ひびけわたしのうたごえ の商品レビュー

カロライン・ウッドワード(著者),むらおかみえ(訳者),ジュリー・モースタッド(絵)

2023/12/19

6歳のカロラインが、スクールバスの乗り場までの長い道を、雪を踏み分けて歩きます。歌いながら歩く姿が朝を呼んでくるように清々しいです。小鳥たちや木々のやさしい視線も感じます。

2023/11/19

6歳の少女は、スクールバスに乗るために長い道のりを歩いて行く。
ひとりっきりで、まっくらやみの森の中にいると、かさこその音がするだけでだれか見てる⁇と
でも　たちどまらない。
うたを歌うとあたりがぱあーっとあかるくなった。
どうどうと並ぶ木は、つよくてりっばなへいたいさん！
力をちょうだいって言いながらすすむ。
スクールバスが見えるとホッと安心。
みんなの笑顔がまっていた。

6歳の少女の不安な気持ちがとてもわかる。
子どもにとっては、長い長い道のりをどうやって気を紛らわせるのか…と。
歌を歌うなんて、楽しくなる。
兵隊さんに見立てた木も守ってくれてると思う。

2022/12/26

スクールバスに乗る為に長い道のりを雪の中1人で歩く6歳の少女のお話しです。
作者の実体験だそうです。

実は暗い森の中、不安とドキドキと…もう心細さで一杯。でも歌うことで自らを奮い立たせ頑張る姿が、めちゃくちゃかっこいい！
不安に打ち勝つ方法、読んだら習得できますよ、笑！

誰にでもありそうな経験、ちょっとづつ大人になるそんな時、きっと背中を押してくれることでしょう！

訳はあの#村岡花子　さんのお孫さん村岡美枝さんです。日本語のリズムが心地良くまるで詩のようです。
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#ひびけわたしのうたごえ
https://amzn.to/3PxGYiM
#カロラインウッドワード　文
#ジュリーモースタッド　絵
#むらおかみえ　訳
#福音館書店

2022/05/07

｢私が6才だった頃､長い長い道のりを歩いて学校へ通っていた･･･｣ カナダのセシル湖畔の家から､スク－ルバスの停留所までの暗くて深い森を､一人で歩いた作家自身の少女時代の思い出を､素朴な画風のイラストで､孤独と不安､困難を乗り越える逞しさが表現された､目にも鮮やかな絵本｡「私が6才だった頃､長い長い道のりも､歌って歩けば 暗闇 消えた」　バスの中はホワ－ッと暖かい､みんなの笑顔がまっていた､さあ､新しい一日の始まり･･･｡

2021/06/02

お日さまがのぼる前の暗い朝、女の子が家を出ます。
雪の道をスクールバスに乗るために。
カサコソ気配を感じたり、ウーウーホーホー音がおっかけてきたり。
少し気持ちがくじけてしまったら、深呼吸して歌を歌ってみよう！

・カナダの絵本です。
・著者のカロライン・ウッドワードさんは、お仕事が灯台守で灯台に住んでらっしゃるんだとか！素敵だ。憧れる。

☆あたたかい家でお母さんにあたたかい格好にしてもらって、キンと冷たい雪景色の中へ。吐く息の白さやほっぺたの冷たさも感じる。
☆歌ってお日さまを呼んだときの場面に差しこむ明るさ！
☆これから一日が始まる嬉しさも。