ひざ痛 変形性膝関節症 自力でよくなる！ひざの名医が教える最新1分体操大全 の商品レビュー

黒澤尚(著者)

2022/08/07

[墨田区図書館]

黒澤医師、他三名の医師による"なるべく手術をしない"、"足に負担をかけない鍛え方"によるひざ痛改善策。
・黒澤尚(順天堂大学医学部整形外科学特任教授)
・池内昌彦(高知大学医学部整形外科教授)
・渡辺淳也(千葉大学大学院医学研究院特任教授)
・巽一郎(一宮西病院人工関節センター長)

椅子に座って片足をあげる「足あげ体操」や、「太もも力こぶ運動」、「つかまり足踏み」など。ひざ痛の人は歩き過ぎず、5000歩程度で。またこわばり痛みを和らげるため、「お風呂での屈伸やストレッチで可動域を広げる」ことも。

痛みの起因として、膝蓋下脂肪体が刺激を受けることで、その内部の神経が痛みを生じることもある。膝蓋下脂肪体が腫れると痛みを生じやすく、更に炎症が長引くと繊維化して硬くなると血管新生が行われて、痛みを伝える神経をも増やしてしまうために痛みが増幅してしまう。なので、「椅子に座ってのひざの曲げ伸ばし」、「膝を伸ばした状態でのお皿ゆらし」などで、膝蓋下脂肪体を柔らかくしてあげるとよい。

恐らく同じシリーズとして、「ひざ痛　変形性膝関節症　ひざの名医15人が教える最高の治し方大全」、「ひざ痛　変形性膝関節症がわかるQ&A事典　完全版」がある。