犯罪社会学者・椥辻霖雨の憂鬱 の商品レビュー
犯罪を専門に研究はしているが、探偵ではない。 一緒に暮らしている姪は幽霊が見えるので 犯人探しは楽? と思ったら、そうでもなかったです。 確かに、姿が見えるだけで、話せるわけでもないので そこは自力になります。 推理小説、ではないので、そのまま読んで 想像していくので、犯人に...
犯罪を専門に研究はしているが、探偵ではない。 一緒に暮らしている姪は幽霊が見えるので 犯人探しは楽? と思ったら、そうでもなかったです。 確かに、姿が見えるだけで、話せるわけでもないので そこは自力になります。 推理小説、ではないので、そのまま読んで 想像していくので、犯人には驚きでしたが。 確かに、登場人物の中に犯人はいるものですが そうなのか…でした。
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犯罪を専門に研究する社会学者と、霊が見える親戚の少女がある連続自殺事件を調査する。 住人が連続死する呪いの町屋の真相はいまいちインパクトがないが、毎章冒頭の社会学の講義は興味深く、二人の不器用な関係もよかった。続編があるようなので読んでみたい。
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犯罪についての社会科学を研究している椥辻霖雨准教授が主人公。叔父の家に居候しているが、そこへ不登校のはとこ椥辻梅子が同居することになる。梅子は死者を見ることができ、首つり自殺と思われた事件現場に、違う霊を見てしまう。自殺ではなかったのか。霖雨と梅子はその真相を探っていく。最後は驚...
犯罪についての社会科学を研究している椥辻霖雨准教授が主人公。叔父の家に居候しているが、そこへ不登校のはとこ椥辻梅子が同居することになる。梅子は死者を見ることができ、首つり自殺と思われた事件現場に、違う霊を見てしまう。自殺ではなかったのか。霖雨と梅子はその真相を探っていく。最後は驚きの結末が待っているのだ。うーむ、出てくる登場人物たちにもう一息の魅力が欲しいところ。それに、話の展開がちょっとまどろっかしいかな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【収録作品】プロローグ/幽霊の見える同居人/自死と殺人/孤独な21グラム/助けを求めたのは誰か/エピローグ 犯罪専門の社会学者・椥辻霖雨は、叔父の家で同居することになった不登校の中学生・椥辻姫子の頼みで、近所で起きた自殺事件を調べることになる。 他人は他人、その考えはわかるはずがない。それを認識した上で共同生活するのが社会、という主人公のスタンスや考え方には共感する。みんながそれをわきまえれば、よほど生きやすい世の中になると思う。 ただ、「やむなしなこと」と「面白い」と言った後にいちいち、「興味深い」と言いかえるのは、極り文句でのキャラづけなのだろうが、頻発しすぎでうっとうしい。
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霖雨と姫子の不器用な感じがもどかしくも微笑ましい。2人ともトラウマを抱え、姫子は死者が見えるという設定。 毎回、社会学の講義から入り、とても興味深かったです。霖雨の独特な思考回路もよかったです。
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社会問題でもある自殺について考えさせられる 本だった。 主人公である椥辻霖雨と椥辻姫子の不器用さが 描かれていて、難しいところもあったが もし続きがあるなら読んでみたいと思う。
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「無味乾燥な記録にも、そこには生きた人間がいた。例えば新聞の片隅の記事、自殺者数の統計にも――」 椥辻霖雨は京都の大学で教える社会学者。犯罪を専門に研究する、若き准教授だ。 霖雨のもとにある日、小さな同居人が現れた。椥辻姫子。14歳、不登校児。複雑な事情を抱える姫子は「死者が見え...
「無味乾燥な記録にも、そこには生きた人間がいた。例えば新聞の片隅の記事、自殺者数の統計にも――」 椥辻霖雨は京都の大学で教える社会学者。犯罪を専門に研究する、若き准教授だ。 霖雨のもとにある日、小さな同居人が現れた。椥辻姫子。14歳、不登校児。複雑な事情を抱える姫子は「死者が見える」らしく……。 頭脳明晰だが変わり者の大学教授と、死者を見、声を聞き届ける少女。二人の奇妙な同居生活の中、ある自殺が起きる。そこは住人が連続死するという、呪いの町屋で――。 大ヒット中、究極のサスペンスミステリシリーズ『破滅の刑死者』の著者による待望の最新ミステリ!
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