き方が凄いのに、笑えるところは笑わせてくれるし、熱いところはしっかり熱くなれる。メリハリのきいた作品。
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漫画賞絡みできになったものだったか。フィギュアスケートにそこまで興味はないけど、本作は興味深い。”ボールルーム”に少し似ているのかな。絵柄も。続きも読んでみたい作品。
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【あらすじ】 フィギュアスケートでオリンピックを目指すべくタッグを組んだいのりと司。夢を応援してもらうため、二人は初めての大会・名港杯に挑戦する! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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何となく気になった『メダリスト』(つるまいかだ)の2巻。 この巻では私にとってなかなか興味深いテーマが詰まってて、 読み終えた後、「ほーっ……」という息を吐いてました。 以下その内容4点です。 ❶ 親の2人目の子供に対する視点 今回は主人公の姉は「何でもバランス良くこなすタイプ」。対して妹である主人公は「一点特化タイプ」。 その特化した部分をなかなか見つける事ができずにいたお母さんが「周りの声」を聞いて「この子はこういう子なのだ。いろんな事に自信がないのだ。」と判断してしまっていたのが、 今回の場合フィギュアスケートで大会出場及び優勝という形を目の当たりにした時、 「あの子の事、全然知らなかった。出来ないって言い続けてきたのは子の為なんかじゃなく、自分が傷つくのが怖かったからだった」という答えに至る。 【周りの声より、その子の声】という事の大事さがすごくわかるシーンだったし、 親の複雑だけど嬉しい気持ちってこんな感じなんだなぁとしみじみ思ってました。 ❷自身もやってるからこそわかる難易度 何の知識も経験もなく、1つのイベントを見ても「何かすごい」だけで終わるけど…… 自分でやってると「クオリティの高い技術がどれだけ難易度の高いものなのか」が見えたりする。(今回のお話の場合、【光ちゃんの演技を見た主人公と同じクラブの子達の反応】でした。) だから「何でもやって、新しい視点になる」っていう事は重要だし楽しいんだろうな。 いろんな事に対して深い所で「なぁにあれぇーーーーーーーーーー!!!」ってなりたいわ。 ❸ 人生2巡目 真剣に人生を送っている人にこそハッキリ現れるこの境目。 選手からコーチとしての人生を送る司先生見てるとそう思っちゃいます。 私にゃそれが曖昧だから「すっごいなぁ…」ってめちゃくちゃ思っちゃう。 反省だわ……。 ❹自信とは?? この巻の中で1番心に響いた言葉が↓↓ 「自信は人に貰うものじゃない。俺が…何度も俺自身を信用しないと。何でもかんでも武器だ強みだと思い込め。勝利への糧に変えていけ」 私自身が何かの勝負をしているわけではないのですが…… 「仕事に対する姿勢においてもこれは言える事だよね」と思いました。 誰かに許可もらって自信をつけるんじゃないのよ。 「自分でこうなんだ!」って思わな意味ないのよ。 ……………と1人熱くなっていたのでした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ……とまぁこんな感じでした。 今もなお「ほーー……」ってなってるわ。
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(再読)競技シーンの迫力がかなり良い。母親はまだ関係が修復可能な時期に、子供の成長に気が付けてよかったね。
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面白かった。お母さんの後悔に泣いてしまう。 いおりちゃんを応援してくれるお友達がいるなんて!と思ったらチームメイトだね。スケートでは縮こまらなくていいからいい関係ができたのかな、自信を持つということ素晴らしい。 光との初対面シーン盛りすぎだが嫌いじゃないぜ。
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夜鷹さん、実は良い人説。 (自分が何かしたわけでもないのに)目の前で足を滑らせた見知らぬ女の子を咄嗟に助けようとして、巻き添え食ってその子の下敷きになる。更に(何故か)麦茶を浴びせられたにも関わらず、怒りもせずに気絶したその子の身内を見守ってくれるという……ほら、良い人じゃん?!...
夜鷹さん、実は良い人説。 (自分が何かしたわけでもないのに)目の前で足を滑らせた見知らぬ女の子を咄嗟に助けようとして、巻き添え食ってその子の下敷きになる。更に(何故か)麦茶を浴びせられたにも関わらず、怒りもせずに気絶したその子の身内を見守ってくれるという……ほら、良い人じゃん?! ただ恐ろしく傲慢で情熱がなく、NGワードで逆鱗に触れようものならザクザク高所から滅多切りにしてくるだけでー…ダメじゃん。 閑話休題。 というわけで2巻は司先生といのり師弟にとって初めての大会。 大きな大きな夢を目指すからこそ、絶対に優勝したい最初の一歩です。 見所ばかりでした。どこが、ここが、じゃなくて、片っ端から全部熱い。 大好きなフィギュアスケートで一番になるために、勝つために全力を尽くすいのり。…いや、全力を尽くす、という言葉では語り切れない「全力を尽くすために懸ける思い」であったり、決心があるわけで。 小さなその姿から溢れ出しそうな強い意志や覚悟が見えるようです。 正直なところ、子供だから、未熟だからこそ凄い、尊いと感じられる要素はあるのですが、きっとそれを差し引いても、一人の人が強くなろうとする、成長する姿、その意思はこんなにも胸を打つ。 司先生ではないですが、ホント偉い子部門で優勝させてほしい。 大一番の最中、思い通りに動ける事、成長している自分に気づいて輝きを増していく姿、その楽しさやテンションの高さが実感として伝わってきていいんですよ、うん。 そして司先生もやっぱり熱くて。 今巻の最大の見せ場はやはり「人生ふたつぶんの勇気の力」ですが(これはもうめちゃくちゃ熱い。憧れを振り切って躊躇いも怯みもないのが素晴らしいの一言に尽きます)。 他に、試合前のいのりにかける言葉が良かった。理想のような「信じてる」で、最高に染みる「信じてくれ」。 こんなにも迷いのない励ましがあるだろうか。いやない。 何というか、司先生は自分に自信がない人のはずなんだけど、決心した事に関しては全くブレないのがホントに凄いと思います。 きっと自分を信じるというより、「いのりがメダリストになれる」と信じているんだろうなぁ…。 つくづく素晴らしい師弟です。 いのりのお母さんの気持ちも凄く分かるというか。 自責だけじゃなく、心配する気持ちもあるんですよね。でも娘がその心配を振り切って駆け出して行ったら、それを止めるのは自分の弱さだと…そう思えるのは偉いなぁ、と。泣けました。 その上で、蛇崩先生が良い味出してますね。 てっきりチャラ男系かと思ったら(ひどい)、締めるところビシッと締めるいい男。ノリの良さも含めて司先生の先輩&ライバルとして活躍できそうです。知らんけど。 というか、いのりの笑顔を評した蛇崩先生に対する司先生の圧に爆笑。ガチですわー、この人全力過ぎますわー。 そんなこんなでやっぱり先が楽しみ。 いつ光と対決するのかなぁ。早く早く。 「2回転いたもん」に至るまでの流れが最高に可愛いと思いました。まる。 それにしてもいのりの姉・実叶…想像以上にぶっ飛んだキャラだったなぁ…。 パワフルでテンション高すぎ。いのりと真逆…あ、いや、いのりも素はこんな感じかー(1巻の光押し倒し事件)。
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1巻に引き続きフィギュアスケーターとその"""熱量"""をガンガンに浴びて元気になりました。 この漫画にはおそらく日光と同じ成分が入っていると思います。
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